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2011.01.03
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カテゴリ: 映画鑑賞



【22%OFF!】マイネーム・イズ・ハーン 【ニュー・ベスト・ヒット】(DVD)


2010年インド映画です。

カラン・ジョーハル監督お得意の「歌と踊り」を今回はあえて封印し、インド映画で初めて

自閉症を正面から取り上げたそうで、上映時間は162分と「ガンジー」も顔負けの大作

です。

映画の長さだけでなく、もちろん中身も大作でございました。(*`◇´*)


リズワン・カーン少年は、インド、ムンバイの中流家庭で、伝統工芸の刺繍で一家の生計

を立てる母ラジア(ザリナ・ワハブ)と弟ザキールと暮らしておりました。

リズワンは自閉症でしたが、まだ周囲もそのことがわからず他の子とは違うリズワンを母は

ことの他気に掛け、外国帰りの暇そうな博士の所にリズワンを通わせたり、壊れた電化製品



ールは兄の世話ばかりで自分のことに気をかけてくれない母に反発・兄に嫉妬し、18歳に

なるとミシガン大学の奨学金を取ってさっさとアメリカに留学してしまいます。

ザキール(ジミー・シェルギル)がアメリカで就職し落ち着いてから母と兄をアメリカに呼び

寄せようと手続きを申請して間もなく母は他界してしまい、リズワン(シャー・ルク・カーン)

1人が弟夫婦の住むサンフランシスコに渡ります。

ザキールの妻ハシーナ(ソニア・ジハン)は心理学者で、リズワンがアスペルガー症候群で

あることにいち早く気づき、リズワンを診察やカウンセリングに連れてゆきます。

ザキールの自然化粧品セールスの仕事を手伝い始めたリズワンは、訪問先の美容室で快活で

美しいヒンドゥー教徒の女性マンディラ(カージョル)と出会います。

マンディラには前の結婚での息子サミールがおり、異教徒であるリズワンからのプロポーズに

根負けして応じます。



マンディラとサミールと共に新しい町バンヴィルに引越し、マンディラの美容室をオープン

させ、マンディラの親友サラ、その夫マーク、息子のリースとも家族ぐるみで親しくなり、

順風満帆の生活を満喫していたリズワン達でしたが、ある日突然その幸せな生活がガラガラと

大きな音を立てて崩れ去ってしまいます。

それはあの9.11事件を境に…。




乾く暇なくまた次の涙が出てくるって感じで、相当泣きました~。

アメリカ在住のイスラム教徒、とりわけ西アジア・中東出身者の受難の日々を想うと

胸が痛くなりました。

実は私のパキスタン人(イスラム教徒)の文通友達もアメリカに渡り、妻と娘と暮らして

おりますが、9.11以降暮らしぶりが変わったのではなかろうかと心配しておりましたので、

リズワン達の姿が私の友人一家にダブって見えました。

時代や形は違えど、太平洋戦争時に日系アメリカ人の方達が直面した差別や境遇に近い

受難ではなかろうかとも私は考えながら見てしまいました。

自分の文化や宗教を大切に思うのと同じぐらい、相手の異なる文化や宗教に敬意や配慮を

示す気持ちが何より大事ですよね。

私も、リズワンのお母さんの言葉と同じく、肌の色や宗教、文化の違いがあっても本質的に

人間に大差はないと考えています。

善人か悪人かその違いは、その人自身の人間性に寄るものだと思うから。

私はこの映画は「フォレスト・ガンプ」をはるかに凌ぐ作品だと思ってます。

はたして、アカデミー賞にノミネートされるでしょうか。

ま、せいぜいされて外国語映画賞部門かなあ。

というか、自分達の痛いところを突いた映画を取り上げ、評価する度量の大きさが

アメリカのアカデミー協会にあるとは到底思えないので、たぶん取り上げられないような

気はしてます、残念だけど。

マイケル・ムーアさんほどの度量はないよねえ。

主演のシャー・ルク・カーンの熱演、とても素晴らしかったです。(^-^)//""

私が審査員なら主演男優賞に決まりですわ。

この人実はムキムキマッチョな体らしいですが、本作では全くわかりません。(^▽^;)

相手役のカージョルは、瞳のとても美しい(吸い込まれそうな感じ)女優さんでした。

2人とも歌って踊れる俳優でしょうが、今後も歌も踊りもない映画でも世界的に活躍して

もらいたいものです。

異例の☆7点をつけましょう。(☆5点じゃ足りないからね。)


☆☆☆☆☆☆☆








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最終更新日  2011.01.03 16:00:41
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