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2006.01.14
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1月15日になりと考える事がある。

それは......
今の自分は、アイツが見たらどう思うんだろう。
今の自分は、アイツに胸を張って言える事をしているのだろうって。


自分とアイツとの出会いは小学校の1年の時だった。
この時はクラスメイトと言う感覚だったのだが、数年後彼との関係が少し違ったのもへと変化する。

それは、小学校5年で再度同じクラスになった時である。



当時の妹は、小児喘息の発作の為に夜中に病院へ走る事がよく有った。病院では、小学校卒業式を迎える事が出来ないかもと言われていた妹だった。しかしアイツは妹よりも症状は軽くはあったが、中学校を卒業できないかもと言われていた。その事は、掛かり付けの病院が一緒だった事と、同級生のお母さんがその病院で看護師をしていた事などから聞いていた。(と言っても当時は何を意味するのか分かっている訳でもないので、普通に大人になって、年を取っていくもんだと思っていた訳ですが。)心臓の疾病の為に水泳などの運動を止められていた自分から見ると、身体作りのためにスイミングスクールに通っていた彼は羨ましくもあり、泳げるって事は尊敬していたので........



その彼が6年生の三学期に入ってすぐの事、この世を去った。



卒業を控え、彼は少しでも空気の良い奈良へ引っ越してしまうので、引っ越しても友達で居ようねって話していたのに。
小学校の卒業式も間近だったのに。




その彼の年回事を1月15日の成人の日に、彼の親御さんが行ってくれていた。自分の子供が大きくなった姿を僕達に重ねて楽しむんだと。



だから、僕にとっって成人の日は一年で最も大切な日である。




いまでこそ成人式を第二月曜日に行うようになったが、成人の日は僕達仲間にとっては大切な日である。





今の成人式に見られる大人として、人間として恥ずかしい光景をアイツはどう見ているのだろうか。
あんな奴らの様にアイツは成りたかったのだろうか。
アイツはどんな大人に成りたかったのだろうか。
アイツに胸を張って会える人間に僕は成っているのだろうか。
アイツは今、僕をどう見ているのだろうか。
アイツは今、




いつか自分も彼の居る場所へ行く事になる。
その時に胸を張って彼に会える人間に成っておこうと思う。






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最終更新日  2006.01.14 23:56:46
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