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2015年09月29日
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テーマ: 医療と介護(66)
カテゴリ: 介護
河野先生の著作やブログで詳しく知ることができますが、レビー小体病は症状が複雑で多岐にわたり、人それぞれで一般の医師には診断をつけにくい病気です。それに専門医に診断をつけてもらったとしても、今のほとんどの医師が行っている一般的な治療では、症状を和らげる事は難しいと思います。

母のようにパーキンソン症状と薬剤過敏、自律神経症状の三拍子そろった厄介なパターンの場合は、今おこなわれている一般的な治療では望みはほぼ皆無でしょう。

 たとえば、うちの母の場合・・・・

 ある日突然、立つことも歩くこともできなくなり、病院へ。
当初、パーキンソン氏病と診断でその治療を受けていました。でも、その治療が、恐ろしい事を引き起こしました。 薬の投与、Lドーパで、動かなくなった体は徐々に動きがよくなり、暗かった表情も明るくなり、回復に向かっている・・・と思ったのもつかの間、転倒し、大腿骨を骨折、入院したのです。
 薬の投与で、一見活気がもどり、元気になっているようでしたが、その裏で、本当はレビーなのにパーキンソンの薬だけが投与されたために、認知機能が少しおかしくなり、妙なハイ状態になっていたのです。
「危ないから、一人でたたないで」と何度言っても「わかった」「立たないって言ってるでしょ」 と言い返しつつ立ち上がる。

 変! 絶対何かが変!パーキンソンだけで、こんなに心のブレーキがきかなくなるの?



 そして、その後 パーキンソンではなく、パーキンソン症状をともなうレビー小体型認知症だと診断されました。

 実は、症状が悪化する前から、認知症を疑う変な感じは、いろいろあったのです。

★歩くのが異常に遅く小刻みにしか足が出ない
★何もなくてもよく転ぶ
★食事にすごく時間がかかるだけでなく、食欲もおちてきた
★飲み込みが悪く、食事中によく咳き込む
★夜中に大声で寝言を言う
★歩きながら手袋がはめられないなど、同時に二つの事ができない
★歩きながら食べたり飲んだりできない
★薬で副作用が出る これまで大丈夫だった薬でもでた
★いつも笑顔が絶えなかったのに、陰気な顔をしていることが多い

★機嫌が良いはずの時もしかめ面をしている
★よく知っている道を間違う
★止まってといわれてもすぐ止まれない
★自分が間違っていてもそれを認めない
★しんどいということが多くなり、簡単なことも自分でしない

★いつも捜し物をしている なくし物が増える

ほかにもいろいろあって、認知症を疑って、お医者さんがた数人に(母はいくつかの病院に定期的に通っていた) に相談したけれど、みな「歳だから」で済まされていました。ちなみに、よくレビーの3大特徴と言われるもののひとつ、幻覚は全く出ませんでした。

それに今思えば、
★疲れると出る、動けないほどのめまいと吐き気
★血圧が乱高下する突発的な頻脈
★夜のトイレ時の胸苦しさと発汗

も、レビーに対するそれなりの投薬(コウノメソッドの実践医がおらず私が主治医に頼んでそれに近いものを出してもらっているので) ができるようになると、すっかり治まったことを考えると、これもレビーのしわざ、自律神経症状だったのではと思います。
検査で心臓そのものにも血管にも異常はないといわれながら、徐脈も出てきたからとペースメーカーを入れましたが、しばらくは頻脈の発作をよく起こしていました。今は、まったく発作も起こさなくなった事を考えると、見当違いな治療を受けたのではと疑いたくなります。

 もっと早くレビーと診断がついていれば、もっと早くコウノメソッドを知っていれば、と悔やまれますが、それでも、進行が早いと言われているレビー小体病で、一度は意思の疎通も難しい位のほとんど最悪の状態に落ちながら、今はそれなりの声量で会話もでき、流動食ながら口から食べられ、しかめ面の中にですが、たまに笑顔もできる状態に戻り、それを維持できているのだから、ありがたいと思っています。

 レビーは進行がはやく、特に自律神経症状が強い場合、 治療を間違えると即、命や生命に質に関わる病気です。
 自分や家族が、なんか変だと思ったら、すぐにレビースコアをはかって見ることをお勧めします。

 レビースコアは、いくつかの項目に当てはまるかどうかで、レビーらしさをはかるもので、河野和彦先生の著作や無料でダウンロードできるコウノメソッドにあります。(他の認知症のスコアもあります)

 そして、レビーでは?と疑いをいだいたら、またレビーと診断されていて治療が思うような効果が出ないとか、かえって悪くなったというなら、 コウノメソッド実践医に駆け込むことをお勧めします。

 ただ私の場合、近くに実践医はいません。
コウノメソッドの実践医が近くにいてくだされば、最適な治療をしてもらえるのに、残念ですが、遠出ができるほどの体力のない母なので、私がなんとかするしかありません。
 素人の私でも、・・・いろいろな制限があり、メソッド通りの治療はできないにも関わらず、勉強し参考にすることで少しはよくすることができ、悪化をなんとか食い止め遅らせています。

 コウノメソッドの実践医の方に診療をうけられれば、もっと母も良くなるはず。
そんな日を夢見て、頑張っています。
高齢者に時間は待てる時間はあまり残されていません。
来月、来年が来るのが当然だと思える若く元気な人たちとは違うのです。

少しでもはやく、コウノメソッドの治療が標準の治療として
誰もがみな受けられる日が早く来てほしい
一日でもはやく来てほしい

昔のような 母の心からの明るい笑顔が見たい
それが 一番の願いです。





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最終更新日  2019年01月22日 10時59分28秒
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このブログではドクターコウノの認知症ブログを参考にさせていただいています。
http://nagoyaforest.blog.jp/

 ここで紹介されている コウノメソッド こそがこれからの高齢化社会、認知症にとって救世主となるモノだと思います。これから、一人でも多くのお医者さんがコウノメソッドを採用して、本当に患者や介護者を救ってくださることを心から願っています。




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