全672件 (672件中 1-50件目)
私の日曜の夜の過ごし方に小さな変化が。えっと、正確には「日曜の夜を過ごす私の心情に小さな変化が」というところでしょうか。先週と今週「風林火山」→「華麗なる一族」というベタなドラマのハシゴをやったわけですが、なにやら「華麗なる・・・」の方が面白いんでないの? 「風林火山」は例年の大河ドラマとは一線を画して健闘しているものの、やはり原作にないオリジナルストーリーの間は回を経るごとに辛くなる。それに登場人物が多くなればなるほど、全体の演技のレベルが低下している・・・さしあたり今日のA級戦犯は浅田○代子というところか。あれでは公家の侍女ではなくて小うるさい近所のおばはんである。対して「華麗なる・・」の方は北大路欣也が全体を締めている。おまけに原作を知らなければここのところの展開はかなりスリリング。・・・ま、時々われにかえれば「キムタクのコスプレショー」にも見えてしまうのだが(笑)ところで、万俵家の居間に飾ってある先代の肖像画はなんとかならんか?オンエアー中、かなりドキドキしながら見ていたがあの肖像画で爆笑こいた私であった
2007.02.18
活字中毒からの脱却!を年始の目標に掲げたものの・・・あぁ、今のところ例年同様、いやむしろ速いペースで本を貪り読んでいる何だか「禁じられたこと(この場合自分で禁じているだけだが)」って意志に反して手を染めてしまうのである・・・と開き直ってるぐらいなら年始の日記を消してしまってなかったことにしようか数週間前「再来年の大河の配役決まる」というニュースを見て(この大河は絶対見ないけど)、ふと借りてしまった「坂の上の雲」(全8巻)。あぁ、司馬遼太郎の作品は麻薬だ・・・・。この間長い長い日露戦争がやっと終わって「完」の字が現れた。今や誰も信じちゃいないけれど、それでも一応「活字中毒からの脱却」は引き続き生活目標にすることとする・・・。この春はルックス=一見読書なんて縁のなさそうな「きれいなお姉さん」ならぬ「小ぎれいなお姉さん(きれいな、はいくらなんでも余りにおこがましすぎて)」を目指し、水面下でバリバリと動くこと。
2007.02.13
ものすごく久しぶりにかいている。自己表現なんぞという高尚なもんでは勿論なく、単なる生きてる記録だと思ってもものすごく面倒くさい年明けてからハマってることが2つ。ひとつはドラマシリーズ"アリーマイラブ"の再鑑賞。なぜってレンタルに行っても知らない作品のパッケージを読んであれこれ吟味するのが面倒くさい(笑)・・・面倒くさいの連発で無気力さが充満してますが、これはもともと好きなので。ついでにレンタルショップと自宅の往復も面倒くさいので、DVDボックスでも買おうかという考えもちらと頭をかすめた。・・・あ、また出てしまった、面倒くさいもうひとつハマっているのは・・・大河ドラマ"風林火山"・・・・あぁ、もう笑いたい人は笑ってぇぇぇぇ年初に「思索より行動」「活字断ち」なんぞと決意を新たにしたものの、行き着く先はこれなんて・・・文字にしてみると情けなさ倍増ええいっ、1月後半からは有言実行!
2007.01.19
今年最初の日記・・・といっても結局本のことになってしまう(笑)年末に多量に借りこんだ本の山。おそらく全部は無理だろう・・・と思っていたが今のところ、一冊を残して完読。己の多読振りに少し怖気づいたりもする活字中毒からの脱却・・・心がけねば。その中で印象に残った作品は「妊娠小説」(斎藤美奈子)。「妊娠(ここでは主として婚外妊娠)」を扱った古今の文学作品を取り上げ色々な切り口から論じているが、語り口は軽妙にして内容はなかなかに味わい深い。妊娠とは一見女性が語りの専売特許を持つかと思われるようなテーマなんだけれど、それを扱う作品とて実際は男性本位なものばかり。文学界とて所詮圧倒的に男性支配の世界なのです。もう一冊「谷崎潤一郎集」で「吉野葛」や「春琴抄」を再読。「春琴抄」はこれぞ”S○”の教科書(うざいトラバを付けられるのが嫌で敢えて一文字伏せてみたけれど・・・)!鞭や蝋燭やピンヒールはなくても本人達には至福のS○関係。文章は充分に堪能するも究極の愛のかたちにはやはりドン引きしてしまう私はどうやら全うな嗜好を持つ人間らしい
2007.01.03
あけおめ。ということで今年の目標を簡潔に。1.「思索」より「行動」を。2.活字中毒からの脱却。3.新たな可能性の模索。
2007.01.01
年末年始に読み倒す本を図書館で借りてきて、一番始めに手をつけた本が「レディ・ジョーカー」だったのだが、余りに強烈で読み終わった今ちょっとした虚脱状態(笑)上下巻で1000頁あろうかという本を勤めの合間も含めて1週間で読みきったのはひとえにこの本がすごいからです。内容、心理描写、その他諸々この小説を構成する全ての要素が読者を圧倒してる。実は7年ほど前に一度この本を手にしているのだけれど、そのときはこれほどの強い気持ちを感じなかった記憶がある。でもあの時から7つ年を重ねて読むと、こんなにも受け止め方が違うものかな、と少し驚き。・・・私も多少は精神的に成熟した、というしるしだろうか(笑)
2006.12.24
年末年始用に借りこんでいる本のタイトルだけ羅列しておこう。1.レディー・ジョーカー 読了 2.バスジャック 三崎亜紀 ・・・途中まで読んでいるが、私どうもこの人の作品とは相性が良くない予感(笑) 3.妊娠小説 斎藤美奈子 4.谷崎潤一郎集 5.容疑者Xの献身 東野圭吾・・・実をいうと対して興味のない著者なのですが、直木賞受賞に敬意を表して。 6.死者の奢り・飼育 大江健三郎・・・カミュの作品集(シーシュポスの神話が収録されているので)を借りようかと思ったがさすがに年越しにはちと重い(笑)で、カミュを日本国内にシフトさせたらどの辺りの人になるのだろう・・・と思案してふとこの人が思い浮かんだので。本当に正しくシフトさせた人選なのかどうかは全然わからない(笑) 7.英語屋さんの虎の巻 浦出善文・・・個人的嗜好の一冊。 8.きれいになる「お取り寄せ」 佐伯チズ・・・なんでこれが手元にあるのか今もってわからんが(笑)こんな私でもお礼や何やで人様に物を送る時があるのでそのときの参考にと思いました。でも多分母親に読ませて終わるでしょう。
2006.12.23
週末ハラワタ煮えくり返り、余波を食らって憂鬱な土日(笑)決定的な予定がないとついつい部屋で憂鬱な気分を満喫してしまい悪循環。そんな中で「何とか怒りを忘れねば!」と、10年以上前に購入したJアーチャーの本をたてつづけに読む。何がすごいって金~日の2日強で3冊。つくづくこのエネルギーをもっと有益なことにぶつけたかったと思うのだが(笑)、とにかく久しぶりに読んだアーチャーは相当面白かった。ちなみに何を再読したかというと「新版・大統領に知らせますか」「ロシア皇帝の密約」「百万ドルを取り返せ」。面白さは後になるほどいや増しでした。いや、ほんと「百万ドル・・・」はかなりの傑作。”スティング”を髣髴とさせるが、スティング以上に仕掛けも多くてお洒落、おまけにこのエンディングが傑作を傑作たらしめる締めもし30年以上前の傑作娯楽小説を楽しむことに興味があるのなら是非一読してくださいな。失望はしないはず
2006.12.11
「犬神家の一族」が見たい・・・・そう思って公式HPをのぞいた私は、もう見る気が失せました・・・・・。なんで、珠代(珠世?)が松嶋菜々子????珠世(で合ってるかどうかはわからんがもう知らん)ってうら若いお嬢さんなのではないのですかい?間違っても三十路なんてまだまだ見えぬピチピチのうら若いお嬢さんではないのですかい?かれこれ15年以上前に見た(と思われる)TVドラマ版の強烈な思い出を消さぬ為、この映画は見るまい・・・そう心に固く誓いました(笑)ちなみにそのTVドラマ版では珠世=牧瀬里穂 スケキヨ=椎名キッペイ 金田一=鶴太郎 だったと思います。
2006.12.07
フィギアNHK杯に見入った週末でした。何かさぁ、なんだかんだいっても結局みちゃうのよ、フィギアって・・・(笑)で、今回はとにかく本田○史の拙い解説に冷や汗掻きっぱなしでありました。「お前が一番緊張してどうするねん」とツッコミ入れて。・・・解説ってそんなに難しいシロモノなのであろうか?男子の部は激戦の末高橋が優勝。勿論彼の演技は素晴らしかったが、今日一日のフリー、エキシビションを見て、つくづく・・・・ナルシストね(笑)頼むから私の愛した某長野五輪金メダリストみたいに道を誤らないでくれ・・・
2006.12.03
梨木香歩の「家守綺譚」を読む。この人の作品は初めてなのだが・・・うぅん、私には少し肌合いが違う感覚が残る。何といえばいいのか、ニュアンス小説、とでも言おうか・・・かといって読みにくい、とか途中で投げ出したくなるようなシロモノではないし。そういえば、読みながら作中の少ない登場人物の一人である”となりのおかみさん”は、絶対に異界の存在だろう!…つまり植物か何かの化身なんだろう、と思い込んでいたが、それについては最後まで触れられず・・・(笑)どうも最近の私はこの手のユーモアを段々受け付けなくなっているようである。気を取り直してその次に手にしたのは「元禄畳奉行の日記」(神坂次郎)。これはいかな本好きでもそうは読んでいないだろう・・・昭和59年に発行された本だもの。半分ほど読んでいるが予想通り、雑学の本としては結構いける
2006.12.03
斎藤美奈子氏の「文壇アイドル論」を読む。米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」の中で取り上げられていて興味がわいて借りてみた。書評、批評、というジャンルの読者としてズブの素人だからいっぱしの読者面はできないけれど、うん、さすがにここまで名の売れている方だけあって面白い。村上春樹、俵万智、吉本ばなな、林真○子など日ごろ私が存在を否定したいけれどそのための適切な言葉が見つからなくて悶々としている作家陣あるいはその支持層を的確な言葉で斬っていて、単純に胸がすく。(あ、林真○子に関しては罵りながらも時々読んでいますが)ただ最後に取り上げた田中康夫は例外的に斬られておらず、彼の著作を一冊も読んだことがないので是非今度トライしようと思った。その後読んだ本は、恩田陸氏の「ドミノ」だが・・・うぅん、私はどうも旧いタイプの頭の固い読者のようでどうもこの人の作品の面白さを堪能できない。これは映像であれば楽しめそうだ、と思うのだが。皮肉なことに私が一番感情移入できなかった人間はOLの田上優子という人物仕事の途中で先輩におつかいに出されて結果数時間も会社に戻らないことになるのだが・・・・こんな行動はありえないでしょう!?しかも会社に戻れない理由がかなり馬鹿らしい・・・おっと、もしかしてこんなところに突っ込みいれてしまう私はかなり想像力が萎えているミイラなのだろうか
2006.11.30
むしょうに腹が立つ出来事があった。要は人間関係によるものなんのだけれど。腹を立てた出来事自体は取り立てて騒ぎ立てるほどのことでもない。・・・というと全く矛盾しているが(笑)それが呼び水になって普段から無意識にため込んでいる不満が私をつき動かした、とでもいえばいいのか。自分で言うのも何だが、私は自分にも結構厳しいと思う。勿論他人にも厳しい(腹の中では)。それで、というわけでもなかろうが、自分に甘く他人の努力に正当に報いようとしない人にはやはり腹が立つ。まぁ自分とて人から見れば憤懣やるかたない存在かもしれず、理想論では立ち行かぬ、ということはわかっているつもりだけれど・・・自分の生殺与奪を握っている(と思われる)人間にそういう不信感を持ってしまうと精神的にはちときつい。何だか不当に低く評価されているような気がするのは被害妄想からだろうか。一番近くで支えている人間に目もくれず、時折派手な結果だけを引っさげて現れる遠くの人間に軍配を挙げる、というのは仕方ないことなのかもしれないが・・・反面その人間の品性、人格をちらりと疑いたくもなる。面従腹背にも限界あり、と。・・・・とまぁつまらない独り言でした。
2006.11.27
今日図書館で返却を終えた本は「百鬼夜行」(京極ナツヒコ)。別に彼のファンというわけでもなく、例えば”嗤う伊衛門”や”どすこい”の良さは私には理解できないけれど、この人の文章の感じは結構好きである。この短編集も思わせぶりなエンディングが多く、貴方(読者)任せなところは気に食わないけれど、人間の心の闇の底知れない深さを感じて何となしに気味が悪くなる・・・というところでしょうか。入れ違いに借りてきた本は「ドミノ」(恩田陸)、「家守キタン」(梨木香歩)、「文壇アイドル論」(斎藤美奈子)の三冊。どれも「打ちのめされるようなすごい本」で米原女史ご推薦の本。・・・まったく影響受けまくりな私である
2006.11.26
オダリギチガさんの日記に触発されて急遽購入した「打ちのめされるようなすごい本」(米原万里著)はやはり”購入してよかった”と思う一冊だった!書評ってそういえば例えば新聞や雑誌に掲載されているものを読むには読むものの私の場合それはかなり受動的な読み方であるし、結局本を一冊でも多く売るという魂胆が見え見えのこともあり、なんだか書評をしんそこ有難い、とか有用だわ、とか思ったことが余り無かった。(ま、それは読み手の私の能力不足に因るところも大きいとはわかっている。)でもやはり敬愛する米原さんの書評は、阿ることのない、的確で時に厳しく、それでいてユーモアのエッセンスも切らさぬ逸品だった世界情勢に関する比較的硬派な書物に関するコメントが多い中に、私が好きな中野翠氏や奥田英朗氏(空中ブランコ、インザプール)の著作に関する記述があるのもやけに嬉しいかえすがえすも逝ってしまったことが惜しまれる人である。機会を見つけて彼女の著作全読破を試みたいとともに、この本で取り上げられていた本にも挑戦していきたいと思う。
2006.11.26
フィギアスケートGP・フランス大会を見ている。いやぁ、やはり女子フィギアはウィンタースポーツの華だわな、と実感するが、それにしてもキム・ヨナのなんと可憐で可愛いいことよ。もうこの間のカナダ大会で始めて見て以来虜(・・・というのも変な気はするけど^^;)になっているのさ私は「可憐で儚げな美女が氷上でなよやかに舞う」というのが女子フィギアの王道だと思っている(立派な偏見です)。そんな私にとってキム・ヨナはソルトレイク・ペアの金メダリスト、ロシアのエレナ・ベレズナヤちゃん以来のビンゴ。・・・安藤も健闘していてそれなりにエールは送るが・・・・頼む、あと5キロ痩せてくれ・・・
2006.11.19
最近読んだ本についてさらっと一言。「黒猫・黄金虫」(ポー)・・・蔵書の中から持ち歩き易いものを選んだらこうなった。読むのは通算3度目ぐらいだろうか。一番気味が悪かったのは自分にそっくりな人間(なのか自分の良心の化身なのか)を殺す「ウィリアム・ウィルソン」というストーリー。他のは・・・うーん、やはり古典だということもあるのか、翻訳モノだということもあるのか、言い回しがすっきり頭に入ってこず少し退屈な感じも残る。「国家の品格」・・・言わずと知れたベストセラー。どうやら父が買ったらしく本棚に息を潜めて隠れていたものを発見。感想は・・・・うぅん、言わぬが花、というところか(笑)「人間臨終図鑑」(山田風太郎)・・・奇書の類だなぁ(笑)古今東西の有名人がどこで何歳で死んだか、ということの羅列。ま、人の死を扱っている割には意外な発見もあり後味が悪い本ではない。
2006.11.19
佐野洋子「覚えていない」を読む。これは母の誕生日のプレゼントに献上したのだが、例によってほとんど進まないので目を盗んで私が先に読み終えてしまった(笑)・・・いやぁ、これはいい。相当いい。これを執筆されたとき佐野さんは50代だったそうだが、いまや彼女も68歳。・・・さてさてこの著作でしばしば自分の将来像について触れているように、小粋でへそ曲がりなお婆になっているか・・・今の彼女を知るわけではないけれど、絶対そうなっていると確信している佐野さん、内田百ケン先生がお好きだそうであり、内田先生を愛する人間としてはここにもクリック今回発見したのだが、佐野さんのエッセイ、どこか西原理恵子の漫画に通じるものがある(笑)おそらくこの二人は内に多くの共通する感情を持っておられるのだろう。・・・まかり間違っても子供の手本になるような品行方正な人間ではないけれど、私にとっては偉人、偉人!
2006.11.04
「葉隠入門」(三島由紀夫)読了。「葉隠こそわたしの文学の母胎である」というくらいだから「葉隠」とは三島にとって相当重い意味を持つ著作だったということだ。滅びの美学を持ち夭折に憧れた天才の感性ならでは・・・という感じもするが、彼の手引きで垣間見る「武士道」の世界は凡人の私にとっても格言となることが少なくないっす。ま、衆道についてまできちんと「道」を説いてある、というのは多少失笑しそうにもなるが・・・
2006.11.01
最近の直木賞作家の作品にはほとんど手を出さないけれど、奥田英朗の受賞作「空中ブランコ」は面白かった記憶がある。それを読んだのは多分1年も前のことだけれど、このたび同じシリーズの「イン・ザ・プール」と「町長選挙」を手にとってみた。詳しく言えば「イン・ザ・プール」は「空中・・」の前作。やはり良い主人公伊良部医師の破天荒ぶりも作者の狙い通りこちらの笑いのツボに効いてくる(笑)彼のもとを訪れる患者はほとんどがサラリーマンなのだが、自分も陥りがちな思考回路と身に覚えのあるネガティブな感覚にドキリとする。・・・何かのきっかけで明日はわが身、ってなもので有る意味身につまされたりもする。それに比べてシリーズ最新作の「町長選挙」は今ひとつ、いやふたつみっつネタ切れなのか誰でも知っている有名人(ナベ○ネ、ホリエ○ン、黒○瞳)をモデルにしているけど不発。その中ではアンチエイジングに血道をあげる白木カオル(黒○がモデルね)の話がまだしもよし。私は黒○の信者でもなんでもないので、TVで彼女を見るたび「いつか思わぬところから化けの皮が剥がれてくれないかなー」とか「この人がこうある為に色んな人が多大な犠牲を払ってるんだろうよ、ケッ」と思うのだが、私のこんな下衆の勘繰り(?)を小説化したようなもんである(苦笑)ま、その割には毒気のないストーリーだったけど。
2006.10.31
この間のフィギアスケートの結果には愕然である。真央がこのまま凡スケーターになることはないと思うのだが・・・だがしかし、あの安藤何某に完敗するとはね・・・フリーの演技で女子プロまがいの頑丈な上半身をブンブン振り回しながら渾身のステップを踏む安藤何某を伝統美的フィギアを愛する私は正視できませんでした・・・
2006.10.30
いとうせいこうの「ベランダ園芸自己流派」を購入。1作目の「ボタニカルライフ」に衝撃を受けて以来、軽く(?)いとうせいこう氏に愛を感じている私である。この2作目も期待に違わずかなり面白い。惜しむらくは私が筋金入りの植物オンチでありエッセイで取り上げられている植物の半分は名前は知れど顔知らず、であることいちいちインターネットで検索してみようかとも思ったけど、まぁそれも面倒であるしあっさり断念。世のガーデニングブームには少し空恐ろしいものを感じてしまう。表に綺麗な鉢植えの植物をこれまたスマートに配置した小ざっぱりした一戸建の建ち並ぶ空間に足を踏み入れるときには、自分がこの一画にまかり間違って居を構えることを想像してちょっとした恐怖感を覚えてしまう・・・物質的な殺風景には耐性が強い、というのか早い話が無精もんなのであれをやる自信がないのだそれに対していとう氏がベランダ、という限られた空間で、また限られた予算で自己流の園芸道を追求している姿は何というか傍観者にも心地よい(笑)「植物が枯れること」を恐れていない、という考え方もこれまたよい。今うちは広くも無いが狭くも無い庭を両親が結構手間隙かけて整えているが、親の心子知らず、を地で行く私は何の植物が植わっているかほとんど知らないそして不動産は相続したいが庭を引き継いで植物を世話する自信は全くない甲斐性なし、である。できればベランダぐらいの広さで肩の力を抜いてガーデニングをしてみたい。それが今の心境
2006.10.22
この間更新した運転免許証の写真は、Vネックに大きなヒラヒラがついたピンクのカットソーを着ているのに顔はとんでもなく老けて写っていてそれはそれは酷い・・・(苦笑)なんか少女趣味のおばちゃんみたいだ。・・・この写真で5年か・・・・とんでもなく日保ちのする罰ゲームである
2006.10.17
「のだめ」の初回を見ていたら流れていたので無性に聴きたくなった、これ。ラプソディー・イン・ブルー・・・ってカタカナで書くなよ、だな(笑)毎度毎度の竹中直人には心底うんざりしたものの、劇中贅沢にピアノ曲や交響曲がバンバンかかっているのはいい。・・・ところで、このドラマでも要所要所で聴こえてきた、あの「予想GUY」のテーマ曲は誰の何という曲なのだろう?誰かおせーて、プリーズ
2006.10.16
「幕末パノラマ館」(野口武彦)、「播磨灘物語」(司馬遼太郎)、「英語屋さん」(浦出善文)読了。・・・見事にベクトルが三者三様であるが、播磨灘と英語屋さんは気が向いたので蔵書を再読したのだ。ちなみに「播磨灘」は相撲取りの四股名ではなく(そんな漫画無かったっけ?)、黒田官兵衛の物語である。同時代に多いアクの強い上昇志向の塊のような武人と一線を画した、欲の少ない人間だったが、同時にあわよくば自分が天下に号令を…という野心も持ちあわせている不思議な人物。秀吉配下の思慮は浅くしかし身分は自分よりも高い武将に随行して彼をなだめすかすことに苦労しながら戦を進める・・・という辺りはさしずめ現代の中間管理職の苦闘ぶりのようでちょっとおかしいそして読めば読むほど我が郷土、兵庫県某地域に幻滅・・・(大笑)
2006.10.15
もしかすると・・・今日会社のコピー機をぶっ壊したのは私かも知れません。・・・誰も見ていませんように。
2006.10.05
そういえばこの間(といっても二週間くらい前か)「棟方志功展」を見てきたんだけど、一番印象に残ったのは、一番最初に展示してあった棟方志功の写真(笑)いやぁ、それがなんともいえずいい笑顔で何というか彼の作品に通じる大らかさに満ちている。「わだばゴッホになる」という言葉自体も何というか彼の作品のようなもんだ。「わだばゴッホになる」・・・これほんとに名言だ。・・・とふいに何だか棟方さんのことがむしょうに書きたくなりました(笑)
2006.10.05
さらっと読書録。野口武彦「江戸の兵学思想」読了。同「忠臣蔵」読了。三島由紀夫 「サド侯爵夫人/朱雀家の滅亡」読了。 林真理子 「美女は何でも知っている」読了。 ・・・・最後の一冊は近日中にブックオフで叩き売る予定。以上。
2006.10.01
またもや長い長いお休みを経て書かれる日記の割には・・・すみませんドラマティックな話題もなし最近仕事が忙しく世事に疎かったのであるが、ふと気がつけば”のじぎく国体”なるものが始まっており、そしてハンカチ王子こと斎藤君やら他の球児たちの県内某球場への出現によりえらいことになっているらしい。そういえば、昨日の三宮駅改札周辺は平日とは違う雰囲気の人間で埋め尽くされていた気もするし・・・。高校野球の開催球場はアクセス可能圏内にあるのだが、最早あの狂騒的な熱気についていけない私は圏外・・・いやぁ、甲子園での熱戦を見て惚れただのなんだの騒いでいたが(笑)、やはり一過性の症状だったようです。もう若い頃のようにタガが外れた応援の仕方(いや、若くても地に足ついたファンは大勢いるよね。これは個人比(笑))は出来ないことをシミジミ実感そういえばあの球場で10数年前、オープン戦が行われ、ダイエーのルーキーの城島(現・マリナーズ)が試合後目の前を通ったにもかかわらず声を掛けそびれた記憶があります・・・「じょうじま」なんだか「じょうしま」なんだかよくわからない、というのもその一因だったのですが(笑)、ギャラリーは意外に少なく、隣りでタイムリーに「頑張れよ」と声をかけたおっさんは彼から使用済みのバットをもらっていました。
2006.10.01
ショックなことふたつ。1.気がついたらパスポートの有効期限が切れていた。2.鼻毛に白いのが1本混じっていた。1は不注意 2は加齢による不可抗力(?)だけど 結構凹む・・・・。こんなときに読んでいる本が「江戸の兵学思想」(by野口武彦)だからちっとも浮上のきっかけがつかめなくて私の精神は凹んだままです・・・
2006.09.18
なぜか林真理子作「アッコちゃんの時代」を読了。図書館で返却ワゴンにあったものを借りてからものの3時間程度で読みきってしまった(笑)ちょうど20年ほど前のバブル絶頂の頃騒がれた1人の女性をモデルにした話。はっきり言ってバブル絶頂の頃はまだ10代で世の中に飛び交う札束が私のところに舞い込んでくることなんてなかったけれど、ふうむ、確かに異常な時代だった。そして多分この頃から日本人の国民性がはっきりと変質してきのだろうと思う。「質素倹約」なんて言葉もう死語だもんね。確かに今は国民全体の暮らしが豊かであるとは言い難く、”節約”を旨として生活している人も少なくないけれど、何だかひと昔前に唱えた”倹約””節約”とは精神のありようが違うような気もする。”リサイクル”は節約とはちと違うし。幸いにして私は家が一軒買える様な高級車にも、人を殴れそうなほど大きな宝石にも、福沢諭吉数十人やら百人やらと交換に手にするようなバッグや服にも全然興味が無い。酔狂な殿方が私に貢いでくれてもおそらく迷惑なだけかもしれない(笑)・・・まぁお金で買えないものを手に入れるようが実はよほど難しいという気もするんだけど(苦笑)
2006.09.16
実は先日やっと「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見ました。・・・といってもシリーズ2作目じゃないよ!今さら1作目だよ(笑)世間の評判というのは意外に当てになるもんだ、というか単に私が映画に関しては単純な趣味をしているのだろうけれど、結構面白かった。それもこれも奇才Jデップの怪演に拠るところ大だがな!・・・というわけで騙されたつもりで2作目を見に行ってみようと思います(笑)・・・ちょびっと恥ずかしいことを告白。これみるまでキーラ・ナイトレイ嬢のことを知りませんでしたそれからキャストを見るまでウィル君を演じているのが、オーランド・ブルームとは気がつかず・・・嗚呼無知って恐ろしい
2006.09.10
さっき改めて自分のブログを見て驚いた~「渋江抽斎」からこっち何にも書いてないとはあれから何年ぶりかで「吾輩は猫である」を読了(これで記憶にある限り3回目)。相変わらず強烈に面白い。徹頭徹尾ふざけた会話のオンパレードで笑わせながら、根底には拝金主義、西洋崇拝主義への批判が紛れもなくある。これを近代文学の黎明期にデビュー作としてぶち上げたのだから、漱石先生は文学史上やはり不世出の偉人だそういえば、以前日記に「漱石先生は本当にあんな美男子だったのだろうか」という疑問を呈したことがあるが、この本の裏主人公(?)「苦沙弥先生(勿論漱石自身がモデル)」は「かなりのアバタ面だ」という記述がある・・・やはり今世にある漱石の写真は相当の修整が入っていると見てよいようだ今手にしているのは野口武彦氏の「忠臣蔵 -赤穂事件・史実の肉声」。朝日新聞の文芸欄コメンテーター(?)としてよく名前を拝見するので何となく一冊読んでみようかと。実を言うと野口先生、まんざら知らない人でもないので(勿論先方は私のことなんて知らないけどね)。・・・ただし当時はそんなに高名な著述家だとは全然知らなかったで、この本今読んでいる限りはかなり読みやすく興味深い。版数を見ると2ヶ月弱で重版されているから売れ行きもよかったのだろう。・・・と、年中”読書の秋”です、とばかりにお堅い読書家ぶりを披露しているが、一方で土曜夜9時放送の「マイボス・マイヒーロー」から目が離せないアホでもありますあーあ、来週はついに最終回だ・・・・
2006.09.10
通勤時、ひょっこり隣り合わせた会社同僚の男性熟年社員から「読み終わったので」と貸してもらった本。森鴎外の「渋江抽斉」。こんな渋すぎるセレクションを2つ返事で「お借りします」と引き受ける女性社員はあまりいまい。しかも3日で読了。・・・時々自分がもう、普通の女性らしい趣味、嗜好を持った女性には戻れないのではないか(というよりそもそもそんな時期があったのか、という疑問も残るが)と不安を感じる今日この頃(半ばマジ)これはなんともコメントしにくい作品である。巻末の解説にも書いてあるが、鴎外自身が枠組みから解き放たれて自由に好きなことを書き綴っている、という印象がある。いや別に突飛だとか放埓だとかいうのではなくて。趣味の本、といえばよいのか。兎に角、江戸時代の医師、渋江抽斉のことを記すにその係累、関わった人々を逐一あげて出自等を書き記していく、というどう考えても自分本位の書きものではあるけれど(笑)、変な話、鴎外の作品だと思えば読めないこともないのである
2006.08.28
先週読了した本は以下3冊。 P.コーンウェルの「痕跡(上・下)」これは勿論訳本^^;、とサイエンスライター(らしい)竹内薫氏の「99.9%は仮説」。ほとんど期待せず手に取った「痕跡」だけれど、これは意外に面白かった。地味なストーリー展開で、しかも最初のうちはまだ姿を見せない犯人の部屋の様子が唐突にさしはさまれたりして、何だか散漫な感じを受けてしまったりしたけれど、全体としてはケイ先生を秘かに恋慕する相棒マリーノ元警部のいじらしい男心の描写が意外に読み応えあり。で、後続シリーズも騙されたつもりで手に取ってみようかと思案中であります。一方、期待はずれだったのは「99.9%は・・・」の方。もしかしたら私がこういったジャンルの本の読者としての資質を備えていないだけかもしれないが。
2006.08.27
オダギリさんからいただいたバトンです。最近ただの無精者と化していた私にはちょうどよいリハビリ(笑)【進化バトン♪ 71代目】◆ ルール ◆・ 気に入らない質問を1つ削除して、新しい質問を1つ加える。(1番最後の質問のみ対象外)・ 【進化バトン♪ ○世代目】の○のトコロを、カウントアップ(+1)するコト。 1 幸せになれる食べモノは?最近あまり食べませんがソフトクリーム。 2 アナタの今1番したぃコトは何デスか?ヘアスタイルの(劇的な)チェンジ。3 生まれ変わるなら何になりたいですか?(美しい)ロシア人。 4 どうしても捨てられないものってありますか?失踪した飼い猫の形見・・・って写真だけなんですけど(泣)5 ブラジャーの洗濯は何日おきですか?夏は1日ごとなんだけど、それ以外は隔日。あまり多くを持たない方なのでヘビーローテーションになりがち。寿命を考慮して。6 もう一度会いたい人は?10年以上前に死去した母方の祖父。7 お気に入りの本これは難しい(笑)・・・蔵書中、子供の頃の本で今でもみょうに好きなのは「のぼるはがんばる」(東君平:作)。ネズミと仲良くしていた子ネコのお話(笑)8 次に このバトンを回す5人をお願いしマス。みさきさん、みけ猫のタマさん、よろしければいかが?
2006.08.26
高校野球の決勝戦に見入って結局身動きの取れない午後でした^^;ここのことろずっと、高校野球自体への興味は薄れていき、特定の選手を応援するなんてことはずーっと無かった、もと”高校野球オタク”のわたしが、この大会初めてまともに試合を観戦して・・・やられましたなんてこったい、早実の斉藤佑樹投手がかっこよすぎるぞーーーー国体の野球観戦を目論んでみたりして、久々にミーハーの血が騒いでおります
2006.08.20
P.コンーウェルの旧新作「痕跡」を借りて読み始めているのだが・・・さっぱり人間関係が把握できない私はよほど頭が弱いのかもしれない・・・(苦笑)というのか、もうそろそろ年1回、上下巻発売という阿漕極まりない商業ペースはやめませんか?潔くシリーズを終わらせたほうがいいのではないかと。有終の美、という言葉もあるし。
2006.08.16
盆休み中にNHKで放送されていたイッセー尾形の”即興二人芝居”はかなりハイレベルな面白さだった。大泉洋、小松政夫、それに石田ゆり子の3人と福岡の屋台を舞台に、それぞれ”嫁との不仲に悩む婿と舅””転勤してきた年下の上司と部下””もと漫才師の父親と家出してホステスをしていた娘”の3パターンで会話を繰り広げるのだが、これが絶妙に面白い石田ゆり子は個人的には好きでも演技の幅が広い女優さんだとは思ったことはなかったけれど、イッセー尾形の魔法にかかれば本当に”久々に再開した親子”であるかのように見えるから不思議だ。この企画、是非ともアンコール
2006.08.16
うっ・・・、また10日ばかり間が開いた。1日一回はPCの前には座るのだけれど、座るのだけれど、座るのだけれど・・・。何か楽天日記に関しては単なる傍観者になりつつある気を取り直して本来の読書備忘録から。先週頭に読んだ本は、「パンツの面目ふんどしの沽券」(米原万里)「サド侯爵・我が友ヒットラー(戯曲集)」(三島由紀夫)。今は亡き米原さんを偲んで心静かに読もうとするが、これがどうにもこうにも興味深い話題満載でいちいち家族に教えてやらねば気がすまない(笑)米原さんが幼少の頃通ったソビエト学校の家庭科の授業で一番最初に習うのは「パンツの縫い方」だったという事実がまずガツンと会心の一撃、そこからロシア人の(ロシア人に限ったことではなくヨーロッパの男性は一般的にこうだったのでしょう)隠れた恐るべき習性(パンツを着用せず、シャツの下端を前後から股にあてがう)etcを知り長年秘かに片思いしてきたあの美しい民族の恥部を見た思いでこれまたガツン、その後も取り上げている題目は「パンツ」だの「ふんどし」だの甚だ人目をはばかるものではあるけれど、どれも面白くてしかも人類学的考察にも至る逸品!米原さんの著作の中でも個人的には相当好きな部類に入る一冊である。「サド侯爵夫人・我が友ヒットラー」は言うことなし。天才の書いた戯曲だもん。巻末に初演では「サド侯爵夫人」のうら若きヒロインを丹阿弥谷津子が演じた、と書いてあるのを読み多いに時の流れを感じたもんでした。
2006.08.14
昨日は図らずも亀田・長兄の試合開始に間に合ってしまったので見るともなく見ていたが・・・なんだあれ!!どう考えても分は悪くなかったか?あそこまでガラの悪い亀田3兄弟だが私はそこまで嫌いではなかった。勿論好きではないけど、人気商売である以上”キャラが立つ”ことは絶対必要だしさ。だけどなぁ・・・こんなことをしていると益々ボクシングを純粋なスポーツ、純粋な勝負事だなんて思えなくなるよな。あれは純粋なる金儲けのための興行。あと、ボクシングやK-1はそれほど嫌いじゃないのだが、最前列でこれ見よがしに観戦する芸能人はこれ以上ないほど悪趣味だ。
2006.08.03
このあいだ幕を閉じたウィンブルドン選手権を見て・・・・男子準優勝のナダル選手に・・・ちょっと惚れました(笑)これから応援してみよう・・・しかしM本潤といい最近男性の好み(顔)がクドクなりつつあるな、私・・・。
2006.07.23
またまた非常に久しぶりに日記を書いている(笑)もうこれは自分の性格が如実に現れているとしか言いようがない体たらく小学校の頃には日記を最高一ヶ月近くため込んだし、夏休みの宿題の難関モノは全部8月20日を過ぎてからとりかかった。高校の入学直後には古文の宿題をクラスで一人だけ出していないと後ろの掲示板に名前を貼りだされ、卒業前にはこれまた共通一次試験の願書を提出するのがクラスで一番遅いと先生から呼び出しを受ける。・・・かなり深刻な状況に追い込まれないと燃えない性質なのである(苦笑)…と導入部を長くしてごまかしてみたが日記の本題として書くことが余り無い日々の会社勤めでは憤懣のタネ(人員を含む)が尽きないのだが、まぁ会社のことにはよほどのネタ切れでないかぎり触れないでおこうと決めているので。そういえば最近土曜日の「マイボス・マイヒーロー」という長瀬主演の学園ドラマをちょっと面白いと思っている。頭の悪いヤクザの若頭が父親により強制的に某高校の3年に編入させられる、というシリアスさのカケラもないストーリーだが、これはこれでいい(笑)長瀬もこういう単細胞な役をやらせたらおそらく事務所の枠を超えても右に出るものがいないと思われるほどの好演である(大笑)どうせ、大詰めではもろもろの詐称(年齢とか職業とか)が一挙にばれるのだろうが、どうせ最後は大団円だから安心してみていられる。長く忘れていた「学生生活」の味をちょっぴり思い出しもする回春薬(?)みたいな作用もあるから、もしよろしければ見てみておくれなさいまし!
2006.07.23
オダギリチガさんが「なりたかったもの」を話題に日記を書いておられたのを読んで、何だか触発されてしまった。まぁ、私のなりたかったものを知りたい人は少ないとは思うが(笑)、ほぼ自己満足で書いてみようまず物心ついたときにはマンガ家。日がな一日チラシの裏(昔のチラシは両面印刷じゃなかった!!)に下手な絵をかき散らしてマンガ家修行小学校高学年の頃は先生。これは中学校入学早々に撤回。中学校時はまたもやマンガ家あるいはイラストレーター。日がな一日ノートの隅に下手な絵を描き散らしてマンガ家修行。今考えれば勉強嫌いの単なる現実逃避である高校入学後は一転、地味に図書館司書。「図書館情報大」という大学が関東某県に存在することを知り、進学先はここでいいや♪と安易に考える。結局行きゃしませんでしたが。大学入学後は・・・一転またしても現実味のない職業に恋慕そのひとつは「音楽誌ライター」(高校時代から某イロモノバンドの熱狂的なファンだったので)。もうひとつは、更に現実味のない「DJ」。といってもクラブでレコードを回す方ではなくて、小林克也の方(笑)である。でもどちらも現実味なく憧れるだけで何の努力もしなかったことが今となっては悔やまれる。なれないにしても。今現在なりたいもの。職業としても心中秘かにないわけではないが、それは伏せておこう秘するがハナ、である。あとイメージとしては「知性豊かで面白くて心の強い感情のぶれの少ない人間」になりたいです。精進精進
2006.07.12
今日、久しぶりにテレビで私の現在のアイドルM本潤君を見たら、髪を伸ばしていた!・・・だけどなんかにあってないんだよね・・・(個人的な見解)男のロン毛はかつての江口であれ、キムタクであれどうあっても好きになれない(武田鉄也は黙殺)いわんや、バリバリの正当派アイドルがロン毛はやめて!!と思うのは私が80年代のアイドルに黄色い歓声をあげた世代だからかな・・・なんにしろ、早く髪きって!!頼む!!
2006.07.09
山田風太郎「あと千回の晩飯」を昨日図書館で借り、今日読了。いやぁつくづくもっと小出しに長く楽しめばよいものを、外出先でまで持ち歩いてせっかちに読んでしまう自分が恨めしいそれほど面白いエッセイだったのだけれど。山田氏については私が生まれる前の時代の売れっ子作家だったらしく名前を知ったのはつい最近なのだが、敬愛する内田百ケン先生にも通じるキャラクターに乾杯!である。このエッセイは10年ほど前に新聞紙上に発表されたものであるが、この頃すでに大きくかわりはじめた日本の社会に山田先生、決して説教くさくはないのだが苦言を呈しておられる。未だに彼が健在で筆を置いていなければ、この時代をどう斬っておくれただろうか。これを想像するしかないのはかえすがえすも残念である。
2006.07.09
中田英が電撃的な引退発表に世間は右往左往している感もあるが、私にとってはテニスのA.アガシの引退の方がよっぽど感慨深いわい!!これで男子プロテニスは私の視界から完全に消えた(笑)!!アガシ、長い間お疲れさま!!!
2006.07.03
いつもこんな話ばかりでほんとうに申し訳ないのだが(しかも甚だ一般性の薄い本で重ね重ね申し訳ないが)、今読んでいる本は、金田一春彦氏の「新版・日本語」(岩波新書)。父親が昔読んだらしく本棚にあったのだがこれが意外に面白い!つくづく、言葉って民族の文化そのものだと思う。今日、某トーク番組にTOKIOの長瀬が出演していたのを見るともなく見ていたのだが、「TOKIOのメンバーと食事に行くときには財布を持っていかず大抵おごってもらう。但しリーダー(城島)の場合は別。」とのコメントの後、「どうしてリーダーにはおごってもらわないの?」との質問に「・・・リーダーと二人で出かけること自体が気まずい」のだと答えていたのに、なぜか反応してまった…リーダーと私って正に「同い年」なんだけどさぁ、ああいう年代の人間からするとリーダー(や私)って一緒にいて重苦しさを感じてしまう年齢なんだろうか?!・・・うぅむ、これはイタイ(笑)その事実よりもそういう自覚ゼロだった自分がよりイタイ(笑)・・・これから異世代(というほど違わないけれど)交流の際には肝に銘じて「一体化」出来ていると勘違いしないようにしよう・・・って考えてみればまぁ別に一体化させてもらいたいわけでもなんでもないんだけど。ま、あくまで一般的な話。・・・それにしていも同じグループで十年以上活動しているのにこんなことを言われている城島に、深く同情。ほんと若い奴は残酷だぜっ
2006.07.02
いやぁ、先週末から健康面では非常に綱渡りの生活を送っている(苦笑)思い出したくもないことなのであえて書かないけれど先週末の悲惨な出来事^^;・・・の後遺症なのか昨日の夕方から発熱して今日まで。療養中の気晴らしに読んだのが、内田樹センセイ著「街場の現代思想」。これは情報誌に連載されていたものを単行本化しただけあって専門性は低くかなり読みやすい。そして結構面白い。読後の感想を端的に言えば「日本人はどんどん視野狭窄で謙虚さがなく畏れを失くしていることがわかった」というところかな。賢い人間というのは知識量を誇る人間ではなくて自分が無知であるということに素直になれる人間なのですね。あとは寝ながら「キャプテン翼」を再読(笑)やっぱり今読むマンガはこれでしょう特に私は1巻から5、6巻当たりまでが大好きで翼の「サッカーは俺の夢だ!」という言葉に漏れなく涙してしまうアホであるつくづく漫画(特にスポーツ漫画)の生命線は絵の巧拙ではなく単純で説得力のあるストーリーと輪をかけて単純な人間関係に尽きると思った!
2006.06.28
リリー・フランキー著「マムシのanan」。今更ながら先週この本を買ってしまい、人目を避けてコソコソ読んだけれど(笑)、うん、やはりリリー氏のエッセイは出色である(ってそんな小難しい言い方するなって)お得意の下ネ○も「anan」掲載なので一応はソフト路線のよう。おバカ一色かと思えば男と女論は意外に説得力もあり、"オーラ”なんて本当はねぇんだよ!己の劣等感のなせるわざだよ!”という論にはうなずくことしきり。うぅん、今更、恥を忍んで買ってよかったよその後読んでいるのは図書館で借りた本「私の個人主義ほか」夏目漱石。主に講演内容を中心に編集された一冊である。で、表紙裏の漱石氏の写真(お札になったあのアングルですが)を見て突如ふって湧いた疑問は、「この人はほんとにこんなに男前だったのか?」よくよく見ればえらく二重瞼も美しいし・・・。昔の写真って投射技術が低い分相当修正が入ったということだろうなぁ、と今にして気がついた
2006.06.25
全672件 (672件中 1-50件目)