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作曲家との二人のライブ企画では、日頃私が歌わない類いの曲や詩を作曲家がリクエストしてくる。日曜日には、子どもに聞かせる歌、例えば子守唄も歌う。面白いことに、お父さんが子どもに聞かせる歌もある。が、私は自分の子どもはおろか、甥っ子や姪っ子を持ったこともない。「子守唄は歌えるかなぁ?」とリハーサルでもぼやく。子ども向けのイベントで歌うことについては、実は苦手意識があるし、あまり頼まれない。私が日頃子どもと接する機会といえば、例えば、「中世の移動ド」講座に子連れの受講生がいるおかげで、一ヶ月に駅への道のりの一度ほんの一瞬子どものぷにゃぷにゃの手を握り、今日はこの講座の後、みんなでの帰りのランチで「子どもとファミレス」を初体験した・・・とか、仕事仲間の子どもが楽屋を訪れたり、電車で隣に座った美人子連れママに話しかける・・・という程度だ。「こんな人に子どものための歌は歌えない。」と本当に子守唄を歌い歌った、あるいは歌いたいお母さんお父さんなら思われるかもしれない。が、こんな私でも、今、何故か歌えるような気がするのです。何故か、子守唄を本当に歌うはずの人たちと本当に共感出来る気がしているのです。さらには私と同様に子守唄を歌う必要がないお客さんとも共感出来る気がするのです。もちろん、「体験してなきゃ歌えないでは誰も何も歌えない」のは分かりきったこと。でも、谷川賢作の音楽や谷川俊太郎の言葉が「音楽はもともと、誰も体験したこともないことを体験し共感するものだ」ということ意味の深さを感じさせてくれる。ほんの3分くらいの小さな曲の数々が歌うことの最も大切な何かを再認識させてくれる。9月2(日)作曲家・ピアニストと二人1午後4時開演/午後7時開演(二回入れ替え。一時間前開場)辻康介(歌)・谷川賢作(作曲・ピアノ)2500円(ワンドリンクつき)百軒店 de HESO(渋谷区道玄坂2-20-9:渋谷駅徒歩10分、道玄坂上り、大駐車場前・黄色いラーメン屋の角右折、百軒店の門くぐり直進、道頓堀劇場・名曲喫茶ライオン先の突き当たり・お稲荷さん隣り。)
August 30, 2012
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「ラージとキアブレラ」がいよいよ近づいてきましたが、秋からの企画も続きます。まずは「名橋たちの音を聴く」!何度も様々な音楽家と乗っている小さなボート、文字通り橋の下で音楽を聴き、都市の音に耳を傾け、建築物や風景を楽しむ、何故かとても人気の企画、今回は私の語り台本もバージョンアップ、それぞれの会に古楽器奏者を迎え、現代日本橋の音風景に戯れます。2012年8月25日 (土) 12:30/14:00/16:30/18:00(各70分程度)「橋の下で聴く涼やかなルネサ ンス・リコーダーと声楽の響き」出演:太田光子(リコーダー奏者)×辻康介(声楽・語り)×鳥越けい子(サウンドスケープ解説)2012年9月8日 (土) 10:00/11:30/14:30/16:00(各70分程度)「都市の音と呼応する古きヨー ロッパの音色」出演:橋本晋哉(セルパン奏者)×辻康介(声楽・語り)×鳥越けい子(サウンドスケープ解説)各回定員:各便30名(お申込み先 着順) 参加費:3,500円詳細・お申し込みはウェブ:「都市楽師プロジェクト」で! 主催:都市楽師プロジェクト共催:名橋「日本橋」保存会制作協力:DaNemo協力:三井不動産株式会社協賛:株式会社ジール(使用船 舶所有者)お問合せ:050-3736-1404(鷲野宏デザイン事務所)日本橋川に架かる名橋たちを、 音をキーワードに味わう非日常の「船上の音遊び」。音楽家と共に船に乗り、刻々と変わる「都市環境」と「音楽」の複雑な交流を楽しむ 優雅な時空体験。400年の歴史ある江戸の運 河、明治期の西洋化の流れを体現したルネサンス風の日本橋や常磐橋、高度成長期の高架高速道路・・・日本が体験してきたそれぞれの時 代の価値観がビジュアルに積層した景観をもつ日本橋川。この運河をめぐる「船上の音遊び」の乗船者たちは、船という普段とは異なる視 点と音・音楽の刺激を通じて、歴史ある日本橋という都市を、より繊細に、より鮮やかに体感することになるでしょう。 ぜひ、非日常の「船上の音遊び」をご体験ください。
August 7, 2012
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