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May 25, 2004
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★イタリアから最新情報が届きました。
 殺された人質のその後に関するメールと、その関連記事の翻訳です。
 日本のマスメディアが伝えてくれない、イタリア事情が綴られています。



こちらの日曜のニュースでは、イラク駐在のイタリア赤十字病院近くで発見された男性の遺体はやはり四月に殺害されたファブリツィオ・クアットロオッキだということが、イタリアに送られた遺体の細部のDNA鑑定の結果判明したそうです。
彼の遺体は、月曜の朝イタリアに到着予定、その後検査を受け、彼の出身地ジェノヴァへ帰り、葬儀が行われるとのことです。
この葬儀について、彼の家族はプライベートなものを希望していますが、政府がまた国葬を主張しています。彼のことを、殺害されたときから英雄だ、英雄だと政府は誇張しています。こころからそう思って言っているというより、ただ政府の都合のいいようにまつりあげているように見えます。
尊厳あるべき人間の生死を、イタリア政府が扱うようにしていいのかと、疑問に思います。

二十二日の新聞記事の訳ができました。よろしかったらお読み下さい。



〔‘il manifesto’、五月二十二日付け、サラ・メナフラ氏の記事〕

『クゥアットロオッキの最期の旅』

おそらくファブリツィオ・クゥアットロオッキのものであった残骸は、バグダッドのイタリア赤十字の手中にある。ローマには一方、昨夜チャンピーノ空港に着陸した飛行機で、遺体から採取したただいくつかの標本が、遺体を収容したマウリツィオ・シェッリ赤十字特別代表委員と在イラクイタリア大使館代表者とに付き添われ、到着した。
DNA鑑定が終わるまで、実際、クアットロオッキの死について捜査しているローマの検察長官代理フランコ・イオンタは、赤十字代表に収容された遺体をバグダッドから移動しないことにした。いずれにしても迅速である。今日中に、イラクから送られた標本と、RISが見つけた、クアットロオッキのオートバイ用ヘルメットについていた頭髪の検査結果が分かるはずだ。

クアットロオッキの遺体返還の知らせは、あと三人のガードマンをはやく解放するという希望を直ちに再燃させた。
だが実は、クアットロオッキの遺体到着が、先日伝わった情報を確証するというわけではない。ちょうど一週間前、先週の金曜、報道機関は赤十字が準備した病人らを乗せた航空機がバグダッドから来るところで、同機でイタリアにUlema評議会書記のモハメド・アル・クバイシ師とその兄弟アブドウル・サラム師を連れて来るはずであった。
その便は、モハメド・アル・クバイシ師が四月三十日に確かに依頼したもので、この日付けはマホメットの緑団が出した最後通告の期限が切れる日で、イタリア政府側からの緊張緩和のためのシグナルであった。代表である二人の宗教家は、病人の治療のためだけでなく、特にいくつかの秘密会談をもつために搭乗するはずだった。だが間際になり、この計画は流れてしまった。なぜならまさにウンベルト・クペルテイーノ、マウリツィオ・アリアーナ、サルバトーレ・ステフィオの解放のための交渉上に、滞っていた何かのブレーキがついに外れたように見えたからだった。
そしてそれ以上何も起こらずじまいだ。

ローマの検察官らがアル・ジャジーラにクアットロオッキ殺害ビデオを要求し、マルゲリータ・ボニヴェール次官がそのビデオを引き取りにドーハに急行したという知らせがあり、広範に動揺を引き起こしたということだけがあった。
しかし一週間の間隔をおいて、とうとうシグナルは来た。政府が当初から頼みにしていた「スンニ派」の連絡路が機能するという確認を、イタリア秘密情報機関から知らせてきた。だが、彼らは付け加える。この二十四時間以内に起きたことが、すでに人質三人の解放の時が来たという証明には全くならない。
ほぼ確実に、三人のボデイガード達はマホメットの緑団の手から他のグループに渡され、おそらく前の犯人らよりもスンニ派の宗教的権威につながりがない。実際、Ulemaの仲介は多くの誘拐事件解決に貢献したが、イタリア人誘拐事件には効力がない。クペルテイーノ、ステフィオ、アリアーナの誘拐犯らはほとんど疑いなく、この事件を政治的に利用することに狙いをつけ、たぶん六月四日までの日数を使って――ブッシュ氏が来伊する日付け――政治的な賭けをより高くしようとしているにちがいない。


「私は希望的に見ている。だが私の希望的観測は、沈黙の度合いに比例している。沈黙は値し、そして値し続ける。」
昨日、バグダッドから出発するところをテレビカメラが撮影する前で、代表委員――また弁護士でもある――はこう言った。
痛烈な皮肉だ。先日、Emergency創立者ジノ・ストラーダ氏が開始した仲介の試みに対し、少しも歯に衣着せぬものの言い様だ。
無論、ファブリツィオ・クゥアットロオッキの遺体が本当にシェッリ氏の手に渡されたと確認されたなら、国際連盟から追放される危機にずっとある組織にとり、確実に好印象となるであろう。ジュネーヴでは、実際、少なくともここ十年来、赤十字イタリア支部が代表委員であること、つまり直接政府の支配下にあることを、一度も評価しなかった。また、「人道的援助」とバグダッドのMedical Hospitalとを守るために一年前派遣されたイタリア軍部隊の最初の干渉を政治的に正当化することに組織が助力した事実はさらにジュネーヴ本部の気に入らないことである。
これらのことは、人質救出がすべて忘れさせてくれるにちがいないだろう。





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Last updated  May 25, 2004 06:25:39 AM
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