夢見るアラフィフ主婦

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felicia39

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June 2, 2024
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カテゴリ: 仕事・パート
​​市役所の窓口って人気があるようですね・・・・。

昔、窓口のパートをやっていた頃の話です

子供が中学生の頃、4ヶ月だけ市役所のパートをやっていました。

応募したのは市役所の窓口の受付です。
窓口業務は一部、外部委託をしているところがあり、その場所が介護保険窓口、年金窓口、生活保護関係の窓口でした(その三つはしんどい仕事なので外部委託してるのかなとなんとなく退職してから思いました)。

面接時は10人くらい応募者がいて、20代の若い子から50代半ばの女性まで色々いました。

​若い子もいたので「落ちたな」と思っていたら、なぜか私一人だけ採用されたんです。
びっくりですびっくり

なぜ、45歳の私が一人だけ採用されたのか?聞いてみた

採用後に「なぜ私を採用したのですか?」と聞くと人事担当者が「人当たりが良くて聞き上手に見えたのと、こちらの希望曜日にピッタリだったから」と答えてくれました。

意外と簡単な理由なんだ、やっぱり曜日なんだなと思いました。

試用期間は時給890円。その後は900円台になりましたが詳細は忘れました。

​​実際市役所の窓口はパワハラがすごかった​

私は窓口業務なんて初めてです。

何にもわからない状態でした。

しかも介護の窓口の受付です。

ケースワーカーさんとかマネージャーさんとかよくわからないし号泣

わからないまま対応していましたが、あるお局と思われる50代後半女性が教育係のようになって私をきつくしかりはじめました。

その人は元銀行員でした。

お辞儀の角度が悪い、手は両手を添えて紙を取れとなんだかまるで銀行員かデパートの店員のようなきめ細やかな対応を迫られました。

​「ここは逆らったらヤバいな」と察知したので、我慢して対応していたのですが、1日で覚えられない量の小言を、次々無理強いをして注意してきました。

メモを取るなっ、体験して覚えろ!市民への言葉遣いはエレガントなのに後輩への指導はめちゃくちゃ体育会系なお局

たくさんの量の書類やPC記入に関する注意をしてくるので、メモを取ろうとメモ帳を買ってきてポケットから取り出したら「あなた!メモなんて取ってる暇ないでしょ?!こんな簡単なことすぐ覚えなさい、メモ取ってる暇なんてないです!ここは市民の方がたくさん来られるんですよ?体験しながら覚えていきなさい」と注意され、メモを取らせてくれませんでした。

介護窓口は他の窓口に比べてそこまで忙しい窓口でも無かったと思いますが




​市民のいる前で
目の前の腰掛け椅子で待っていた市民の女性がびっくりした顔でこちらを見ていました。もう一人、待っていた介護施設の社員の方も気の毒そうに私を見ていました。

​ほっんとう〜にバカじゃないっ?!とフロアに響く大声で叫ぶお局​

「あなた、何っ回言ってもわからないのっ?!ほっんとうにバカだね!」とキレて怒鳴られました。

フロアは市役所なのでとても静かな場所です。
シーンとした場でお局の怒号だけが響いていました。
周囲の職員は無味無臭な雰囲気を漂わせていました。

「こんな人だと皆避けるよね」と思っていました。

でもだんだんエスカレートしていくお局に流石に私もこたえてしまい、涙が溢れてトイレに駆け込む始末号泣

辛かったなあ〜。あの時。

そのお局は実はシングルマザーでした。晩年離婚したそうです。

​子供は一人いて地方国立大学の男子大学生でした。

​仕事中は鬼のように怒鳴るのに、休憩時間は猫撫で声を出してとても優しく接してくるお局 ​​

このお局は休憩時間はとっても優しいのです。
声色も気持ち悪いくらいに猫撫で声を出して私に優しく上品に接してきます。

お昼休憩は優しい人なので「お子さんどこの塾行ってるの?どこ目指してるの?」と色々聞いてくるので私もバカ正直に「◯◯という塾(有名)で塾代がかかるので私のパート代で払おうとパートはじめたんです。志望校は某高校(私立最難関)です」と答えました。

もしかしたらそういう内容がお局にはマウントと受け取られたのかもしれないなとそれも退職してからふと思いました号泣

そして仕事になるとお局は豹変してパワハラばかりして厳しい躾&要求をしてきました。

飴と鞭が上手なお局でした。

まるで何かの団体に入ったのか思うくらい、私はそのお局に洗脳されていきました。 

怖いのに、「行かなくちゃ」と精神がおかしくなっていった

普通なら「こんなパート辞めよう」と思うところなのですが、この時は頭がおかしくなっていました。

「行かなくちゃ!」と頭が私に指示してきました。

​なので、パワハラがある仕事場ってわかっているのにもかかわらず頑張って行っていました。

​「バカ」と言われても全然気にならない私だった


​もう一つ、私が怒鳴られながらもしばらく続けられたのはお局が始終口にする「バカ」という言葉にあまりマイナスイメージを持たなかったからです。

自分がそんなに賢くないという自負もあり、別に他人から「ばか」と言われても全然気になりませんでした。

それよりも怖い顔で怒鳴られる事の方がすごく怖かったですね号泣

​でも、私が泣きながらも出勤しようとする様子を見て、流石に夫からも「泣いてばかりいるならやめた方がいい。おかしいよ?」と言われてやっと我に返りました。

そしてパートをやめることに決めました。

夫が職場に電話して事情を説明、委託先の会社は上司が電話口で「大変申し訳ありません」と謝っていました。

その後職場に行くと、その上司がフロアにきてお局に注意をしたようです。それ以降は少しおとなしくはなりましたが、それでもキツい注意は続きました。


私より1ヶ月前にこの部署にパートで入ったとても美人な50歳くらいの女性がいた

私より1ヶ月前に入った中年女性は市役所の入口で案内係のような仕事をしていました。

入り口に立って入ってくる市民を案内する係です。

その女性は背が高くてとても綺麗な人でした。
デパートの受付嬢をされていたのかな?と思われる雰囲気を持っている人でした。

でも、その女性は上司に若い女性がいて、いつもその女性(若くて可愛い)にきつくしごかれていたようです。

この若い子と交代で案内係をやっていました。

詳しいことは教えてもらっていませんでしたが、休憩室で「ここ、ブラックだから。やめた方がいいよ」と、その女性はみんなの前で話していました。

​​女性は辞める日、美人な子供を連れてきた ​​

 その女性は、辞める時に自分の子を付き添いで連れてきました。

「ああそうか」と私はその子を一目見てすぐわかりました。

市役所の男性陣が皆その10代の女の子を見つめていました。
とても綺麗な女の子でした。

そのすぐ横で案内係をやってる上司だった若い女性が立っていました。

同僚だった皆が「綺麗な娘さんねっ!すっごく綺麗!」と、ちやほやしてその女性を褒めていました。

退職する最後の日に、自分にパワハラしていた若い女性に嫌な感情を持たせたかったのかな?と何となく感じました。

その数日後、私も退職しました。退職する際は委託会社の上司がわざわざ来てくれて「あの時は本当に申し訳ありませんでした」ともう一度謝りました。
市役所の偉い女性の方も一緒に居られて「大変でしたね」と気の毒そうでした。

おそらく、私が退職したら市民としてこの市役所を利用することになるので、その理由もあるのかな?なんて思ってしまいましたスマイル

市役所という場所は住民が直接来られて苦情もあり、それに対応する事が大変な時もあります。

私の場合は市民や介護職員からの苦情受付は介護保険窓口だったので、それほどキツいものが無く苦ではありませんでしたが、職場のお局からの叱責の方がきつくて無理な職場でした。

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Last updated  June 29, 2024 08:45:25 AM


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