2004.01.10
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カテゴリ: 野球
同一テーマ第3弾は、伝説の『かませ犬』以来……。

突然だが、想像して頂きたい。
もしも、貴方がロマン・アブラモビッチ級の
超絶富豪になって、メジャーの球団を買収したとしたら?
一体、どのような打者を揃えるだろうか。

※ チェルシー(英国)の新オーナー。
  ロシアの石油王で、豊富な資金力を誇る。
  テリー、ランパード、コール、ブリッジら自国の
  若手を重用する一方、クレスポ、ヴェロン、

  ラウールやロナウドなど特上VIP選手に対して、
  気軽にオファーができるという稀有な存在。

前回に出した結論を参考にするならば、
理想に近いのは、ボストンとアトランタの打線である。

※ 数字は得点創造能力。打順は適当。

<BOSTON REDSOX>
1(8) J・デーモン     85.2
2(5) B・ミラー      111.6
3(6) N・ガルシアパーラ  117.3
4(7) M・ラミレス     141.4
5(3) K・ミラー      89.4

7(9) T・ニクソン     100.8
8(2) J・バリテク     80.1
9(4) T・ウォーカー    84.6

<ATLANTA BRAVES>
1(6) R・ファーカル    103.1

3(9) G・シェフィールド  145.1
4(7) C・ジョーンズ    116.3
5(8) A・ジョーンズ    102.6
6(3) R・フィック     57.6
7(2) J・ロペス      117.3
8(5) V・カスティーヤ   77.5

因みに、世界一に輝いたフロリダの打線は、こんな感じ。
得点創造能力ランクは、ナ・リーグの9位だった。

<FLORIDA MARLINS>
1(8) J・ピエール     89.2
2(4) L・カスティーヨ   89.7
3(2) I・ロドリゲス    88.5
4(7) J・コナイン     90.0
5(9) J・エンカーナシオン 83.6
6(3) D・リー       102.3
7(5) M・キャブレラ    47.3
8(6) A・ゴンザレス    70.1
(5)  M・ローウェル    91.4

そして、我らがイチローを擁するシアトルの打線。
得点創造能力ランクは、ア・リーグの8位だった。

1(9) イチロー       102.7
2(7) R・ウィン      86.7
3(4) B・ブーン      121.1
4(DH) E・マルチネス    98.2
5(3) J・オルルド     77.2
6(8) M・キャメロン    78.1
7(5) C・ギーエン     55.3
8(6) M・マクレモア    30.7
9(2) D・ウィルソン    29.4

途方に暮れるほど計算を繰り返してきて、
気付いたことがある。リーグ最強の2球団(紅球団)と
リーグ中位の2球団(海球団)とでは、何が異なるのか。

決定的に違っているのは、爆発的な破壊力と確実性を
兼備した中軸打者を擁しているか否か。紅球団には、
ラミレスやシェフィールドといった得点創造能力140超の
超ポイントゲッターがいるが、海球団にはそれがいない。

アブラモビッチとして最初に手を付けるのは、
まさにここ。超ポイントゲッターの獲得である。
では、誰にオファーを出すべきか。候補は、以下の通り。

◆ V・ゲレーロ(MON⇒?)97.6
今季は、椎間板ヘルニアのために2ヶ月も戦列を離れたが、
復活を果たせば、十分に140超えは可能である。打撃はもちろん、
足も速く、肩も強い。但し、片言の英語しか話せないので、
コミュニケーション面での問題をどうクリアするか。

◆ J・トーメイ(PHI)127.3
インディアンスから移籍1年目で初の本塁打王を獲得。
過去2年も連続で2位と、長打力は計算できる。
但し、三振を減らさないことには140超えは難しい。

◆ C・デルガド(TOR)139.9
145打点でア・リーグの打点王を獲得。
得点圏打率、満塁打率でもリーグ1位の成績を残した。
元捕手ということで、小笠原を連想させる。

◆ A・ロドリゲス(TEX)140.6
ア・リーグのMVPで、3年連続の本塁打王。
近年は遊撃手としてGグラブにも選ばれるようになった。
28歳という年齢も魅力。問題は、天文学的な額の年俸だけ。

◆ B・ボンズ(SF)152.5
シーズン73本塁打の化け物である。
不惑を間近に控えているが、その打棒はまだまだ健在だ。
安打数より四球の数が多いという珍しい男。

◆ T・ヘルトン(COR)169.2
3000打数以上の現役選手の中で、通算打率(.336)と
長打率(.615)でトップの成績を誇る。守備も一流。
“打者天国”クアーズフィールドを出ると、
打率にして1割も差が出てしまうのが玉にキズ。

◆ A・プホルス(STL)171.1
1980年1月16日生まれだから、まだ24歳。
今、メジャーで最も三冠王に近い打者である。
手首の使い方が絶妙で、広角に打てる。
走れず、守れないが、メジャー1年目から
平均147.3(ボンズでさえ126.1)という数字を
叩き出してきた打棒は、非常に魅力的。

あとは、その脇を固める布陣の顔ぶれだ。
長打力、確実性、機動力という3要素の平均値が、
高い数値を示す選手をどれだけ揃えているか。
換言するならば、選手層である。その点で、
松井秀喜の95.6という数字は上出来といえよう。

数字以外の部分では、Point GetterとChance Makerの
バランスも大事だと思う。やはり、本塁打だけでは試合の
流れは作れない。キザっちい例えをするなら、薔薇の花束に、
霞草は不可欠なのである。イチローやファーカルのように、
一発はなくとも得点創造能力100を超える選手もいる。

もちろん、故障に強く、年間を通して働ける選手がよい。
どんなに素晴らしいポテンシャルを秘めていようが、
試合に出れなくては、数字は残せないのだ。そういう意味では、
K・グリフィー、J・ゴンザレスらは失格である。

さあ、理想の打線は思い描けただろうか?





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Last updated  2005.03.25 05:17:01
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クロスリートまこ雄@ オリックスについて オリックスの長年の停滞原因は、投手陣の…
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