♪=ありふれた一日を、記憶に残る素敵な時間に..♪

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2019年05月12日
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人生のある局面を、鋭く鮮かに切りとっていきます。
短い・・・
故に・・・
起承転結がイメージできなければ途中で読むのを止めたくなる・・・・
最後に何が起こるのか?わくわくさせてくれるのが妙に気持ちいい・・
∽∽∽∽∽∽∽∽


【短編小説】  天皇死す時  ●第四章 ◆陰謀

「奥田、例の話は大丈夫だろうな?。」

「ええ、準備はできています。後は明日の、いや今日になるが決行を待つだけです。」


二人の男が話し合っている所は名古屋にあるホテルの一室。
「俺の取り分は30億でいいんだな!」
「勿論それでいいですよ富田さん。」


奥田准海尉が宮田と呼ぶ男は横須賀に本拠を置く鷹見組若頭で、博徒と闇金融が主な資金源のヤクザ(暴力団)である。
隣の部屋では三人の子分が聞き耳を立てて聞いていた。
富田がゆっくりな口調で、

「お前の仲間は大丈夫か?」

「元自衛官とはいえ、腕はたつし口も堅い出来る奴です。」
「分かった、お前にまかせる。」

元自衛官とは、奥田の後輩で自衛隊に不満を抱き除隊した、尾形と富岡である。
その二人を誘った奥田と富田達四人はあの計画の影で、ある陰謀を企んでいた。


Pixabay:フリー画像/動画

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Last updated  2019年11月11日 15時59分16秒
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