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このところ過ごしやすい気候になってきました。ダカールは大西洋に飛び出た小さな半島にあるので特別涼しい。内陸に入るとまだまだ暑いのですが。 年末年始はポルトガルに行こうかなと計画を立てています。ダカールから飛行機でわずか3時間半。大航海時代はポルトガルから始まったわけですが、地図で見ると本当に近いのです。船で最初に見えた陸地が今のダカールで「カーボ・ヴェルデ(緑の岬)」と名づけられました(そのような名前の島国が大西洋上にありますね。)欧州とアフリカの関係を考えるのに面白い場所かしらんと思った次第。ポルトガルでお勧めの場所があったらぜひ教えてください。 さて、今日の本題、変な日本語。共同が配信している欧州サッカーの日本人選手に関する記事の日本語はいつも実に変です。今日の記事を見てみましょう。「サッカーの欧州連盟(UEFA)カップは14日、ボルトンなどでグループリーグを行い、中田英寿のボルトン(イングランド)は1―1でセビリア(スペイン)と引き分けて勝ち点6とし、H組3位で決勝トーナメントに進出した。リーグ戦などを含め3試合ぶりで先発した中田英は、フル出場したが得点には絡まなかった。 既に決勝トーナメント進出を決めていた中田浩二のマルセイユ(フランス)は2―1でディナモ・ブカレスト(ルーマニア)を下し、勝ち点9のF組1位で進出したが、中田浩は出場しなかった。 (略)(共同)下線筆者 」 これでは中田英は故意に「得点に絡まなかった」ように読めます。八百長であるわけはないので、フル出場したけど「得点に絡むことはできなかった」が正しい表現ではないでしょうか。 また、中田浩もまるで自分で出場しないことを決めたような書きぶりです。実際はマルセイユは決勝Tに進出したけど、中田浩は「出場の機会を与えられなかった」あるいは「出場できなかった」と書いた方がより正確な表現になると思います。 どうしてこんな書き方にするんですかねぇ?日本を4年近く離れているので僕の日本語がおかしくなったのでしょうか?
2005.12.15
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涼しくなって、走りやすい気候になりました。今朝は少し風邪気味ではあったのですが、汗をかけば直ると、5時半に起きて野川、多摩川を周回する20キロコースに。ところが、10キロを過ぎ、川崎の多摩川沿いを走っている最中に急に寒気を感じ、そこから先はペースダウン。涼しい中をTシャツ、短パンで走ったために体が冷え切ってしまったようです。季節の変わり目、ウェアにも注意を払う必要がありますね。 さて、西アフリカのギニア共和国がこの10月1日、独立50周年を迎えました。皆さんご存知のように1960年は「アフリカの年」。多くの国が独立を果たしましたが、ギニアはその2年前の1958年に独立を果たしたのです。当時、ギニアは仏領西アフリカの自治領のひとつでした。多くの隣国がフランスとの関係を維持、配慮しながら独立を果たすのに対し、ギニアはフランスと断交して独立を果たしたのです。初代大統領セク・トゥーレのスローガン「隷属の下での豊かさよりも、自由のもとでの貧困を選ぶ」は余りに有名です。また、余り知られていませんが、フランス人は怒り狂って、やれるものならやって見ろとばかり、あらゆるインフラを破壊したと言います。便器まで壊した徹底的なものだったようです。 セク・トゥーレ大統領は社会主義路線を敷きます。僕もギニアに出張した際、例えば、農業研究所でソ連や北朝鮮製の農業機械を見かけたことがありますが、ところどころに当時の足跡を見かけました。(馬鹿でかくてうるさい、クーラーもあった)。1984年にトゥーレ大統領は死去。軍事クーデターで政権を樹立したランサナ・コンテ大統領は、政治路線を大きく変更、自由主義体制へと舵を切ります。その後、多くのアフリカ諸国同様、民主化、構造調整政策が進められ、コンテ大統領は2004年に3選を果たし、現在に至ります。 しかし、社会主義路線の負の遺産か、インフラ整備は遅れ、政府はガバナンスにも大きな問題を抱え、ギニアの政治・経済情勢はボロボロ。首都コナクリ市内のインフラは、世銀等の援助により、少しづつ改善が見られるものの、首都機能としては相変わらず劣悪。地方はまったく置いてきぼり。そのような状況に、2006年頃からゼネストが頻発し、2007年には戒厳令が出されるほど、政治・社会情勢も緊張しました。そもそも、コンテ大統領は病気のため、スイスで治療を受けており、統治能力を失っているというのはもっぱらの評判。僕が3年前に出張した際には、「大統領は、軍人出身だけど、クーデターが怖いので、大統領府ではなく、コナクリ市内の軍の基地内で寝泊りしている」との噂もまことしやかに流れているほどでした。統治能力がないリーダーが権力にしがみついている国の国民は本当にかわいそうです。 元々、ギニアは天然資源等に恵まれ、「潜在力」のある国のひとつです。例えば、ボーキサイトや金の生産量、埋蔵量は世界でも有数。また、降雨量も多いことから、水力発電のポテンシャルも高い。うまくいけばモザンビークのようにアルミ精錬もできるはずなのです。 2010年にはアフリカの多くの国が独立50周年を迎えますが、その先駆けであったギニアの半世紀後の現状をどのように総括すべきなのでしょうか。難しい問題です。
2008.10.05
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