◆長屋村       あらっ!ご近所さん♪

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December 12, 2006
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食べ物と病の情報館


老人や高齢者になると、脳内の海馬という領域がうまく働かなくなり、入力過程がうまくいかなくなる。
そうすると、昔からのことは覚えているが、入力はどうしてもうまくいかないということになる。

記憶の保持過程においては、海馬に情報が入って、側頭葉に記憶が転写されて初めて記憶が貯蔵される。
海馬に情報がプールされている最長期間は1ヶ月といわれているが、長い間復習をしていないと、記憶の転写が側頭葉に行なわれない。
また、寝不足でも記憶の転写が起こらないようだ。

大脳は、それぞれ独自のひだがついた5つの葉に分けられ、耳の周辺に位置するのが側頭葉。
側頭葉は左右両側にあるので合計2つあり、その働きは記憶、特に左側頭葉は音や言葉の理解に関係する。
海馬は、タツノオトシゴに似た形なのでこのように呼ばれる。


記憶の転写というのは、眠っていて、夢を見ているときに行なわれるといわれている。
だから、受験のために勉強のし過ぎで睡眠不足になると、側頭葉に記憶が転写されずになかなか覚えられず、睡眠を削って勉強すればするほど試験の点数が下がるということになってしまう。

痴呆症の場合だと、海馬や側頭葉そのものに障害が起こってしまう。
障害が起こると、健忘症といった症状が現れるようになる。
痴呆症では、徐々に全部の脳の機能が低下していく。

最近では20代のアルツハイマーの例も報告例もあるが、若い人のアルツハイマーはまだまだ圧倒的に少ない。
最初に発見されたアルツハイマーは、48歳か49歳くらいでかかり、51歳で死亡している。
老年医学では65歳以上でアルツハイマーにかかるのをアルツハイマー型老年痴呆と呼んでいたが、今では何歳でかかってもアルツハイマー型痴呆と呼んでいる。
しかし、65歳以下でかかる若年性痴呆と呼ばれるものは非常に例が少なく、1000人に一人かかるかかからないかというくらいの奇病である。

■□■ 和田秀樹プロフィール ==============================================

老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。

東大理3に現役合格を果たす。

受験技術研究家の顔も持ち、受験生や若者にファンも多い。
著書として、心理学を能力開発に応用した意欲作『大人のための勉強法』、誰でもわかるハイレベルの心理学書『痛快!心理学』など、数多くのベストセラーを生み出している。
また、Webにおいてネットカウンセリング「ココロクリニカ」を主宰するなど、幅広く活動している。





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Last updated  December 12, 2006 12:46:25 PM
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