◆長屋村       あらっ!ご近所さん♪

◆長屋村 あらっ!ご近所さん♪

July 13, 2008
XML
yamato.gif


それは突然にやってきた。

振り返ってみれば・・・
生まれて間もなく東京の叔母の所に連れてこられ、母親との生活を知らない。
大和は、猫というより人間との生活が自分の人生であり、それが当たり前という状況の中で生きてきた。
その「家族」と思っていた叔母との生活とも別れ、やんちゃ坊主の時期に私の家にやってきた。
やっと親しくなった自分の育ての親、叔母との突然の別れを辛いと思っている大和の気持ちが、帰り際、叔母を追いかける行動からうかがい知れた。
きっと慣れるまでは大変だったろう。
そんなことを乗り越えながら、大和は私の家で16年も暮らしたのである。

16年の歳月は、猫と言えどもはっきりとわかる変化を見せていた。

人間と同じように、足取りはおぼつかなく自分の体を支えるのがやっとのようだ。
四つ足で歩く事が唯一の救いでもあった。

或る日、家に閉じこもる大和を久しぶりに庭で遊ばせてみた。
いつもなら植木の中を走り廻るのだが、今日は静かに芝生の上に座っている。
私をじっとみつめるその目は、まるで「なに一人で遊んでるの?」と言わんばかり!
「大和・・・」
その目に気付き、声をかけてみるが反応は無い。
突然、スッと立ち上がるなり、いつもの場所に戻って行ってしまった。
どちらが親だか分からない・・・そんな感じがしたものだ。

それ以来、大和はいつもの場所から動かなくなった・・・







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 13, 2008 11:36:16 AM
コメント(2) | コメントを書く
[◆Tea☆Time♪] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: