◆長屋村       あらっ!ご近所さん♪

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September 25, 2010
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カテゴリ: ◆NovelでTea☆Time
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四番ホームは何年も使われていないので、それをつなぐ連絡橋の老朽化も進んでいた。
来年度の予算で改修予定となっているが、そういわれてからもう何年も改修などされていない。
ホームに降り立った所で、まず上り側を見回る。
異常はないが、老朽化は嫌でも目についた。
「撤去するなり、修繕するなり早くして欲しいよな」
そう言うと来たホームを戻り、下り側を見回る。
周囲に明かりはないので、懐中電灯の明かりだけが頼りだ。

下り側の確認も終わり、連絡橋を渡って駅舎へ戻ろうとしたときだった。
連絡橋を支える鉄骨の下に何かが反射した気がする。

「おいおい、まさかこんなところで浮浪者か?」
相手に聞こえないように小声で呟く。
暗闇の中で一人座っていれば誰でもそう思うだろう。
そして他に誰もいないか確認し、再びベンチを懐中電灯で照らす。
すると、いたはずの老人はそこにはいなかった。

石井は幻でも見たかと思いベンチに近寄る。
するとベンチには一通の手紙が置かれていた。
石井は手紙を拾うと駅舎に戻る。
駅舎の中は暖房が効いていて暖かい。
早速、先ほどの手紙を確認してみるが、宛先も何も書いていなかった。
「誰かのいたずらかな?」

中には手紙があり、こう書いてあった。

『毎年見回りご苦労様です。
おかげで私は今もこうやっている事が出来ます。
隣の二人を見つつ、私もまたいずれ活躍できる事を期待して待っています。 
四番ホームより』


もちろんそこに人影のような物はない。
再び手元を見ると、手紙もどこかへ消えていた……






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Last updated  September 25, 2010 07:46:26 PM
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