◆長屋村       あらっ!ご近所さん♪

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November 1, 2010
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カテゴリ: ◆NovelでTea☆Time
指切り


+ 外出許可 + [25]


数日後、亜紀は主治医の高槻医師を捕まえていた。

「先生、高志君を遊園地へ連れていってあげたいのですが、外出許可、降りませんでしょうか?」
「遊園地、ですか?」
「遊園地というより、観覧車へ乗せて上げたいのです。ご両親と行くはずだった観覧車。まだ思いがあると思うのです。少しは気持ちが落ち着くと思うのですが」
「そうですね。ジェットコースターなど負担にならなければいいでしょう」
「本当ですか?」
「はい。特別に許可します。元気なうちに楽しませてあげて下さい」
「先生・・・・?」

「先生」
「今日は水曜日だから、今度の日曜日はどうですか?暖かくなって来たことだし。桜も奇麗に咲いている頃でしょうから」
「ありがとう御座います」
「ディズニーランドですか?」
「あそこは人が多いので、横浜のみなとみらいへ行こうと思います」
「そうですか。動く歩道もありますからね。二人にとっては楽でいいでしょう。それではあとで書類を届けさせますから、記入して提出しておいて下さい」
「分かりました。ありがとう御座います」

先生と別れた亜紀は、高志のところへやってきた。
「高志君」
「なに?」
「先生が遊園地へ行って来て良いって」

「ええ、今度の日曜日に行って来なさいだって」
「やったぁ~やったぁ~」
「高志君の叔父さん、今度いつ来るかなぁ~?」
「今週はまだ来ていないから、そろそろ来ると思うよ」
「叔父さんが来たら、お姉さん、少しお話がしたいんだけどなぁ~」


亜紀はまだ、高志の叔父とは面識がなかった。
今度の遊園地へ出掛ける件は話しておかなければ、と思った。






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Last updated  November 1, 2010 11:34:06 AM
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