下の画像はアクトロイドという日本製コンパニオン・ロボットの顔写真です。とてもよくできていますが、いまひとつと云うか人の顔には見えません。その原因はどこにあるのか。
それは、この顔が人間の民族的特徴を考慮して造られていないからだと思われるわけです。
人は必ずどこかの民族に属しています。そしてその顔はその民族特有の遺伝子を受け継いでいます。


上の写真は代表的な民族別の平均顔なわけですが、顔の形や顔色もそうですが、目や鼻などの部位,つまりはその固有の大きさ、顔全体に対する比率、配置のバランスなど民族によって少しずつ違っています。 この微妙な違いを脳はパターン化していて、それを瞬時に判断しているわけです。
で、先ほどのロボットの顔をもう一度見てみるとわかりますが、日本人の顔を手本にして造ったにしては目や口が大きすぎる。どちらかと云うとヨーロッパ系のバランスです。鼻だけは日本人サイズなんですけども。 ということで、たとえばこのロボットの眼の色だけを変えてみました。

ほら、しっくりしましたよね。こっちのほうがよほど人間らしく見える(と、脳が判断する)。ついでに鼻を高くしてみますと、下の写真のようになります。

これだとさらに人間らしく見えるではないですか(完璧に外人だけど)。
ということで、じゃあ、日本人顔もつくって並べてみたのが下の写真です。こちらは日本人らしく目と口を小さくしてみました。

右の顔も左の顔も真ん中の民族的にアンバランスな造作のロボット顔よりずっと人間らしく見えますよね。
それにしても人間の脳の持つ力というのは計り知れないものがあります。赤ん坊の頃から、外界からうける情報をつねに記憶蓄積し、それらをパターン化しては認識機能として働かせているわけですから。
つまりは、美人と不美人の違いだってとっくにパターン化してあるってことなんかも含めて(笑)。
PR
Calendar