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今回は私のブログに度々登場する友人Hとの二人旅です。
2月に私がセバスチャンと2人で旅行した事を知ったHが「いいなー、
私も行きたかった」と言い出したので、前回の旅行からわずか
2ヵ月足らずで再び台北の土を踏む事となりました。
この旅行の申し込み手続きは震災前に終えていたのですが、本当に
こんな時に旅行なんてしていていいのだろうかと一時はキャンセルも
考えました。しかし、私がテレビの前でメソメソ泣いていてもクソの役
にも立たない(汚い表現でスミマセン)ので、今回多額の義捐金を
送ってくださった台湾に本当に少しでも感謝の気持ちを伝えられればと
思い、行くことにしました。
今回もパックツアーに申し込みました。
泊まったホテルは地下鉄行天宮駅からすぐ(ホントに近かったです。
地下鉄の4番出口から出て徒歩10秒位でした)のゴールデンチャイナ
ホテル(康華大飯店)です。
ホテルに着いて荷解きをして、コンビニに飲み物を買いに行こうと歩いて
いたら、いきなりPeter先生を発見
HANG TENのお店です。
ホテルから見ると松江路を挟んだ向かい側にあります。
こりゃー、幸先がええわい
少し休憩した後、地下鉄で士林へ向かいました。
士林駅からバスに乗り、故宮博物院へ。
今回初めて知ったのですが、故宮は土曜日だけ20時30分まで開館している
のです。この日はちょうど土曜日だったので、16時すぎに入館し、20時まで
3時間半掛けてゆっくりと観て回る事ができました。
団体のお客さんも少ないので、じっくり観たい方にはオススメですよ。
お土産物屋さんも充実してるので、それでも時間が足りないくらいでしたが。
展示も定期的に入れ替えられているので、3度目の私も十分楽しめました。
2日目は、バスで九分に行くつもりだったのですが、雨のため断念。
比較的濡れずに済む様なコースに変更しました。
地下鉄台大医院駅で降りて、228紀念館に向かいました。
どうしてここを訪れようと思ったかと言うと、2月に台湾に来た時あるDVDを
購入したからです。
それは《非情城市》という映画です。九分に行かれた事のある方ならピンと
来ると思うのですが、1989年に公開された九分を舞台にした映画です。
99元(300円)で売られていたので、軽い気持ちで購入したのですが、
お値段とはウラハラに重い映画でしたよ。
と言うか、台湾語のセリフに普通話の字幕が付いているので、私も苦戦して
おり、最後まで観終わっていないので大きな事は言えないのですが(汗)
人物関係に関する説明も少ないので、理解するためには先にネット等で
映画のあらすじを読んでおく事をオススメします。ネタバレしても観る価値は
十分ありますから。
この映画を観て私の台湾に対するイメージが180度変わりました。
今までは「明るい美食の島」というありきたりな印象を持っていたのですが
その奥に隠された深い悲しみの歴史を初めて知りました。
この映画の中に「228事件」が出てくるのです。
奇しくも前回私が台湾を訪れたのは2月26日から28日で、ちょうど2月28日
の和平記念日の当日を台北で過ごしたのです。
その時足裏按摩を受けながら、按摩師のおじさんに「2月28日って何の
記念日で休みなの?」と聞いたら、一瞬おじさんの顔が曇ったのです。
なので、私は「ああ、日本と関係がある記念日なんだろうな」と感じたのです。
帰ってから調べたら、日本とは直接は関係のない事件の記念日だったの
ですが、辛く悲しい記念日である事には違いありませんでした。
前置きが長くなってしまいましたが、そういう訳で今回228紀念館を見学
してきました。
228紀念館の2階から総統府が遠くに見えました。
1947年に228事件が起こり戒厳令が布かれ、その後1987年まで40年間に
渡りそれが解かれることはありませんでした。
つまり、Peterが生まれた時も戒厳令が布かれていたという事ですよね。
戒厳令って、私は経験したことがないのでどんな感じなのかよく分からないの
ですが、字面を見るだけでも恐ろしそうです。
1985年に台湾に行かれた事がある人に話を聞いたのですが、「いや、別に
みんなフツーに生活してたで。夜は飲みに行ったりもしたし」との事でしたが。
紀念館の中は厳粛で重い雰囲気に包まれていました。特に2階にはこの事件
で亡くなった方々のお写真とご遺族の言葉が展示されていて、胸が詰まり
ました。一緒に行った友人Hも泣きそうになったと言っていました。
九分もいいですが、雨が降ったお陰で、この紀念館を見学できて良かったと
思いました。
その後、国父記念館も見学しました。孫文の業績を讃える記念館なのですが
ヒップホップダンスを踊る若者が居たり、のんびり雨宿りするご老人が居たりと
市民の憩いの場という感じでした。ココ、見学無料なので(笑)
この写真は国父記念館から台北101を撮ったものです。
夜景を目当てに台北101に登りました。
地下鉄の市政府駅前(阪急百貨店前)から無料のシャトルバスが出ています。
シャトルバスと言っても外観はフツーの市バスなので、ご注意を。
1時間ほど居た間に雨が止んで、夜景を撮ることができました。
こちらはカメラの【HDRアート】というモードで撮影したものです。
台北101から歩いて誠品書店へ向かいました。
こちらは誠品書店の前の交差点から台北101を振り返って撮った写真です。
【HDRアート】で撮った新光三越デパート。しつこくてスミマセン(汗)
しつこいついでにもう1枚【HDRモード】で。
こちらは最終日に立ち寄った百菓園という果物屋さんの近くのお寺です。
うーん、トロピカ~ル♪
最後にちょっとこぼれ話。
台大医院駅でトイレに入ったのですが、友人Hがなかなか個室から出て来ない
ので、私は手洗い場でボーッと待っていました。
すると清掃員のオバチャンがニコニコ笑いながら話しかけてきました。
「アンタのその服の色、ピンクと紫の組み合わせは『同性愛』の意味や
ねんで~」
もちろん、中国語です。私は咄嗟に何を言われているのか分からず、何度も
聞きなおして、やっとその意味を理解しました。
「うそや~!それにこのTシャツは紫じゃなくてグレーだし」と言い返す私。
オバチャンは「いや、紫だ」と言い張る。
そしてふと気付いたのか、「日本人でも中国語が分かるんやね」と言いました。
オバチャン、私が聞き取れないと思って最初は独り言のつもりで喋ってたの
かな?
それにしても、なんとフレンドリーな…(汗)
中国では男性が緑の服を着ると「寝取られ男」の意味だとは知っていたけれど
ピンクと紫の組み合わせにもそんな意味があるの?ナゾだわ(笑)
そういうオバチャンこそ、ピンクのポロシャツで襟に紫のラインが入っていた
んだけど、それは別に良い訳?指摘したけどスルーされたわ
こういう楽しい出会いもあり、私の3回目の台湾旅行も無事に終わりました。
一緒に行ったHは1日目から「我愛台湾宣言」をしてましたから、多分
楽しかったんだろうと思います(笑)
以上、台北レポを終わります