日本語教師が毎日笑って暮らすために

日本語教師が毎日笑って暮らすために

2023.06.11
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カテゴリ: 読書
早いものでもう梅雨に入ってしまいました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウィークもあっという間に終わり…じめじめした季節ですね。6月は祝日もないし、わたしは1年で1番嫌いな季節かもしれません…。

さて、突然ですが、最近ニュースを騒がせて(?)いる入管法改正について、みなさんはどのぐらい関心がありますか…?
こんなこと言うと、お前は人の心がないのか!とか言われそうなんですが、
正直わたしは「なんで日本人の税金でビザがない人たちを養わないといけないの?」「難民申請してダメだったなら、カナダとか別の国に申請したらどう?」と思っていました…。
スリランカ人のウィシュマさんが亡くなった件も、もちろんかわいそうですが、いま親族の方が日本で抗議されているのを見て
「だったらもっと早く帰国費用だしてあげて帰国させてたらよかったんじゃない?」
とおもっていました。

わたしがこう考える理由は、以前、公務員時代に、国民健康保険の管理の仕事をしていたことがきっかけです。みなさんご存知のように、日本は国民皆保険で、だれでも3割負担医療のサービスを受けることができます。それはみんなが保険料を払っているから。健康な人も払うことで、病気の人の7割分を負担している、そういう制度ですよね。

さきほど国民健康保険の管理の仕事と言いましたが、未納金の徴収の仕事がほとんどでした。
で、特にアジア諸国から来た方、ベトナム、スリランカ、ネパール、中国などなど…の方に
未納の方が多く、しかもこちらをばかにするような感じで、払わないのが当たり前だろ?みたいな態度なんですよね…。
払わない理由もお金がないから…仕方ないじゃん!みたいな感じです。でもそういいながら最新のスマホを持ってたり…。
で、公務員としてはみんな平等に対応しないといけないので
未納金たとえば10万ぐらいあっても千円だけ払うと、もう保険証わたしてしまったりするんですよね。
それを相手も知っていたり、なかには「先輩に払わなくてもいいよ」って言われた~っていう人もいます。

そんな姿を毎日毎日みてると、日本人でめっちゃ生活に苦しんでいる人でも、生活保護を受けずに保険料も頑張ってはらっている方もいるので
なんで日本人がはらった税金でこいつらに日本の素晴らしい医療サービスを受けさせてあげないといけないんだ!って気持ちが嫌でも芽生えてくるんですよね…。

医療について述べましたが、もうすべてですよね。いろんなサービスを享受して、なかには犯罪を犯す人もいて、でも野放しになっていて…。
そういう現状を見ると、本当に困っている人は助けてあげてもいいと思うけど、ビザが切れるまでそのままにしていたり、万引きしながら犯罪に手を染めながら日本に滞在している人がいるなら、


…とまあいろいろ書きましたが、
そんなわたしも考えさせられる本が
こちらです。

やさしい猫 (単行本) [ 中島 京子 ]


ありありと伝わってくる話です。
犯罪を犯した人はもちろん送還されるべきだし、日本のルールを守らない人にも
何等かの対処があっていいと思います。

ですが、まじめに日本が好きで日本で生活したい、と思ってくれる方は大切にしたいし、
そういう人たちを精査するための改正であってほしいな、と私は思っています。





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最終更新日  2023.06.11 11:43:48
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