盗み見教案 きいろいぴよ の著者のHP

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カオソーイがおいしいんです。



 こんにちはぷっちんいちごです。


 先日、タイのライチの名産地パヤオにてライチ祭りがあるというのでちょっといちごのお家からは遠いのですが行ってきました。


 で、パヤオという町はチェンマイの近くにあるのでせっかくだからチェンマイにも行くことにしました。

 チェンマイという街はガイドブックを見る限りいちごにとってあまり魅力的な街ではありませんでした。

 トレッキングという名の長距離徒歩移動にも興味がないし寺院なんかにもいちごはあまり興味がないので・・。


 そうなるといちごの興味は食べ物ということになるのですが、ここタイでの料理は確かにおいしいのですが基本的に郷土料理というのがあまりないんですよね。


 日本だったら県にひとつはその県を代表する料理っていうのがあって楽しいんですがここタイではそういうのがあまりないんですよね。


 というか、本当はあったんだろうけど今やどこででも食べられるようになったのだと思います。


 ガイヤーンとよばれる焼き鳥とかソムタムとよばれるパパイヤサラダは本来はいちごの住んでいるタイ東北部の郷土料理のはずなんですが、タイの南部に旅行に行ったときにも普通に売っていて味もほとんど同じでした。

 沖縄の郷土料理ソーキそばを北海道で普通に売ってて味も変わらないって感じでしょうか(笑)


 でもチェンマイにはあったんです。

 カオソーイという名のチェンマイ名物がっ!!


 でもこのカオソーイという料理、地球の歩き方の解説を読んでがっかり。


 カオソーイというのは「カレー味のスープに麺を入れさらに揚げ麺をのせたもの。」と紹介されていました。


 うっ・・・。


 どう考えても平凡な味としか思えない。

 カオソーイなんてカップ○ードルカレー味みたいなもんでしょ。

 と思いつつもせっかくだからということで地球の歩き方に載っていたカオソーイの老舗「カオ・ソーイ・ラムドゥアン」というお店に行ってきました。

 1940年創業の老舗らしいです。


 で、出てきたカオソーイがこれ↓↓↓

カオソーイ


 思っていたよりスープが濃厚でした。

 頼んだのがカウソーイガイなのでチキンが載っています。

 ガイ=鳥です。


 とりあえず食べてみるとまぢびっくりしました。


 カオソーイ、おいしいっ!!


 まずカレーの味が日本的。


 一昼夜寝かせたカレーの味がする。


 んで、タイ料理なのに複雑な味がする。

 タイの麺料理って基本スープは薄味で後で自分で好きなように味調整するから単純な味が多い。

 ご飯物もオイスターソースとかナンプラーとかで味付けしてニンニクとか唐辛子と一緒に炒めるってのが普通。


 日本でいうところのダシの感覚がないのでどうしても味に深みが出ないんですよね。

 味の素に頼りすぎなんです。(笑)


 だいたいどうやって作ったかすぐ想像がつきます。

 それがタイ料理の欠点だと思う。

 本気のトムヤムはまた別だけど・・。

 まぁ、普段食べる分には十分おいしいですけどね。


 それに比べて日本のおいしいラーメンなんかはいったいなにをどう組み合わせてスープを作ったらこんな旨いスープになるんだろうって感心してしまいます。


 で、その感心がチェンマイのカオソーイにはあったんです。


 カレーベースとなるとたいていカレーの味に負けてしまい酸味も甘味もうま味もカレー味でぶっとんでしまうのですが、このカオソーイはみごとに辛み、酸味、甘味、うま味が共存しておりました。


 日本の旨い豚骨スープにカレー味を足したような感じになってました。


 そして麺。


 タイでは普通の米麺がベースなんですが、上に揚げ麺が載ってるんですよね。

 この揚げ麺が食べてて楽しい♪♪

 はじめはカリカリなんですが、時間がたつとふにゃカリになって最後はふにょふにょになっておもしろい。


 付け合わせで出てくるライムを途中から投入するとさっぱり感が加わって更に食欲倍増でした。


 ということでいちごはこのお店でもう一杯カオソーイを頼んでしまいました。


 サイドメニューのポークサテもおいしかったです。

 これ↓↓↓

ポークソテ


 焼き鳥の豚バージョンですね。



 でもカウソーイがおいしいおいしいといってもたまたまこのお店が美味しいだけかもしれないと思いチェンマイにて夜ふらっと入ったお店でもまたまたカオソーイを頼んでみました。

 お店はチェンマイの旧市街からターペー門を出てターペー通りを少し歩くと左側にある「Ratana‘s Kitchen」というお店。

 向かい側にワット・マハラムというお寺があるのでわかりやすいかと思います。


 なしてこのお店に入ったかといいますと、夜中にも関わらず外国人が大勢店内にいたからだす。


 で、ここのカオソーイはこんな感じ↓↓↓

Ratana‘s Kitchenのカオソーイ


 外国人向けにくせを無くしココナッツミルク大量投入でマイルドさを強調した模様。


 あらあら、外国人向けになんて作っちゃうから本来の野性味がなくなって骨抜きカオソーイだねこりゃ・・。

 なんて思って馬鹿にしていたらとんでもなかったです。


 このカオソーイもおいしいぃ~~!!

 てか、旨いぃ~~!!(><)v

 ココナッツミルク大量投入で味がマイルドになっているにもかかわらず味はしっかりしていてしかもスパイシーさは食べるほどに蓄積され旨さに拍車がかかり箸が止まりません(><)


 外国人向けに作ったことで更に進化したカオソーイになっていました。


 翌朝、今度はタイ人が好むカオソーイというのを食べてみようと思いトゥクトゥクを捕まえ「このあたりで一番うまいカオソーイを食わせる店に案内して」と告げたところ案内されたお店が「セモージャイ」というお店。

 お店の看板はこんな感じ↓↓↓

セモージャイ 看板


 赤字のタイ文字で「カウソーイセモージャイ」と書いています。



 ここのカオソーイはこんな感じ↓↓↓


カオソーイ セモージャイ


 うぅ~ん。

 こんどはかなりギトギト濃厚スープだね(笑)


 さぞかし旨かろうと思いがっつく。


 がっつくやいなやあまりのスパイシーさにむせて吐き出す(><)


 朝一番でこのスパイシーさはちときついよ(笑)


 で、残念なことにこのお店のカオソーイは熱くない。

 10時ごろに行ったからちょっと早かったのかな??


 でも味は濃厚でこれまでの2店と違いスパイシーな上に辛さも加わり確かにタイ人が好きそうな感じの味でした。


 でもなぜかカレー味は薄かったです。

 カオソーイをカレー麺と訳すならここのカオソーイはもはやカオソーイではない気もします。

 でもアツアツだったらこれはこれでやみつきになるかも。


 で、ここのカオソーイがぬるくていまいちだったので徒歩で最初に行った「カオ・ソーイ・ラムドゥアン」へ移動しカオソーイを食べなおしました。


 「セモージャイ」と「カオ・ソーイ・ラムドゥアン」は歩いて3分ぐらいです。


 パヤオでライチ祭りを楽しんだ後帰りがけに再度「Ratana‘s Kitchen」へ行きカオソーイを食べました。

 やっぱりいちごはここのカオソーイが一番おいしいです。

 ちなみに「Ratana‘s Kitchen」では鳥が載ってるカオソーイガイと豚肉が載ってるカオソーイムーを食べましたが豚肉が載ってるカオソーイムーの方がおいしかったです。


 ということで短期間のうちに合計6杯のカオソーイを食べましたが、いちごのお勧めランキングは以下の通り。


 1番 「Ratana‘s Kitchen」

 2番 「カオ・ソーイ・ラムドゥアン」

 3番 「セモージャイ」


 まとめると


 「Ratana‘s Kitchen」はカオソーイを外国人向けに進化させた味。

 「カオ・ソーイ・ラムドゥアン」は今も昔も変わらぬこだわりのカオソーイ。

 「セモージャイ」はまさにタイ人が好む辛口&スパイシーカオソーイ


 でした。


 どの店も特色があってよかったです。


 で、楽天にもカオソーイ商品があるかなと思い調べてみたら現時点でかろうじて一店だけカオソーイを売ってるお店がありました。


 今後取り扱い店が増えるかもしれないので要チェックです。



★要チェック★楽天でカオソーイが買えるお店へはこちらをクリック(購入もできます)★






 ぷっちんいちごでした。




カオソーイがおいしいんです。

やっぱり旨いねカウソーイ(前篇)

やっぱり旨いねカウソーイ(後編)








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