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2010年11月12日
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2500年前に編み出された「孫子の兵法」の基本は「戦わずして勝つ」であり、敵情を探ったり敵を味方につけるなど水面下での激しい情報戦を通じ、いつの間にか敵が自然に崩れるという戦いを最上策としている。ところで表面上は「動かざること山の如く」政治的動きを見せなかった小沢氏が11月10日に行った稲盛氏との会談の意味は一体なんだろう。(政治と金が話し合われたのでは?とマスコミは報じているが、小沢氏が自身の訴訟問題や証人喚問問題を財界人に相談するなどありえず全く論外だ)

ところで過去の例からも、水面下に潜っていた小沢氏が表面に出てくるときは、勝算を見出すための準備が整ったことを意味することが多い。今、財界は菅政権が右往左往している「ロシアや中国、米国との関係、TPPや法人税」など財界が関心を持つ問題に危機感を抱いているはずだ。

恐らく稲盛氏は今まで、財界を代表し財界の意向を小沢氏にぶつけ、小沢氏からそれなりの回答を得てきたのだろう。そして今回の小沢-稲盛秘密会談は上記問題解決の方策について双方が合意し、それを前提に財界が小沢氏を支援するとの約束を交わしたのではないだろうか。

すでに小沢氏は反対勢力である検察トップの大林検事総長を味方につけ、またマスコミのドンで旧くからの親友でもある読売新聞のナベツネに対しても何らかの取り込み策を実施している可能性は高い。当然、米国に対してもジェイ・ロックフェラーなどを通じ共和党右派や軍産複合体などの切り崩しを行っているに違いない。

さて小沢氏が情報戦で「戦わずして勝つ」環境を整え、「疾きこと風の如く」政界で動き出すのは何時なのだろうか。恐らく来年春までに菅政権が自然崩壊するのを待ち、一気に政界再編に打って出ることを目指しているのかもしれない。その時こそ「侵掠すること火の如く」官僚組織やマスコミの改革を進めてくれるのではなかろうか。





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最終更新日  2010年11月12日 17時53分29秒
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