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2009年01月08日
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カテゴリ: 食事
 大根・・・年中見かける食材ではあります。常備しておくと、大根おろしから煮物まで結構重宝する食材ではありますが、意外と重量が嵩み、買い置きには困った存在でもあります。

 大根というと有名な話に「真っ直ぐな大根」を作るというものがあります。それまでの曲がっていたり、根元から先端にかけて太さが大きく違う物に対し、真っ直ぐで太さも出来るだけ均一な大根を作る。

 そうする事で大根を作るコストは膨らみますが、運びやすくなり、店頭に並べる際もたくさん積み重ねられる事から大根を流通させるコストは抑えられるので、トータルではコストを低く出来るというものです。

 食が流通とは切り離せない事を象徴する話であり、それ以来大根は真っ直ぐで均一な太さの物が主流となっています。

 地中海沿岸や中東が原産と考えられる大根は、古代エジプトでも食用として栽培されていた記録があり、長い歴史の中で数々の品種改良が行われてきた事が考えられます。
 真っ直ぐになるというのも、その一つと言えるのではないでしょうか。

 そうした品種改良の中で病気に強い品種として登場したのが青首系の品種で、登場以来、一気に普及して今日の大根の主流となっています。

 かつては生産量が最も多い野菜とされた大根ですが、最近ではキュウリにその座を譲ってしまっています。煮物や刺身のツマなど、魚料理と縁が深い大根に対し、サラダなどの洋食に使われる事が多いキュウリという、魚食から洋食といった食の変化が影響しての事と言えます。

 これからの季節、大根は鍋物で美味しくいただけますがキュウリは鍋物には合いません。ちょっと応援したくなってしまいます。



 演技が下手な役者を「大根役者」と呼びますが、生食から煮物まで、どのような食べ方をしても「当らない」という事が元になっていると言われます。ジアスターゼのお陰という部分が大きいのかもしれません。





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最終更新日  2009年01月08日 07時42分18秒
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