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2014年08月21日
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カテゴリ: 食事
 子供の頃、レストランに食事に連れて行ってもらいメニューにホットケーキがあるのを発見し、それが食べたいといったのですが、今日は食事に来ているのだからと却下され、少し離れた席に近所の子供も来ていて、その子はホットケーキを食べていた事から、親によって食に対する考え方が違うものだと思った事があります。

 最近ではホットケーキはパンケーキと呼ばれる事が多くなり、カフェなどで食事を意識した甘くないパンケーキも出されている事から、今なら却下される事はないだろうと考えたりもしています。

 また、パンケーキを家庭で手軽に焼く事ができるパンケーキミックスもかなり発達していて、ダマにならずにすぐに水や牛乳などで溶く事ができ、焼き上がりも綺麗に仕上がってくれます。そんな便利なパンケーキミックスの普及に伴い、困った症状が報告されるようになってきています。

 パンケーキシンドロームと呼ばれるその症状は、小麦粉やパンケーキミックス、お好み焼き粉などのミックス粉を使い残して保存しているうちに、中でダニが発生してしまい、気付かないうちに食べてしまう事で起こるとされます。

 主にイエダニなどが中心となるそうですが、小麦製品を食べた後にアレルギー症状として発生する事から、小麦アレルギーと間違えられてしまい、原因の特定が遅れてしまったり、海外では重篤なアレルギー反応であるアナフラキシ―ショックを引き起こして死亡した例も報告されています。

 小麦粉は加熱してから食べるために危険性を意識しにくいという事もあるのですが、ダニのアレルゲンは加熱しても残されてしまう事から、焼いても危険性は変わらないため、小麦粉の管理には充分に気を使う必要があるといえます。

 毎回、使い切ってしまう事が最良の対策とはいわれますが、どうしても使い残してしまうので、そんな際は密閉して冷蔵庫などに保存し、ダニが好む高温多湿な環境にしない事が重要といわれます。家の中のダニの数も小麦粉への混入と繁殖を左右するともいわれますので、日頃からダニが増えないようにする事も大切とされ、安全確保にはいろいろと気を付けておくべき事が多いと思えてきます。





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最終更新日  2014年08月21日 07時49分27秒
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