nipparatの日記 囲碁 不思議体験 

nipparatの日記 囲碁 不思議体験 

Mar 19, 2006
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カテゴリ: 不思議体験
 WBC豪快な勝利で決勝進出。日曜日の今日はようやくじっくり観戦できた。少年時代ほどではないが、どうしても野球は燃えてしまう。以下雑感。

※筋書きのないドラマ

 当初、主催がMLGであったりルールや組み合わせを見た時に、相当に茶番に感じた。しかし、選手の真剣なプレーを見ているうちに引き込まれてとんどん熱くなってしまった。これが、スポーツ、野球の魅力なのだろう。
 大会は主催者の思惑と全く違った結果になっている。審判のミスやら番狂わせなどあって、本当に筋書きのないドラマだと実感する。筋書き通りにはけしてならない。

※一発勝負の野球

 オリンピックも同様だが、一発勝負の国際試合は普段見ている野球とは全く違うと改ためて感じた。
 一点の先取点の価値が極めて高い。知らない投手相手では、あのアメリカやドミニカのスター選手でもなかなか打てない。韓国のように、守りを重視した選手構成で、早い時期からしっかり準備するチームが有利のようだ。
 野手は守備と走塁の能力が高くて出塁率が高い選手が必要なので、その意味では松井秀喜や城島はどうしても必要な選手ではないかも知れない。序盤から確実にバントするような作戦は、ペナントレースで見せられたらつらいけど、国際試合での一点にこだわる試合も緊張感があって面白い。



 準決勝の前に王監督が「華々しい野球を見せたい」と言っていたので、また勝負に甘くなるかなと思ったら、今日もその通りの展開であった。
 4回にイチローが出塁してノーアウト2塁の場面で松中にバントさせなかった所と、7回に松中に代走を出さなかった上に多村にスリーバントさせずに中途半端なバスターになった所である。ただ、「そこまでして勝っても」という気持ちもある。その後、起死回生の福留の本塁打から打線が爆発して大興奮のドラマを見せてもらった。しかし、7回に点が入らなかったら負ける雰囲気だった。

 あの場面見ていて、碁でも似たようなケースがあるなあと思った。確実に少しポイントを上げる手があるが、多少危険もあるけれど一気に相手を圧倒する展開も見える、という場面である。
 こういう時は本当に悩む。確実な手を選んだ方が勝率はいいかも知れないけれど、面白くないし、それに将来につながらない気もする。これは、勝負における永遠のテーマなのだろう。

 ドミニカを一点に押えたキューバ相手では、今まで以上に簡単に点を取れないと思うけど、ここまで来たら王さんらしい野球で勝ってほしい。





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Last updated  Mar 19, 2006 08:53:19 PM
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Comments

nipparat @ Re[1]:追悼 畑正憲氏(04/08) GO!さんへ  ぜひお楽しみください。今回…
GO!@ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) 11/11にしずおか囲碁まつりでまた伺う予定…
GO!@ Re[2]:追悼 畑正憲氏(04/08) nipparatさんへ 久能山東照宮は行ってみ…
nipparat @ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) あまり確認しておらず、返事が遅くなりす…
GO!@ Re:追悼 畑正憲氏(04/08) しばらくご投稿がなかったので、案じてい…

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