今回は前回と同じ碁の続き。
実戦図1

黒が稼ぎまくり、白が黒の大石を追いかける展開。黒のdaxiangさんはスリル満点の碁が多いので、今やjoonkiさんを凌ぐ人気ナンバーワンだろう。
白の1から3が華麗な手筋。白から4と5を決めて切っていくのは、白が駄目詰まりの形になって黒から4の下に切りが入る。黒4で5へ切りは白が1の石を引いて味良く黒を切断できる。
実戦図2

この後、黒は左下に活路を求め暴れまわる。見ごたえ満点である。今左辺に黒がつけた場面で、白1がサーカスのような手筋。確か以前にチクン先生が国際戦でこんなような手筋をうっかりしたような覚えがある。
参考図

黒から下辺の2線押さえ(C-2)が先手なので、左下の黒石が繋がると生きてしまう。白1が普通の発想だが、これだとこの後どう打っても黒4の下がりが利きになってしまう弱点がある。
ただ、下がりを利かして白を取りに行って黒12が恐ろしい手だが、どうやら白は大丈夫なようだ。白13で15に受けると、中央の一眼を奪って劫になってしまう。
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