馬味調味料の逆襲@雅没徒裏本家05

馬味調味料の逆襲@雅没徒裏本家05

2024.05.02
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カテゴリ: 70年史


洋楽ではクラシックの影響を受けて
ビートルズとかプログレッシブロックとかが登場し
日本でもそうした洋楽の影響を受けて
音楽が多様化していったのですが
1970年代後半になると画一化の方向に向かいます
要するに売れ線を追うようになったわけで
メディアや雑誌がとりあげて情報が多くなると
どうしても売れる売れないで淘汰されます
音楽的な傾向としては
音は厚く  テンポは速く メロディーよりもリズム
さらに聴覚よりも視覚
衣装 振付 ダンス といったものが
大きな要素になっていくわけです

そんなわけでこの時代は
サクッと飛ばしていこうかとも思います



九月の雨(太田裕美)  1977年 |
リボ核酸 泉羽はどこか それは仁 愛の花咲く ももものまなざし 





舞台はタクシーの中なんですが
情景はあざやかに浮かんできます

ワイパーを流れる雨
窓の外に見える公園


♪愛が昨日を消していくなら
 私明日に歩いてくだけ


松本隆の詞は いつも文学的です








曲は洋楽のカバーで大ヒットしたんですが
悪い意味で気になるのは日本語の歌詞

♬ 若いうちは やりたいこと
  何でもできるのさ

裏返せば 年をとったら 
やりたいことできなくなる?

それじゃ誰も年をとりたくなくなる

だから逆でしょ
若いうちは やりたいことできないけど
年をとったらできるようになる

そうじゃなきゃ年をとることにネガティブになってしまう
若者は年をとっていくけど
年をとったら若者には戻れないんだから
安直にこういう歌詞を書くんじゃねえ

と思ったわけですよ



​​




♪夕方になれば 学生の群れが 
   流れてゆく 流れてゆく お茶の水
 いいかげん彼の ことなど私 
   忘れたいのに 忘れたいのに まだだめよ
 茶色いセーターいつも着て 背中丸めて歩いていた人
   そんな姿の人見ると もしやと思ってしまうの
 あの人がいない街はお店も通りも 
        悲しみ色に閉ざされている。


天然しおりんすの昭和デモール 昭和51年~昭和52年 |
誘惑の 岸に寄る波 夢の跡 幸せの音は 汐里の通い路





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Last updated  2024.05.02 09:54:29
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