やさしく寄り添うモンブラン
おはようございます、秋が終わりかけなのに
栗やブドウを味わいたい欲が始まりの時より高まっている
宅録声優の日常演舞です。
というのももうすぐ職場が繁忙期になり、毎年とてつもない修羅場になるので……
なる前に秋の味覚をしっかり食べて、
乗り越えるための英気を体にしっかりと蓄えておきたいんですよね。
ですが中々都合よくいいお店は~
なので少し前にローソンで見つけた↓
を思い出しながら、秋の味覚を楽しんでいきたいと思います。
栗をペーストではなく、乾燥させて
粉上にしているモンブラン、果たしてペーストとは何が違うのか
あなたも気になりませんか?
和栗モンブラン大好きな私は、粉でもおいしく食べられるのかな?
お値段は1個税込354円。
コンビニスイーツとして考えると、少し高めでごほうび寄りの価格帯です。
ローソンの商品説明によれば、
「和栗本来の味わいが楽しめる」 「ふんわり栗粉×クリーム」と
かなり魅力的な言葉が書かれています。
商品を見てまず目に飛び込んでくるのは、
ケーキ生地の上にこんもりと積もった、
雪のような黄土色の栗粉達。
一般的なモンブランのような、
ぐるぐると絞り出されたペーストではなく、細かく砕いた栗がふんわりと
乗っているビジュアルなんです。
「いつものモンブランとは違う」と、一目見た瞬間に思いました。
そっとスプーンを入れてみると、
まず感じるのは栗粉ならではの
「ほろっ」とした崩れ方。
口に運ぶと、粉になった栗が
ふわっとほどけていき、ペーストとはまた違うやさしい甘さを、
じんわり広げてくれました。
主張が強すぎない、けれど確かに
口の中に 和栗の素朴な香りと甘さが
しっかりと味わえます。
「和栗そのものを、そっと押し出したい」
狙いが伝わってくるような、控えめだけど確かな味わいでした。
一方優しい甘さの栗粉を、
下で静かに支えているのは、
シンプルな味わいのケーキ生地。
バター感や甘さを必要以上に出さず、栗粉の風味を邪魔しません。
静かに支えるための、土台に徹している印象でした。
正直に言うと、最初の一口目では
「もう少し生地も主張があってもいいのでは?」と、少しだけ物足りなさを感じたのですが、
食べ進めるうちに考えが変わっていきます。
「控えめだからこそ、栗が主役として生きる」と納得できる影の立役者のような生地でした。
一方で、食べる時少しだけ注意が必要です。
栗粉が本当にほろほろと崩れるので、
スプーンを入れる角度を間違えると、
ぽろぽろと周りにこぼれてしまって……
せっかく口に運ぼうとした栗粉が、先にトレーの上へ落ちてしまう。
想像するだけで苦笑いしてしまいませんか?
ホロホロ崩れる優しい口どけを楽しめる一方で、
崩れやすさという「食べにくさ」も、しっかりセットでついてくる
面白いスイーツだと感じました。
がつんと濃厚なモンブランを求める人には、正直ちょっと物足りないかもしれません。
けれど、仕事や家事でくたびれた夜、
胃や心に負担をかけたくない時、
優しく寄り添ってくれるスイーツです。
もちろんちゃんと栗を楽しめます。
ほろふわ栗粉がそっと寄り添ってくれる、やさしい存在になるはずです。
和栗のやさしさをふんわりと味わえる一方で、
崩れやすさという弱点も抱えたスイーツだからこそ「完璧ではないけれど、そこが愛おしい」と
実際に食べた私が思ったモンブランです。
最後に、この商品の教訓を一つ。
見た目や説明だけでは分からない、
長所と短所は、実際に手を伸ばして
味わってみて、初めて自分のものになる。
スイーツも、人との出会いも、
少しの「崩れやすさ」ごと受け止めてみると、意外なやさしさに気づけるのかもしれませんと
私日常演舞に教えてくれました。
日常演舞の食レポ日記、今回の演目は
【ローソン・ほろふわ栗粉の栗堪能モンブラン】を
食べてレビューしてみました。
また次回の演目でお会いしましょう、演舞終演!!
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