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2004年01月26日
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昨日の夜中、ひとりでDVD見ました。


若かりし頃、奔放で聡明だった妻。
心から愛したその妻が、ある日、アルツハイマーに
冒されて…。
という老夫婦のお話。っていうと、なんだか
暗いんですが。
いや、そりゃ明るくはない。
現実の持つ重みが伝わってくる力作だし。

近いような気持ち。
次第に意味不明の行動をとる妻にいらだつ自分にいらだつ
夫。そこにあるのは、年を経てもなお、
育っている愛。
きれいごとじゃないと思うんだよね。
たしかこれ実話だったと思うし。

夫婦って、愛情って。

いろんなことを考えさせられました。
長年愛し慈しんできた相手。
その人が壊れていってもなお、人は
かの人を愛し続けることができるのでしょうか?

やっぱりそれまでに、どんな関係を築いてきたか、
それだけ?

昔、保健婦さんをしていた人に聞いた話を
思い出した。ある亭主関白なじいさんが
寝付いたそうな。

夫が自分の身の回りのことができなくなったとき彼女は、
夫が欲しいものを、ほんの少し手が届かない(もう少しで
手が届く)場所にいつも置いたそうな。
その家を訪れた保健婦さんは、
「ああ、リハビリの一環ね」と思ったそうだが、
実はそうじゃなかった。
妻は保健婦さんに言ったと。
「今まで私がしてきた我慢に比べたらこんなもの」。
年老いた妻は、身動きできない夫の欲しいものを、
いつもほんの少しの差で手にすることができない
場所に置くことで、長年の恨みを晴らしていたのだとか。
なんとも悲しい話…。

いま、私は独身ですけど、
この先もしもまたペアとして誰かと暮らす幸運に
恵まれたら、どちらが倒れてもせめて
「いじわる」にはならずにすむ関係を築いておきたいなと。


それにしても、ケイト・ウィンスレット。
「タイタニック」の頃よりひとまわり、いえ
ふたまわり以上スマートになって、
主人公の若かりし日を好演。
活発で自由奔放で聡明で…。
こっちの彼女のほうが、絶対に「タイタニック」のときより
断然いいですよ。






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最終更新日  2004年01月26日 23時34分15秒
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