空 遊 人

空 遊 人

2010/09/30
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アッ!!と言う間の50万人突破し一日平均7300人の来場で加速度的に熱気を帯びてきた瀬戸内国際芸術祭の総合ディレクター北川フラム氏に御会いしました。
日常的に海外の来県者を見かけるようになり国際都市のような雰囲気の高松市内が全く別の顔になるそんな毎日の景色がとても新鮮です。
今、爆発的な人気となっている根源はガイドブックと言うアナログの世界。今回は、テダジタルな携帯やパソコンよりも人気となっているのは、アートを巡るにあたって不便さを楽しむ感覚が根源にあると言います。
アートの島直島に至っては、作品に長蛇の列が出来るも自然発生的に列を成しひとりひとりが撮影できるそんなルールがいつしか出来上がっていたと言います。
北川さん曰く
このアートに関して来県する方々の質がイイといいます。

財源が豊富にある香川県ではなく今のままの都会と違う空間をアートで繋いだと言う事になります。
島々は、小さい島は200人程度の人口のところでコンビニやお店が沢山ある訳では無く、島に渡る為には弁当や飲み物まで持参しなくてはいけません。島内のお店は島民の為にある訳です。大半が高齢者でその店に行くのがやっとということです。

この芸術祭開催にあたってのネックは、漁協。増便された船が多く通る事は、魚にとって良いものではないと言う考え方があります。

開会式では、高松の港をバックにその海には全ての漁協関係者が大量旗をかかげて終結し成功を祝ってくれたようです。
北川さん曰く
瀬戸内海そのものがアートだと言う言葉が嬉しくまさに自分の感じていたそのものでした。
高松から船で20分
女木島と言う通称鬼が島と並ぶ男木島。それを行き交う「めおん」という船。これだけで充分癒されます。めおんは映画にもなってます。
そしてシャッター商店街となっている高松市内のをこのアートに繋ぐ工夫があり多くのボランティアが関わっています。

後30日あまり、是非多くの方々に見てもらいたいものです。





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Last updated  2010/09/30 12:03:14 PM
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