のだふぁたふぁたのブログ

のだふぁたふぁたのブログ

2024.06.18
XML
テーマ: 親子関係(6)
カテゴリ: 子育て
​三大欲求の1つ、その中でも強烈な欲求で知られる「 食欲
いくら貧相な生活をしていても、食事が充実していれば生活の満足度は向上する。
今日は家庭で囲む食卓の変化について論じていきたい。


目次

1.充実の食卓

2.変化の食卓

3.明らかな食卓

4.定められた食卓

5. 整えられた食卓

​1.充実の食卓​​

子供の頃は充実した食卓を囲んでいた。成長期で食欲が爆発していたあの頃、大きな器に山盛り白米をよそって、3杯も4杯もおかわりしていた。大好きな天ぷらや唐揚げ、茶碗蒸しやお好み焼き、焼肉や刺身など毎日の食事が楽しみだった。


​​2.変化の食卓​​

思春期。環境の変化に敏感な年頃。家庭の食卓の変化に薄々と気がつき始めた。父親と子供たちの食事はいつも通りだが、母親の食事だけやけに少ない。エビの天ぷらが1本少なかったり、唐揚げが2個ほど少なかったり。メインディッシュを分け与えてくれる時もあった。最初はダイエットしているのかとも思っていたが、その姿に愛情を感じていたと同時に罪悪感も生まれてきた。


3.明らかな食卓​​


​4.定められた食卓​​

さりげなく母親に聞いてみた。「お母さんだけ食事の質が下がってるけど、もしかしてお金に困っている?」笑いながら「あんたらが生まれる前から困ってる、でも食事だけはひもじい思いをして欲しくない。おいしいものを食べて楽しい食事をして少しでも幸せを感じて欲しかった」と言った。「1人だけひもじい食事をしているの見ながら、おいしい食事をする事は難しい。罪悪感が邪魔をする。お母さんの食事の質を上げるか、俺たちの食事の質を下げてバランスをとってほしい」と伝えた。


5.整えられた食卓
​​

食事は整えられた。家族全員質素な食事になった。インスタントラーメンの時は、家族揃って玉ねぎやソーセージ、ネギなどを取り除いた、シンプルなラーメンになった。おかずの量は平等にした結果、量は減ったが、白米でバランスを整えた。どこか安心感があり、気を使うことなく、平等に食す食卓を囲む。苦しみも喜びもみんなで共有するから意味がある。一人だけが犠牲を伴う幸せに永劫、本当の幸せは訪れないだろう。

​​ ​​ ​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.06.18 21:00:14


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: