マイネルラクリマが2番手から抜け出してゴールを目指すところ、直線坂下から伸びたフレールジャックが「他馬が止まって見える」ような脚を使って堂々とこれを差し切り、無傷の3連勝で重賞初制覇。それ程懸命に走っているようには見えないのに、しっかりと伸びて勝ってしまう…この最後の差し脚を見てレーヴィディソールを思い出しました。(そういえば、レーヴディソールも福永騎手でした。このレースのビデオを見ると、直線で2着のマイネルラクリマの松岡騎手の頭が激しく動いているのに対して、福永騎手は上体はあまり動いていません。人の頭は結構重いので、走る馬に負担がかからないよう振り向かない方がいい…と1990年のダービーを勝ったアイネスフウジンの記事で読んだことがありますが…であれば、どちらの騎手が馬に負担をかけていないか、自ずとわかるのでは…?この福永騎手の見た目の動きの小ささのせいで馬が「懸命に走っているようには見えない」のかもしれませんが…。) これから菊花賞を目指すのではないかと思いますが、このレースでの馬体重は過去2戦から-10kgの436kg、初の長距離輸送で食が細くなっていたという情報もありました(全国ネットの競馬番組では「あれだけ調子が悪かったのに、あの勝ち方はすごい」との絶賛も)ので、暑さが本番となるこれからは休養させて体調維持に専念し、秋から始動となると思われます。 母のハルーワソング(1988年生まれ)の仔はハルーワスウィートが5勝したものの、その後5頭は0~1勝。ただし、母の母 Morn of Song は Glorious Song の仔で、ジャパンCを勝ったシングスピール(1992年生まれ)の半姉。Glorious Song はその仔 シャンソネット の仔にNHK MCを勝ったダノンシャンティがいます。予想が当たった(馬券は外れましたが…)ので、ちょっと応援してみたいと思っていますが、結構な良血馬のようなので、どうしたものか、迷っているところです。 私が相手筆頭にしたプランスデトワールは1コーナーでショウナンパルフェの進路を妨害した上、ディアフォルティスを巻き添えにして外に逸走し、競争中止(横山(典)騎手は実効1日の騎乗停止処分)。相手に選んだもう1頭のカフナは3着と、ちょっとストレスが溜まる結果でした…。