わたしのブログ

2012.10.29
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カテゴリ: 競馬
・天皇賞(秋)
本命 トゥザグローリー(11番人気)-18着
相手 カレンブラックヒル(3番人気)-5着 エイシンフラッシュ(5番人気)-1着
エイシンフラッシュ(5番人気)-フェノーメノ(1番人気)-ルーラーシップ(2番人気)

シルポートはレース前の宣言通り、1,000mを57秒3(テンの3Fは34秒8)で逃げ、3コーナーや4コーナーではパトロールビデオに入れてもらえない程後続を引き離しました。この気っ風の良い逃げは見ていて清々しく、直線に向いたところではまだ後続と15馬身くらいの差があったようで、テレビの実況でも「もしや!?」という雰囲気が一瞬あり、興行的に1ポイント ゲットです。ただ、このペースで逃げたら坂の途中でジ・エンドということは理屈ではわかっており、実際残り150mくらいのところで(何故か逃げ馬が)内からエイシンフラッシュに交わされ、結局1秒3(8馬身1/4)差の12着、しかしトーセンジョーダンには先着しました。シルポートには体力の続く限り、逃げまくって欲しいものです。昔で言うところの「テレビ馬」、馬主さんも悪い気はしないのではないでしょうか。
レースは後半1,000mが丁度1分で勝ち時計が1分57秒3、昨年のトーセンジョーダンの快レコードには及ばなかったものの、その前のウォッカのレコードには0秒1と迫る好時計でデムーロ騎手に乗り替わったエイシンフラッシュが一昨年の東京優駿以来の勝利をものにしました。
昨年の宝塚記念、天皇賞(秋)、そして今年の毎日王冠と本命にし、いつかはきっと…と思っていましたので、エイシンフラッシュがぽっかりと空いた内を爆進する姿を見たとき、当たりそうな馬券は最早なかったにも関わらず、とても嬉しい気持ちになりました。
今までなかなか勝てなかったのに…勝つときは何もかもうまくいくもの…いや、こうもうまくいくものかと感心するほど見事にインが空きました…モーゼ?…夜見たテレビ番組で「情熱に勝る能力はない」とおっしゃる方がいらっしゃいましたが、今日のデムーロ騎手は他の17人のどの騎手よりも競馬に情熱を注いでいたのではないか…と思ってしまいました(「一念岩をも通す」「思う念力岩をも通す」)。そんなことを感じているとデムーロ騎手が下馬し、コースに膝まづいて両陛下に一礼を…その姿を見て単純に感動してしまいました。それと同時に何故かトイストーリーを思い出しました(トイ・ストーリー2にはおもちゃ屋で入れ替わった仲間ではないバス・ライトイヤーがウッディーに「マジェスティ(陛下)」と膝まづいて挨拶するシーンがあります)。
奇跡的なインコースの空き方(全周パトロールを見たところ、驚いたことに直線に向いた時点で既に一番内の埓沿いを通る馬は逃げたシルポートしかいませんでした…)、そこを驀進する贔屓の(しかし本命にはしていない)東京優駿馬、勝利後のジョッキーの感激ぶり…例によって馬券は外れましたが、今日のレースはとても心地よい後味の残るレースでした。

なお、中央自動車道で事故による通行止めがあり、前日輸送中の関西馬の到着が遅れたそうです。
出発時刻
馬名
到着時刻
備考
午前6時
ルーラーシップ
(正午頃)
影響なし
午前10時
カレンブラックヒル
午後5時頃
一般道で迂回 1時間遅れ
エイシンフラッシュ
午後6時半頃
一般道で迂回 (2時間半遅れ)
アーネストリー
午後8時過ぎ
4時間半遅れ
サダムパテック
午後8時20分頃
4時間半遅れ
シルポート
ジャスタウェイ
トゥザグローリー
午後8時半頃
4時間半遅れ
トーセンジョーダン
※ サダムパテックとシルポートは西園厩舎、トゥザグローリーとトーセンジョーダンは池江厩舎(いずれも2頭出し)
馬に関しては「お腹が空いた」というだけで、(立ちっぱなしで?)疲労等を申し立てる記事は見当たりませんでした(むしろ厩務員さん等人間の方が参ってしまったようです)。サダムパテック陣営の「福島競馬場に輸送したと思えば(どうということはない)」というコメントが印象的でした。

[デムーロ騎手の下馬について]
7年前の天覧競馬を勝った松永(幹)騎手(当時)はルールを守って下馬しませんでしたが、故障せずとも(池添騎手のように)落馬することもありますし、天皇がどれだけ偉いものかはかりかねた外国人騎手ができる限りの礼儀を、と考えればああなりそうなものです(ああいった場面では明確な指示がない限り、軽めには寄らず、重めになるでしょう)。あれがイタリア流と言われれば(デムーロ騎手が言ったとは聞いていませんが…)それまでですし、最敬礼を咎めることは「そこまでしなくてよい」と言っているととられかねないので、JRAも制裁できなかったと思います。そもそも、大観衆の前でしかも全国ネットが2つも入っているゴール前では斤量のごまかしようもないでしょうから「各社の映像まで確認した結果問題は認められなかった」と言えるでしょうし、そもそもJRAも普通に問題なしと判断した(「自然の敬意の発露である」とか…)とは思います。そもそも両陛下の前で「審議」や「制裁」はしたくはないでしょう(この日の制裁は午前中、両陛下は午後ご来場)し…。
実は私もデムーロ騎手がどうするのかな…と思いながら見ていました。なかなかスタンド前に戻ってこないので「遅いなぁ」等と思っているうちに馬を止め、おもむろに下馬。「あ~あ、降りちゃったよ」とは思いましたが、テレビの実況でも現場でもとくに下馬を問題とするような雰囲気はなかったので、「まあ大丈夫なのかな…」と思っていました(確定が出るのも早かったと思います)。JRAも事前に想定していたのかもしれません。実は指示していたりして…(ルールがあるのでそれはないでしょうけれども、そうだったら面白いな…と思いまして)。

・WIN5
京都10R(長岡京S):ティアップゴールド(2番人気)-10着:シャイニーホーク(3番人気) 5.7倍(10頭)
東京10R(紅葉S):タイキパーシヴァル(1番人気)-2着:ミトラ(2 番人気) 3.5倍(9頭)
新潟10R(魚沼S):ゴールデングローブ(1番人気)-3着:デルフォイ(5番人気) 12.9倍(12頭)
阪神11R(カシオペアS):リルダヴァル(2番人気) 4.1倍(18頭)

発売票数 8,646,968票 返還票数 0票 的中票数票 126票 払戻金 5,064,660円 (単勝転がし 1,751,550円)

・来週
アルゼンチン共和国杯はハンデ戦ですが、ビートブラックとマイネルキッツ、そしてオウケンブルースリと3頭の(長距離)G1馬が登録してきました。ただ、どう考えてもこれらの馬にハンデが有利になるわけはないので、ジャングルポケット産駒でジャパンC 2着があるオウケンブルースリはともかく、両天皇賞(春)馬は無印です。
ハンデ次第ですが、オーシャンブルー、マイネルマーク、ムスカテール、ルルーシュといった重賞経験の浅い馬を中心にし、ギュスターヴクライ、トウカイパラダイスといったG2実績のある馬を押さえます。
本命候補 オーシャンブルー、マイネルマーク、ムスカテール、ルルーシュ

穴候補 オウケンブルースリ

みやこSはダートは負けなしのハタノヴァンクールとダート連対率100%のローマンレジェンドを筆頭に、復活の兆しのあるタガノロックオン、地方で稼ぐニホンピロアワーズ、1年振りを一叩きされたフサイチセブン辺りで十分と思います。あとは58kgでは3着までと思われるグレープブランデーです。ナイスミーチューは前走初重賞勝ちから斤量3kg増を嫌って無印です。
本命候補 ハタノヴァンクール ローマンレジェンド
連下候補 タガノロックオン ニホンピロアワーズ フサイチセブン
穴候補 グレープブランデー

新設の2歳牝馬の重賞・アルテミスSは…1週前に予想すること自体に無理がありそうですが…2勝馬エイシンラトゥナ、ストークアンドレイ、タガノミューチャン、ローテーション的によさそうなアユサン、コレクターアイテム、ネロディアマンテ辺りでしょうか。
本命候補 エイシンラトゥナ ストークアンドレイ
連下候補 タガノミューチャン
穴候補 アユサン コレクターアイテム ネロディアマンテ

さらに1週後にはエリザベス女王杯があります。ここはジェンティルドンナが勝ちを譲ってくれるというのですからヴィルシーナには頑張ってもらわないといけません(いよいよ大魔神佐々木氏のG1初勝利か!?)。実績十分のフミノイマージン、外回りならアカンサス、直線平坦ならオールザットジャズ。ホエールキャプチャは前走負け過ぎで距離延長もあって無印です。府中牝馬Sで穴を空けたマイネイサベルはもう一丁とはいかないと思い、むしろ堅いレインボーダリアを推します。
本命候補 ヴィルシーナ
連下候補 フミノイマージン アカンサス オールザットジャズ
穴候補 レインボーダリア





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最終更新日  2012.10.29 00:54:48
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