2013.06.30
カテゴリ： 競馬
・ラジオNIKKEI賞(予想)
C.ウィリアムズ騎手が短期免許期間を1週間(JRA開催日2日間)残して帰国してしまったためか、ガイヤーズヴェルトの鞍上は空席だったようですが、なぜかちゃんと内田騎手が空いていました…スケールは違いますが桜花賞のアユサンを見るような印象です。
インプロヴァイズは外枠をどうこなすかという課題がありますが、東京スポーツ杯2歳Sでケンブリジサンを差して私の3連複を紙くずにした落とし前を付けてもらいたいところです。
フラムドグロワール(単勝7.8倍 4番人気)は東京優駿と同じ北村(宏)騎手と思いきや、同騎手は函館(メイン競走の巴賞では同じ藤沢(和)厩舎のサトノギャラントに騎乗)でここはテン乗りの田辺騎手。田辺騎手はダイワストリーム(単勝19.2倍 8番人気)を蹴っての騎乗ですし、この馬自身 NHK MC 3着、東京優駿10着とこのメンバーでは上位の実績を誇りますが、この騎手の動きでは手は出しづらいところです。ミエノワンダー(単勝7.1倍 3番人気)の主戦も北村(宏)騎手ですが、騎乗経験のある松岡騎手(このレースではシンネンに騎乗)でもなくテン乗りの田中(勝)騎手…。両馬とも単勝10倍未満の人気を集めているので、荒れる予感のある3歳ハンデの重賞では軽視した方がよいと思います。
テンに置かれるダービーフィズは小回りの福島でしかもまだ馬場が良い開幕週では出る幕がないと思います。後方からの競馬が続いているブリリアントアスクも同様です。
馬・騎手とも関西からやってきたアドマイヤドバイを押さえます。
騎手だけ出張のシャイニープリンス…ちょっと怖いところですが…。
本命 ガイヤースヴェルト[単勝3.6倍 1番人気]
相手 インプロヴァイズ[単勝5.0倍 2番人気] アドマイヤドバイ[単勝10.1倍 5番人気]
・CBC賞(予想)
ハンデを見て、ハクサンムーンの57.5kgは高松宮記念とこのレースとの関係を考えると仕方がないと思いますが、ヘニーハウンドの56kgには大変に驚きました。JRAハンディキャッパーを信用しないわけではありませんが、前々走ハンデ55kgで出走したオープン特別で勝ち馬から1秒3(7馬身1/4)差のブービー(15着)、最近6走(1年以上)馬券になっていない馬なのに1kg増の56kg。G3勝ち馬('12 ファルコンS)だからでしょうか。しかし、同じG3勝ち('12 新潟2歳S)のあるザラストロは51kgと"恵"量…といろいろと考えたところ、別定重量との比較があるのではないかと思い至りました。
※ 斤量のうち「参考」はプロキオンSと同様の条件の別定重量。(内容は以下の通り:「3歳53kg 4歳以上56kg、牝馬2kg減、平成24年6月30日以降 G1競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増，牝馬限定G1競走またはG3競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定G2競走またはG3競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増、平成24年6月29日以前のG1競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増，牝馬限定G1競走またはG2競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)」)
ハンデキャップは"各馬に等しく勝機を与えようと決定するもの"( JRA HP 競馬用語辞典 による)とのことなので、別定重量を基準とすることの是非はあると思いますが、上の表を見るとハンデキャップは別定重量をベースに決めているように思えます。するとヘニーハウンドはもともと近況今ひとつなのでハンデ頼みと思っていたところの56kgは厳しく、初コースであることもありますので無印とします。
マジンプロスパーの昨年と今年のローテーションは以下の通りです。
…としますと3着以下確定と考えて人気上位であることもあり無印です。
ハクサンムーンはエーシンダックマンとの兼ね合いがありますが、開幕週で前が止まらないことも十分に考えらるので無印にはしません。
4勝すべてが1,400m(芝2・ダート2)で 1,200mの成績が 0-1-1-6 (芝 0-1-0-2 ダート0-0-1-4)のザッハトルテは開幕週の速い馬場では分が悪いと思います。
…で本命はサドンストーム。選んだというよりは残ったという感じですが、3ヶ月振りでオープン特別を勝った後に中1週でG3に挑む姿勢を買う形です。
本命 サドンストーム[単勝5.9倍 4番人気]
ワイド 4-12[5.7-6.3倍]
・WIN5(予想)
中京10R(御嶽特別):インカンテーション(6)
福島10R(さくらんぼ特別):ツインクルスター(7)
函館11R(巴賞):サトノギャラント(3)
福島11R(ラジオNIKKEI賞):ガイヤースヴェルト(13)
・新馬戦
福島・中京・函館の3場で新馬戦・未勝利戦が各1鞍ずつ、計6頭が勝ち上がりました。JRA HPでは新馬戦の3鞍しか映像が見られませんが、とくに取り上げたい馬はいませんでしたので、中京の未勝利戦で武(豊)騎手が1番人気のクールオープニング(母・ファレノプシス)で2着に敗れたことを報告するだけとさせていただきます。
東京優駿優勝からか、すっかり人気を取り戻したように見えます。これだけ人気を集めることはとてもすごいことだと思いますが、もうちょっと人気に応えて欲しいところ…でしょうか。
・裁決
中京12Rで1件審議があり、降着・失格はありませんでしたが、北村(友)騎手が実効6日間の騎乗停止処分を受けました。
直線埓沿いで先頭にいた16番ミッキーホワイト(北村(友)騎手・1位入線)が内からの鞭に応えて(?)ゴールまで残り50mくらいのところで外側に半端なく(馬10頭分くらい…)斜行し、馬1頭分空けて外を走っていた3番メイショウユメゴゼ(武(豊)騎手・2位入線)の前を横切った(カットした)ことが審議の対象となりました。
パトロールビデオにはゴールまで残り100mくらいのところからの映像しかありませんが、それでも内から入れた鞭は6発、4発目でやや外に行く素振りを見せましたが、構わず(?)そのまま追加の鞭があったので、馬もそれを嫌がってたまらず外に逃げ出した、というように見えました。直線かなり外を追い込んだ3着馬14番グランプリブルー(浜中騎手・3位入線)も決勝線手前で手綱を抑えていました。
北村(友)騎手は6月16日の函館SS(スギノエンデバーに騎乗)でもやはり斜行して実効2日間の騎乗停止処分を受けており、復帰初日での出来事であったことから、騎乗停止期間が長くなった(罰が重くなった)ようです。今回も前回と同様「鞭を入れた反対側に馬が斜行」ということなので、いわば同じ「不注意騎乗」を繰り返したということで、喩えはよくありませんが窃盗で服役した前科者が出所してすぐにまた窃盗で捕まり懲役期間が長くなった…ということですので、妥当な結論だと思われます。
パトロールビデオを見る限り(裁決でもそう言っていますが)鞭なんぞ入れなくても勝てたように見えましたので、とっても残念です。
C.ウィリアムズ騎手が短期免許期間を1週間(JRA開催日2日間)残して帰国してしまったためか、ガイヤーズヴェルトの鞍上は空席だったようですが、なぜかちゃんと内田騎手が空いていました…スケールは違いますが桜花賞のアユサンを見るような印象です。
インプロヴァイズは外枠をどうこなすかという課題がありますが、東京スポーツ杯2歳Sでケンブリジサンを差して私の3連複を紙くずにした落とし前を付けてもらいたいところです。
フラムドグロワール(単勝7.8倍 4番人気)は東京優駿と同じ北村(宏)騎手と思いきや、同騎手は函館(メイン競走の巴賞では同じ藤沢(和)厩舎のサトノギャラントに騎乗)でここはテン乗りの田辺騎手。田辺騎手はダイワストリーム(単勝19.2倍 8番人気)を蹴っての騎乗ですし、この馬自身 NHK MC 3着、東京優駿10着とこのメンバーでは上位の実績を誇りますが、この騎手の動きでは手は出しづらいところです。ミエノワンダー(単勝7.1倍 3番人気)の主戦も北村(宏)騎手ですが、騎乗経験のある松岡騎手(このレースではシンネンに騎乗)でもなくテン乗りの田中(勝)騎手…。両馬とも単勝10倍未満の人気を集めているので、荒れる予感のある3歳ハンデの重賞では軽視した方がよいと思います。
テンに置かれるダービーフィズは小回りの福島でしかもまだ馬場が良い開幕週では出る幕がないと思います。後方からの競馬が続いているブリリアントアスクも同様です。
馬・騎手とも関西からやってきたアドマイヤドバイを押さえます。
騎手だけ出張のシャイニープリンス…ちょっと怖いところですが…。
本命 ガイヤースヴェルト[単勝3.6倍 1番人気]
相手 インプロヴァイズ[単勝5.0倍 2番人気] アドマイヤドバイ[単勝10.1倍 5番人気]
・CBC賞(予想)
ハンデを見て、ハクサンムーンの57.5kgは高松宮記念とこのレースとの関係を考えると仕方がないと思いますが、ヘニーハウンドの56kgには大変に驚きました。JRAハンディキャッパーを信用しないわけではありませんが、前々走ハンデ55kgで出走したオープン特別で勝ち馬から1秒3(7馬身1/4)差のブービー(15着)、最近6走(1年以上)馬券になっていない馬なのに1kg増の56kg。G3勝ち馬('12 ファルコンS)だからでしょうか。しかし、同じG3勝ち('12 新潟2歳S)のあるザラストロは51kgと"恵"量…といろいろと考えたところ、別定重量との比較があるのではないかと思い至りました。
馬名
性齢
斤量
レース
参考
差
バーバラ
牝4
53.0
54
-1.0
ダイシンプラン
牡8
52.0
56
-4.0
ボストンエンペラー
牡4
53.0
56
-3.0
サドンストーム
牡4
56.0
56
0.0
ザラストロ
牡3
51.0
53
-2.0
ザッハトルテ
牝6
52.0
54
-2.0
アイラブリリ
牝4
53.0
54
-1.0
ウインドジャズ
牡6
53.0
56
-3.0
ヘニーハウンド
牡5
56.0
56
0.0
エーシンダックマン
牡6
56.0
56
0.0
キョウワマグナム
牡6
55.0
56
-1.0
ハクサンムーン
牡4
57.5
57
+0.5
ヤマカツハクリュウ
牡6
55.0
56
-1.0
マジンプロスパー
牡6
58.0
57
+1.0
※ 斤量のうち「参考」はプロキオンSと同様の条件の別定重量。(内容は以下の通り:「3歳53kg 4歳以上56kg、牝馬2kg減、平成24年6月30日以降 G1競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増，牝馬限定G1競走またはG3競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定G2競走またはG3競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増、平成24年6月29日以前のG1競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増，牝馬限定G1競走またはG2競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)」)
ハンデキャップは"各馬に等しく勝機を与えようと決定するもの"( JRA HP 競馬用語辞典 による)とのことなので、別定重量を基準とすることの是非はあると思いますが、上の表を見るとハンデキャップは別定重量をベースに決めているように思えます。するとヘニーハウンドはもともと近況今ひとつなのでハンデ頼みと思っていたところの56kgは厳しく、初コースであることもありますので無印とします。
マジンプロスパーの昨年と今年のローテーションは以下の通りです。
レース
2012
2013
斤量
着順
斤量
着順
阪急杯
56
1
56
2
高松宮記念
57
5
57
6
マイラーズC
-
-
56
6
CBC賞
57.5
1
58
?
…としますと3着以下確定と考えて人気上位であることもあり無印です。
ハクサンムーンはエーシンダックマンとの兼ね合いがありますが、開幕週で前が止まらないことも十分に考えらるので無印にはしません。
4勝すべてが1,400m(芝2・ダート2)で 1,200mの成績が 0-1-1-6 (芝 0-1-0-2 ダート0-0-1-4)のザッハトルテは開幕週の速い馬場では分が悪いと思います。
…で本命はサドンストーム。選んだというよりは残ったという感じですが、3ヶ月振りでオープン特別を勝った後に中1週でG3に挑む姿勢を買う形です。
本命 サドンストーム[単勝5.9倍 4番人気]
ワイド 4-12[5.7-6.3倍]
・WIN5(予想)
中京10R(御嶽特別):インカンテーション(6)
福島10R(さくらんぼ特別):ツインクルスター(7)
函館11R(巴賞):サトノギャラント(3)
福島11R(ラジオNIKKEI賞):ガイヤースヴェルト(13)
・新馬戦
福島・中京・函館の3場で新馬戦・未勝利戦が各1鞍ずつ、計6頭が勝ち上がりました。JRA HPでは新馬戦の3鞍しか映像が見られませんが、とくに取り上げたい馬はいませんでしたので、中京の未勝利戦で武(豊)騎手が1番人気のクールオープニング(母・ファレノプシス)で2着に敗れたことを報告するだけとさせていただきます。
年月日
場
レース
馬名
人気
単勝
着順
2013/06/01
阪神
5R
新馬
ダンスールクレール
1
2.0
4
2013/06/09
阪神
5R
新馬
クールオープニング
1
2.9
6
2013/06/22
阪神
5R
新馬
スマートエビデンス
1
2.6
4
2013/06/29
中京
1R
未勝利
クールオープニング
1
2.2
2
2013/06/29
中京
5R
新馬
ダンシングバトー
3
5.7
9
東京優駿優勝からか、すっかり人気を取り戻したように見えます。これだけ人気を集めることはとてもすごいことだと思いますが、もうちょっと人気に応えて欲しいところ…でしょうか。
・裁決
中京12Rで1件審議があり、降着・失格はありませんでしたが、北村(友)騎手が実効6日間の騎乗停止処分を受けました。
直線埓沿いで先頭にいた16番ミッキーホワイト(北村(友)騎手・1位入線)が内からの鞭に応えて(?)ゴールまで残り50mくらいのところで外側に半端なく(馬10頭分くらい…)斜行し、馬1頭分空けて外を走っていた3番メイショウユメゴゼ(武(豊)騎手・2位入線)の前を横切った(カットした)ことが審議の対象となりました。
パトロールビデオにはゴールまで残り100mくらいのところからの映像しかありませんが、それでも内から入れた鞭は6発、4発目でやや外に行く素振りを見せましたが、構わず(?)そのまま追加の鞭があったので、馬もそれを嫌がってたまらず外に逃げ出した、というように見えました。直線かなり外を追い込んだ3着馬14番グランプリブルー(浜中騎手・3位入線)も決勝線手前で手綱を抑えていました。
北村(友)騎手は6月16日の函館SS(スギノエンデバーに騎乗)でもやはり斜行して実効2日間の騎乗停止処分を受けており、復帰初日での出来事であったことから、騎乗停止期間が長くなった(罰が重くなった)ようです。今回も前回と同様「鞭を入れた反対側に馬が斜行」ということなので、いわば同じ「不注意騎乗」を繰り返したということで、喩えはよくありませんが窃盗で服役した前科者が出所してすぐにまた窃盗で捕まり懲役期間が長くなった…ということですので、妥当な結論だと思われます。
パトロールビデオを見る限り(裁決でもそう言っていますが)鞭なんぞ入れなくても勝てたように見えましたので、とっても残念です。
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