わたしのブログ

2019.12.19
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カテゴリ: 時事
英総選挙、保守党が歴史的勝利 EU離脱案、議会承認へ―半世紀の絆に終止符(時事通信社)
もともと「名誉ある孤立」を旨としていたイギリス(20世紀初めの日英同盟でこれを「捨てた」…ととある本(※)に書かれていました…)、もともと通貨は EUR ではなく GBP、これから EU諸国(ドーバー海峡を挟んだ反対側全部…という意味でしょうか…)との距離をさらにとるようになる…ということ…なのだと思います。ユーロスターでもパスポート・コントロールが導入される…ようになるのかもしれませんが、そもそも、イギリスは何がイヤで EUを離脱するのか、理解できていないので、このような具体的なケースで何が起きるのか、理解できていません…。

一歩引いてみると、第二次世界大戦後、次なる世界大戦を避けるべく、国際連合が創られる等、対話・協調を模索してきた 20世紀後半…イラン・イラク戦争、フォークランド紛争、湾岸戦争、ユーゴスラビアの崩壊等、多くの軍事的衝突がありましたが、これらは当事者の意識はともかく、「世界」には「協調が善」とする雰囲気があったように思います。しかし、トランプ政権が掲げるアメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)等「大国がそれを言っちゃあ…」という状況もあり、近視眼的な利益追求が世界を再び崩壊させるリスクが高まる方向になっている…ように思います。
インターネットによる「個」と「世界」の間の階層の縮退がより「個」の利益追求を可能ならしめている…ドローンは物理的な「モノ」として存在するため規制はまだ容易ですが、それでもドローンによるサウジアラビア石油施設への攻撃は世界経済へ大きな影響を与えました…技術革新は善意にも悪意にも活用されるものなので、今後も予期せぬ事態が発生し続けるのではないかと心配しています。
ボタン一つの金融派生商品の取引で巨万の富を得られるのは、ルールが整備され、協調によりこれが維持されているから…近視眼的な利益追求が可能なのは、協調を是とした世界平和維持の努力が前提であって、その維持へのコストを出し惜しむのであれば、近視眼的な利益追求の実現性が低下する…と思うのですが…この先、世界はどこに進もうとしているのでしょうか…?

※「全世界史」(新潮文庫 出口治明氏著)





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最終更新日  2019.12.19 00:00:18 コメントを書く
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