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2004年12月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
中国人が良いことをしてくれたとき、
「あの人、ええ人やなぁ」と思う。
でも、中国人に悪いことをされたときは、
「もうっ!ほんとに中国人は…」と思う。

両方とも自分で思ったことなのですが、
この違いって、我ながらヒドイですよね。

良いことは、人ひとりずつ、でも、
悪いことは、国単位で考えてしまう。


 これは、変。



面白い本に出会いました。
ちょっと堅い本なんですけどね。

『精神科診断面接のコツ』(←絶版でした)
 著者: 神田橋条治   出版社:岩崎学術出版社

ある一部分に、ギクッとしたところがあったんです。
その部分には、こんなことが書かれていました。
(のむてつ流解釈です)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

病名というものは、他の医者に伝えるためや、
患者への説明の道具として作られたものにすぎない。

ときどき、若い精神科医の中に、患者を前にして、

発掘しようとする人がいる。

これは、その『病名』で示されるある明確な「もの」があると
誤解した結果の行動である。

そのような「もの」が患者の中にひそんでいるのではない。

今、目の前にいる患者の、精神的身体的な様子・特徴を

その分類の目的を考慮しつつ行うことが、
診察に際しての正しい姿勢なのである。

この世に存在するものはすべて、輪郭のあいまいなものである。
輪郭のはっきりしたものはすべて、現実には存在しない
抽象の産物なのである。

現実にあるものは、隣との間が、いくらかの「ぼかし」で
連なっている。明確な境界は仮象のものである。
少なくとも、そう考えておく方が実害が少ない。

~~(終わり)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ギクッとしたのは、
自分も、知らず知らずのうちに、この要約の中の
若い精神科医のようなことをしかも…と気づいたからです。

『中国』という政治的・地理的な目的の区分に
ハッキリした一つの性格が当てはまるわけがない。

なのに、マスコミによって作り出された『中国人っぽい』という
悪いイメージを、13億人に当てはめようとしてしまう。

無意識に、その悪いイメージに当てはまる部分を
中国人の中に探しつづけているから、悪い点を見つけると、

「ホラホラ!でしょ?やっぱりね」

となってしまう…

中国人と仲良くしているつもりでも、
ついつい、そうなってしまっていた、と。

反省…



あっ! 

これって、学校での、いわゆる『問題児』とか『ヤンキー』と
呼ばれる子に対しての対応に似ているかもしれないですね!

外見や、一つの行動で、
その子の性格がわかったつもりで、
切り捨ててしまいがち。

それに気をつけて、自分からたくさん接し、
信頼関係を作ってこそ、本当のところが見えて来る。



結局、中国人への対応も、
日本人への対応も一緒なのかもしれないですね。





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最終更新日  2004年12月25日 20時00分34秒
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