のびゆらの花咲く旅路

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2008.04.07

「チャプレン」という仕事

テーマ：本のある暮らし(3308)

カテゴリ： about life

図書館で「婦人之友」3月号を借りてきました。

婦人之友 2008年 03月号

母が「友の会」の会員だったので、
こどもの頃、「最寄会」に連れて行ってもらったり、
バザーでクッキーを買ってもらったり、
「友の会」には懐かしい思い出がいっぱいです。

家にあった「婦人之友」も、けっこう読んでましたねー。
進学で家を離れてから、手に取ることはなかったのですが、
結婚を期にときどき読むようになりました。
地に足のついた生活ってこういうことなんだなーと、

今回の号も、野菜のしたごしらえ、子どもへのおこづかいを考える、
六ヶ所村再処理工場の話など、興味深い話題が満載でしたが、
その中に「こころといのち」をテーマにした座談会がありました。

座談会のメンバーは、
ドイツ文学者であり、幼稚園園長である小塩節さん、
国会議員の川田龍平さん、幼稚園教諭の神田奈月さん、
そして「チャプレン・カウンセラー」の沼野尚美さん。

初めて「 チャプレン 」という言葉をききました。
日本語では「病棟付き牧師」というような意味だそう。

沼野さんは神戸の六甲病院緩和ケア病棟（ホスピス）などで、

宗教的な心のケアをおこなっているんだそうです。
（公立病院でクリスチャンのチャプレンを置いているのは、
国内でも六甲病院だけとのこと）
カウンセラー資格もお持ちなので、
宗教に抵抗感がある方にはカウンセラーとして関わっているそう。

ある日患者さんから贈られた、

助死婦として、亡くなっていく方々から逃げないで、
ともに生きる人であってほしい

という言葉を胸に、

ネット上で、こんな沼野さんの文章をみつけました。
ご興味のある方はどうぞー

死を考えることは生を考えること。
著書も数冊あるようなので、ぜひ読んでみたいと思います。

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