月臣邸

2005.12.02
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行為アリです。16歳未満の方はお気をつけ願います。



夢見た未来は不気味な 壊れ物の、世界







「ハァッ、ハ…」
「黄泉、走って!」


咲人に腕を引っ張られ、ようやくこの体がついていく。
ボロボロの足が?げそうなほど痛くて、泣きたかった。


俺たちは人を殺しました。


だから、俺たちはもう今犯罪者。





「生きて帰る」って、咲人と約束したの。
全ては国の為。




俺たちは、犯罪者を殺す犯罪者なんです。



くだらない世の中をくだらない罪で染めて、罪の無い世界を作ろう


「良いこと」をしているつもりはない。
だけどもう、人を殺す感覚に慣れてしまった。


だからもっと殺そう

「悪い人たち」を殺そう。








いつか、呟いた。


「ねぇ、咲人…」
「何?」
「…犯罪者の中にはね…
 俺たちみたいに、悪い犯罪者を殺そうとしてくれてる、犯罪者も…いるんじゃないかな…」



復讐、するんだろ?








昔から綺麗な顔立ちをしていた咲人に憧れていた。
同時に咲人も、俺のことを可愛いと言って愛してくれてた。





だからこそ、今日。
こんな屈辱にあうなんて、思わなかった。

















「っ…はぁっ…疲れた…ッ」
「大丈夫、黄泉…?」


ピ、と自動販売機でコーヒーを買い、咲人は俺に渡した。


「ッ痛っ…」
「っ…銃弾が…?」


肩を抑え、苦しそうにしゃがむ咲人に俺は近寄り、心配そうに見つめた。

「ん、擦れただけだよ…」
「ちょっ…血が!」
「大丈夫、だから……」


苦笑しながらも、咲人は地面へ倒れこんだ。


今日の相手は通り魔。
偶然すれ違った人に、咲人は銃で撃たれた。
その直後俺が銃を撃つと通り魔は倒れたが、その現場を見た女性が叫び声をあげた為俺達は走って逃げてきた。


最悪なことに、今日は女性に顔を見られてしまった。





「どうしよう、咲人…俺たち、もう終わりかなあ…」
「さあ、ね…」

ハァハァ、と息を荒くして肩を抑える咲人。
俺はもう混乱してしまい、どうしていいかわからなかった。




そのとき。





「あっれれ~? もしかして指名手配中の連続殺人犯達じゃないですか~?」
「!?」
「あ、ホントホント。痛んだ金髪に童顔…あとは痩せた体系の背の高い茶髪。コレじゃない?」
「をー! 結構可愛いじゃん、どっちも」


青い、服。
帽子を被り、胸につけた紋章は――


「こんばんわ、警察です」




ニヤッと笑った銀髪の男の顔が、月明かりで照らされた。





「っ…」

く、と唇を噛み締めた。
これまでか――

と諦めるわけにはいかない。


「ちっ…」

肩を抑えたままの咲人がゆらりと起き上がる。

2人、3人組の警察を睨みつけた。



1人は異様に背の高い、いかにも遊んでいる感じの男。
その隣は頭一つ分背が低い、何故か顔面がピアスだらけな派手な奴。
もう1人は、帽子からチラリと見せる銀髪が特徴的な、厭らしい笑みの男。


「うっわ。ちょっと待って、コイツマジ可愛くねー?」

ケラ、と笑ってピアス男は俺の顎をくぃっと持ち上げた。
近くで見ると綺麗な顔立ち。しかし、警察とは思えないほどの悪人顔が印象的で。


怖くて、寒気がした。




「ねぇ瑠樺さーん、この子味見したい」
「はぁ? んー…まあ別にいっか」
「ぇ? じゃあどーせなら5人でヤろーぜ? そっちの子2人にあげっから、俺こっちの美形お姉さん系の子ちょーだい」

丁度夜の10時を回った辺り。
人通りの少ない路地裏で、この3人は一体何の話をしているのだろう。


「君、名前は?」

ピアス男は、次は人のよさそうな笑みで俺に首を傾げた。
恐る恐る口を開け、呟く。
「…よ、み……」
「あ? 聞こえねーよ」

先程ピアス男に「瑠樺さん」と言われた男が、まさにチンピラのように俺の肩を蹴る。

「おい殺人犯。しっかり名前言いやがれ。
 そしたら逃がしてやらぁ」
「っ…ホント!?」
「ああ、見逃してやるよ。今回だけはな? ただし、抵抗しねーで黙って味見されろよ。大人しくからだ差し出しゃ逃げれるんだ、いい話だろ?」
「…っ…俺は…千葉黄泉」

「へーぇ…黄泉、ねぇ…」

”瑠樺”が満足そうな笑みを浮かべていると、背後から陽気な声が聞こえた。
銀髪の男が、咲人の肩を掴んでいる。

「ねー瑠樺さーん。俺、こっちの子もうヤっちゃっていいでしょ?」
「っ…」
「咲人!!」


弾丸を掠めた肩からはまだ血が出ており、銀髪の男に捕まれたせいで痛そうに顔を歪める咲人。

駄目だ。


このままだと、咲人が――





一緒に帰る、って約束したんだもん。

咲人のこと、大好きだもん――





「やめてぇっ…咲人にだけは、手出さないで!」

「…は。何? お前が3人分背負う訳?」


銀髪の男はケラッと笑って、俺を見た。

俺はコクンと頷き、
「俺が、…相手、するからっ……咲人だけは逃がして…っ」
「黄泉…っ何言ってんだよっ」

「…先、帰ってて。俺もすぐ帰るから」


ニコ、と微笑んだ。




駄目だよ。

咲人は、怪我してる。

何より、俺が耐えられない。


俺が傷つくのはいぃ。
だけど咲人が傷つくなんて耐えられない。

だから。




「早く…逃げてっ!」




叫ぶと、咲人は泣きそうに顔を歪め――

路地裏から飛び出した。



俺は、安堵したように微笑みを浮かべた。

ぅん、これでいぃ。犠牲になるのは、俺1人で――
「ッ!?」

その時。
ガッ、と後ろから髪を鷲掴みされ、膝を立てた状態で顔を地面にグリッと押さえつけられた。


「ッぁ…!」

開けた状態の口にコンクリートの細かい石や砂利が入ってくる。
唾液と絡み、口の中が濁った。


「さァーて…じゃ、じっくり味見させてもらうか?」


”瑠樺”の、低い声が聞こえた。
後ろからズボンのチャックを開け下着ごと下ろされて。
所謂バックの体位で、俺自身を後ろから握り、扱き始めた。


「ぁッ…ひっ」

吃驚するほど上手い手つきで、感じたくなくても俺の体は反応してしまう。


「あーあー。もしかして童貞じゃね?」
「そぉかもねー。こーゆーこと知らなそうな顔」


クスクスと笑うピアス男と銀髪の男の話し声がすぐ耳元で聞こえ、俺は赤面した。
確かに事実ではあるが、改めて言われると恥ずかしくて涙が出そうになる。


「でもホーント可愛い顔。いじめたくなっちゃう」

ニヤッとピアス男が微笑んだかと思うと、そいつは自身のチャックを下げ、赤黒いソレを俺の口内に強引につっこんだ。


「んぐっ…んっ!」
「うわー…柩、いきなりそれはキツくね?」
「大丈夫だってぇ。初めてフェラする子の表情とかめっちゃ初々しくて好きだし」

”柩”と呼ばれた男はニコニコ微笑み、俺の髪を鷲掴みして、熱く猛った肉棒で俺の喉奥を突いた。


「ぁ…むぐ、っ…ふ」

尚も後ろからは”瑠樺”の刺激がとめどなく俺を快感に陥れる。


「おい新弥…テメーも手伝え」
「あいよー」


”新弥”、と呼ばれた銀髪は俺の後ろへ回り込み、俺の咥内へと指を入れた。

「ぁっ…!?」

初めての痛みと快楽に、俺は声を上げてしまう。
その拍子に、咥えていた肉棒を噛んでしまった。


「ッんあ…!」

ビクン、と”柩”の体が震える。
”柩”は腰を振り、俺の口を使い快楽を求め始めた。
後ろからの二つの刺激に、俺自身も腰を振り始める。


「っ…すげーキツくね、この中」
「ぁ。てかもうイきそうじゃない? 黄泉ちゃん」

「ひぁっ…」


ニヤ、と笑ったのだろう”瑠樺”に先端をクチュッと揉まれた瞬間、俺は欲を吐き出した。
ビクンッと震えた体は、咥えた”柩”自身を扱く。

「ぁ、……ッ」


同時に”柩”も、俺の口内へ白濁を吐き出す。

飲め切れなくて、ほとんどを地面へと吐き出した。


「ッゲホッ…っ…」


苦しくて、性的な涙が頬を伝う。

絶えることなく続く後ろからの刺激に、休む間も無いまま俺のソレはまた立ち始めた。


「ぁーあ。零しちゃったねぇ」

”柩”の楽しそうな声が上から耳へと響く。
そして――

「っぐっ…」


ガッ、と頭を掴まれ、地面に押し付けられた。
歯がコンクリートに直接辺り、地面と擦りつけられるせいで顎に掠り傷が出来る。

「零したの、ちゃんと綺麗に舐めてよ?」


ニッコリと微笑む”柩”を恨めしそうに一度睨み、俺は地面に零した白濁を舌で掬い始めた。

「ぁっ…や、あぁ…っ」

それと同時に、”新弥”が秘部への指を3本に増やし、俺は痛みにまた嬌声を上げた。

ツ、と切れた皮膚から一筋の血が伝った。


「ぁー…中グチョグチョ」
「ヒクヒクしちまってまぁ…厭らしいねえ」

クスクスと嫌な笑みが後方から聞こえた。
耳を塞ぎたくなるが、生憎両手はいつの間にか”瑠樺”に押さえつけられていて。

苦い白濁を舐めながら、自分の醜態が嫌になり死にたくなった。


その時。


「あッ…ぁぁあぁっ」
「っ…キツ」


グチュ、という卑猥な音が鼓膜に響く。
どうやら”瑠樺”が、猛った己を俺の中に挿れてきたらしい。

受け入れたくなくてキュ、と入口を閉じようとするが、愛液に濡れたソコはズプズプと容易に”瑠樺”を受け入れる。


「ひっ、あぁ、ん…ッ」
「…っ…」

痛み。そして、それを上回る快感。

瞳から零れる涙は、どんな意味を示すのかすらわからなかった。




程なくして”瑠樺”は俺の中に欲望を吐き出し、次は”新弥”、”柩”と順番に何度も弄ばれた。






気付けば、朝。

ボロボロに引き裂かれていた衣服を直す気力もなく、俺は力尽き深い眠りについた。












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Last updated  2005.12.03 18:23:32
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