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2007.09.13
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~講談社文庫、2006年~

 yasukun0402さんの記事を拝読して、島本さんと佐藤友哉さんが結婚なさったことを知ってから、気になっていた作家さんであり、作品です。

 物語は、高校を卒業したばかりの橘ふみさんの一人称で進みます。異父姉妹のまいちゃんと、母親の三人暮らし。大学進学を考えていたふみさんですが、まずは一年間バイトをして、お金をためることを選んだのでした。
 母親がつとめる整骨院でマッサージを受けていたふみさんは、母親がその前に話していて、またその母親にマッサージを受けていた、キックボクシングの選手の市倉周くんと知り合います。彼の試合を見に行き、一緒に食事に行き…。ふみさんと周くんの関係の進展が、この物語の大きな流れの一つです。
 その他、お世話になっている書道の先生である柳さんとのやりとり、いなくなったふみさんの父親、ときどき食事をともにすることのあるまいちゃんの父親との関係なども、物語の中で重要な役割を占めています。
 かわいがっていたモルモットの死。やがて、柳さんの妻の死。悲しい出来事はありますが、それでも人は生きていきます。

「あとがき」で、島本さんは、楽しい物語を書こうと思ったと書いています。外から見たら苦しい状況でも、幸せになっていく物語を、と。それが、十分に伝わってきたように思います。

 本編とは話がずれますが、個人的には、原田宗典さんによる解説が印象深かったです。原田さんの作品は、『十七歳だった!』というテンションの高い作品しか読んでいないこともあり、楽しい方なのだと思っていたのですが、なんだか、じーんとくるような解説でした。






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Last updated  2007.09.13 06:54:10
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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