のぽねこミステリ館

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2013.08.17
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~講談社、2004年~


 小路幸也さんの第二作です。今回は、前作 『空を見上げる古い歌を口ずさむ』 の続編というか、あの世界のお話です。
 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

ーーー
 ギーガンは、事故をきっかけに、片眼に義眼を入れていた。感情を失い、いつも能面のような顔をしているギーガンは、幼い頃から、何度も死体を見つけていた。そして今回、10人目の死体を見つけた。それは、自分もよく知る、教会の助任司祭だった。
 合宿期間に相部屋となった柊さんに、いろいろな経緯を話し、幼なじみのケイトや一緒に野球をしている誠くん、ルーピーたちも交えながら、ギーガンは、この事件の背景に迫っていく。
 尊敬していた歌の先生は、事件に関係があるのか。先生と一緒にいた男の人は誰なのか―。いろんな不安が募り、そして……。
ーーー

 内容紹介は、不思議な部分というか、事件の部分に重点を置きましたが、本作は、いわゆる謎解きを楽しむタイプのミステリの枠組みには収まらない作品だと思います。

 そして、前作同様、主人公の目を通して描かれるまわりの人々のエピソードが、どれも面白いのです。ルーピーとの出会い、片眼を失ってしまったことをはじめ、ルーピーたちと野球チームを組んだことや、外国人の子供たちのチームと試合をするシーンなど、印象的なエピソードが満載です。
 ラスト2行も良かったです。
 素敵な物語でした。





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Last updated  2013.08.17 08:54:35
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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