クロード・ボーデ/シドニー・ピカソ(落合一泰監修/阪田由美子訳)『マヤ文明―失われた都市を求めて』
~創元社、 1991
年~
(Claude Baudez/Sydney Picasso, Les cités perdues des Mayas
, Gallimard, 1987)
知の再発見双書の1冊。
本書の構成は次のとおりです。
―――
日本語版監修者序文
第1章 征服者と宣教師
第2章 画家と冒険者
第3章 マヤ学の曙
第4章 写真機を持った探検家
第5章 神聖文字の解読
第6章 新しいマヤ学の展開
資料篇 マヤ―探求、そして謎の解読
1 初期の報告者たち
2 熱帯の写真家と探検家
3 暦と神聖文字の解読
4 マヤ=キチェの評議の書『ポポル・ヴフ』
5 現代に生きるマヤ文化
6 マヤ文明年表
7 マヤ文明遺跡地図
8 パレンケ<碑銘の神殿>の石棺蓋の図像解読
INDEX
参考文献
―――
現代的知見から、マヤ文明を通史的に描くようなスタイルかと思いきや、監修者が序文で評しているように、「マヤ考古学を考古学する」のが本書のねらい (1
頁 )
となっていて、本書はマヤ文明の探究者たちに焦点を当てています。
スペインの宣教師たちがマヤの地に足を踏み入れたところから始まり、あとは各章題のとおり、マヤ文明の報告者や、その報告に魅せられてその地と文明を探求・研究した人々の歴史が語られます。
資料編には、彼らによる、大変な行程などの報告も紹介されていて、興味深いです。
ふだんなじみのない分野であり、また読了からこのメモをとるまでに時間が経ってしまったこともあり、構成くらいしか紹介できていませんが、このあたりで。
(2024.04.27 読了 )
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