西尾維新『サイコロジカル(下)曳かれ者の小唄』
~講談社ノベルス、 2002
年~
戯言シリーズ第4作の後編です。
前作で提示された、高度なセキュリティをほこる研究室で起こった密室殺人、そしてなぜ犯人は遺体をそこまでバラバラにしたのか、という謎に、「ぼく」たちが挑みます。
事件を知って半狂乱になる博士ですが、しかし部外者である「ぼく」たちを犯人に仕立て上げ、監禁します。そんな中、大泥棒の石丸小唄さんが僕たちのもとを訪れます。博士たちが、「ぼく」たちが犯人だというストーリーを準備する4時間のあいだに、「ぼく」は真相に辿り着けるのか…。
これは面白かったです。
壮大な謎に、限られた時間の中で真相に辿り着かなければならないという緊張感。小唄さんの思惑や、施設の研究者たちの思いが錯綜し、混迷していく状況という、わくわくする展開です。
(2026.01.31 再読 )
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