今日は愛知の平地でも大雪の予報でした。明日は朝一番から役員による大公開処刑があるので、その準備もしたいんですが、いまさらどうにもならないので、諦めて雪が降り始める前に帰る予定でした。

　午後から山が近いエリアに出張があって、それが心配でした。なんしろ社用車はチェーンは積んでますが、ノーマルタイヤなので出先で積もられていると、会合に遅れるし、帰りも極寒の中での装着作業になって大変です。その後の渋滞も嫌ですが・・・。

　幸い出張から帰ってくるまで、降り始めることはありませんでしたが、高架脇の温度計は１℃でした。風も強いし、高架から見える名古屋、三重方面は空がかすんで降り始めているようです。

　スマホのナビの降雪開始時間をみると１９時くらいから。

　みんな定時であがっていきますが、公開処刑されるにしても、言い訳の辞世の句くらい用意しておかないと、相手も殴りごたえがないでしょうから、撲りどころの呼び水資料を作り始めました。

　１９時には退散する予定が、現場対応で捕まり、急遽図面を出力する羽目に。これがまずかった。外をみると猛吹雪。工場の敷地内は交通量がないので、積雪し始めています。

　こりゃー、ノーマルタイヤのクルマじゃとても帰れそうもありません。工場から見える線路を確認すると、電車は動いてます。まあ、潔く電車で帰ります。まだラッシュアワーなので遅れ気味でも便は多いはず。

　工場の門まで歩くだけで雪でコートは真っ白。折りたたみ傘じゃ防げません。ラッキーなことに駅までの運行バスが残ってました。それに乗り込みます。中は暖かで生き返ります。駅までの間軽く寝たんですが、ついてみると雪はまったく降ってませんでした。徒歩でも１５分くらいの距離なのに不思議です。

　ダイヤは遅れてますが、遅れてるなりに入ってくるので、特にホームで待つこともなく、乗り継ぎも比較的スムーズでした。駅のホーム自体はそれほど積もってなくて、雪も止んで月も雲越しに見えるくらいです。

　ただ、路面は全然だめ。ノーマルタイヤじゃ死にます。交通量が多い主要国道でもこの有様。中には出勤してしまった人がノーマルタイヤで運転しているひともいるかもですが、事故でもしたら最悪です。

　極寒のなか、徒歩で帰宅。革靴は滑りそうで危なかったです。また転んだら一大事。でも、帰って朗報もひとつ。

　めがね、ありました。嫁さんがトイレで発見したそうです。あの日、酔っ払ってまずはトイレに駆け込んで吐いたので、トイレにあるんじゃないかとは思ったんですが、見たらありませんでした。なんか蓋に引っかかってたらしいですが、不思議です。あんなに見たのに。

　昨日、帰宅後、久しぶりに下の子が起きていたので、聞いてみたんです。

「めがね見なかった？」

　って。そうしたら、

「めがねみたよ。」

　って言って、走ってトイレに駆け込みました。やっぱりトイレにあったんだ、って思ったら、途中で落ちてる自分のおもちゃを見つけたらしく、それを持ってきて見せてくれました。

　なんか、話がすり替わっちゃったなー、と思いながら相手をしてたんですが、もし途中でおもちゃを発見しなかったら、めがねを持ってきてくれたかも。大人とは目線が違うので、トイレに行くたびにみていたのかも知れません。紛失の重要参考人として疑って悪かったです。

　さ、明日は早朝の電車で出かけて、８時から公開処刑されに行きます。まったく、他人様のチョンボのことで怒られます。ほんと、嫌な仕事です。その次の金曜日が飲み会なのが救いです・・・。