有明の詩(ありあけのうた)

有明の詩(ありあけのうた)

2005/12/16
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なんら抵抗することもできず

なされるままに心いたぶられ

頭を抱えてうずくまり

時が過ぎるのを待ち続けたが

何も解き放たれることもなく

尚いっそうと闇の中へと食い込んでやった


沸々と湧き上がる

憎悪と敵意を抑えきれずに

体中から

蒸気のようにめらめらと溢れ出し

人間の心を持たぬ鬼と化す

悪魔に心を明け渡してしまったような

心地よい妙な安堵感が漂い始めた


お前たちの見えぬ世界で私は生きてやる

もう何も気にしなくてもいい

もう何も悩まなくてもいい

もう何も考えなくてもいい


 笑うだけ





どす黒い空を見上げたー





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Last updated  2006/01/13 12:47:23 AM
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