「 受験勉強をする君たちへ 」
一つ一つを覚えるたび
いろんなことを学ぶたび
そして君はどんどん成長をしてゆく
しかし不安や焦りを感じ
くじけそうになることもあるだろう
投げ出したくなるようなこともあるだろう
しかもそんなことまでも振り返る時間も
君たちには与えられていないだろう
誰もが一度は通って行く道だけれども
君たちにとって今は忍耐だけの季節かもしれない
張り裂けそうなその胸を抱えながら
今夜もまた長々と椅子に座り机に向かうことだろう
窓越しの冬の季節風がいっそう君たちを
追い討ちをかけていることだろう
きっと辛いだろう
もっとも苦しいだろう
ときには叫びたくなる気持ちになるだろう
だけど社会はそんな君たちに期待をしているんだ
君たちが学校で学んだり勉強したり
また自宅や図書館で学習した知識が
将来の社会の豊かさと幸せのために役に立つことを
みんなが待ち望んでいる
今君たちが暮らしているこの社会が求めている
勉強することは君だけのためじゃないんだ
今君たちが生きているこの社会のためでもあるんだ
より多く勉強をしてひとつでも上を目指すのもいいけれど
大きな壁に向かい合わなければなら時が来るかもしれない
そんな時こう思ってほしい
勉強に励むことは学生の社会貢献
将来大人になったときその勉強の成果を社会に還元し
将来君たちが活躍することで
みんなに笑顔を与え
喜びや幸せを感じさせることができたのなら
どんなにすばらしいことだろうと・・・
今夜も明晩もそしてこれからも
そんなことを頭に思い描きながら勉強に励んでほしい思う
大義かもしれない
夢または空想?
非現実的かもしれない
けれど
頑張ればきっと誰かが笑顔になり幸せに思ってくれると
瞬間でもいい誰かに伝えられると
私はそう信じています
最後に
なにごとにも自分を追い詰めてはなりません
誰も自分も責めてもいけません
それは
十字架を背負いながら
悲壮感と焦燥感を持ちながらでは
辛すぎるからです
体に気をつけて
あなたが幸せでありますように
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