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農哲@イタリア

農哲@イタリア

2010.05.17
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カテゴリ: 作業記録

161.jpg

5月11日に到着して、はや一週間が経とうとしている。

全くイタリア語はできないけど、
fulvioの息子のugoが少し英語ができるので
おかしなことに英語でやりとりしつつ、
イタリア語をなんとか上達させたいと考えている毎日。

着いて数日は雨が毎日降っていたので、
なかなか作業が進まなかった。
Ugoに言わせると
「この季節ではありえない」

全世界的に気象がおかしくなっているのかもしれない。
なんて話し合っていたけれど、
やっとここ数日は天気も回復して
5月のイタリアらしくなってきた。

不思議なことに、建物とかはまったく日本のとはちがうけど
風景は似ている。
なにより、草が、いわゆる雑草が同じものが多い。
スギナやアカザ、ノゲシ、アザミもちろんクローバーなんかも。
牧草類もたくさん生えていて、やっぱり北海道の景色と似ている。
そして目の前に広がる田んぼ。
日本の内地のように狭くはなく、北海道的な一枚一枚が広い感じ。

あとは、白樺が以外に多い。
でも、日本では樹液をとるんだなんて言っても全く通じず・・・


ここで一人で黙々と作業していると
自分がどこにいるのかなんて気にならなくなるし
まったく違和感がなくなる。


特に、くん炭を作って炭まみれになった時には
「どこも同じだ。」
と確信した。

人間のやることなんて、「衣食住」に沿っているならば似通ってくるはず。
そして、その場その場にあるものを智慧をしぼってうまく生かしてきただけ。

そして、彼らは技術も持っている。
即席でくん炭器も作ってくれた。

あるものでうまく対応する。

学ぶことは多い。

153.jpg


ここのファミリーはかなり徹底した菜食主義だけど、
うれしかったのが野草を食べるということ。
食事はその時、その時の旬のものをとるのが一番だけど
何も「これは野草です」なんて飾るのでもなく
ごくごく当たり前に、食卓に上るのがうれしい。
(もちろんこういうケースはまれだろうけれども)


苗作りの方は
やっと苗箱が日本から届きそうで、
それなりに紆余曲折ありながらもみんなのおかげで
なんとかいってます。
ここにはたくさんの米の種類があるけれど、
今回は時期も時期だし晩生のものを選んだ。
うまくいけば6月中~下旬には田植えできそうな見込み。

289.jpg

しかし、日本も恵まれた土地だと思っていたが
ここもまたすばらしく恵まれた土地。
本当のアルプス山脈からの水を使えるというのもまた格別なこと。

生きててよかったと思えることが多々。
あとはひたすらに黙々と汗を流す毎日を過ごすだけだ。

Yasu





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最終更新日  2010.05.21 14:22:11 コメントを書く
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