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2004年12月13日
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<生活環境の中の化学物質がなぜ問題なのかー4>
「子どもを化学物質から守るにはどうしたらいいのか」とい
うことを考える前に「成人と子どもの違い」について米国環
境保護局(EPA)を見てみたいと思います。
・子どもは成人に比べて体重1kg当りの水分、食べ物、空気
 の摂取量が多い。
  ・食べ物:1~5才の子どもは成人の3~4倍
  ・空気:幼児は成人の2倍

 (アメリカでの調査結果です)
  有機リンの農薬散布が子どもたちに大きな影響を与える
  ことに注意してください。
・子どもの生活行動は環境の中の汚染物質を取り込みやすい
  ・手から直接口に持っていく習性がある
  ・地面、床面に近い
・子どもの代謝系や解毒機構が成長途上にあり、成人に比べ
 て有害物質の解毒や排出がうまくいかない。
  ・急性毒性を示しやすい
  ・成長が盛んな時期は影響が大きい
・子どもの神経系、免疫系、生殖系の発達には臨界期がある

 らなかった方々のために、大切なことですから再度記して
 おきましょう。
  ・臨界期に受けた影響は一生涯残る
  ・胎児期、乳幼児期の神経系の発達段階では、脳の保護
   機能である血液脳関門が形成されていない

   達し、脳構造異常や神経系のネットワーク形成障害に
   よる行動異常などの原因になる可能性がある

私たちは「子どもの健康を守ることが最優先される環境づく
り」をしなければならないと思います。
1997年「子どもの健康に関するG8環境大臣宣言」(通称:
マイアミ宣言)にあるとおり、
・環境中に存在する化学物質のリスク評価を検討するときは、
 子どもの健康保全を最優先しなければならない。

海外ではいろいろ積極的に取り組まれているが、日本ではど
うだろうか。相変わらず官と業の利権と大企業保護政策しか
感じられないのは私だけだろうか。
何度も云っているように、われわれ国民が当事者意識を持っ
て自立しなければ環境は変らない。「他力本願」と「平和ボ
ケ」から脱却したいものです。
最も悪いのはノーテンキの国民だろう
                       <終>





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最終更新日  2004年12月13日 15時57分50秒 コメントを書く


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