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ATACとは、電子情報支援技術とコミュニケーション支援技術に関するカンファレンスという意味なので、多数の支援技術の紹介や使用の実例、機器展示等が有ります。
昨年度、初めてATACに参加した時は、こういう分野でもこんなにいろんな機器やソフトの開発が進んでいるのだと知って、物凄く驚いたのですが、それから1年。
正直、昨年の様な驚きは無かったし、劇的に進歩したという感じは無かったです。
ちょっと期待値が高すぎたのかも知れませんが・・・
ただ、日本ではこういう開発にはお金がかかるのに、うまく企業を支援する仕組みが無いのでしょうがない面も有るんでしょうね。
欧米では、安くて使いやすいVOCAなどがたくさん有るそうです。
発達障碍を持つ人を支援する機器として
携帯電話を使ったメモツール(極端な物忘れの防止)
ローテクですが、スケジュール帳の方が便利かも知れません。
パソコンソフトで作成して、印刷できるものも有ります。
ノイズキャンセリングヘッドフォン・イヤーマフ(感覚過敏)
補聴器を使う例も有るそうです。人の話し声だけを集中して聴くことが難しい場合、教室で先生の話が聞こえなくて授業についていけなくなる事も有るんだとか。
ちびっちも、時々、指示の声が通ってないと感じることが有るのですが、耳塞ぎをしたりする事も有るので検討しないといけないかなぁ?と思ったりします。
付箋紙(ADHDなど注意障碍)
機器では有りませんが、有効みたいです。
よく、会社のPCにペタペタ貼ったりしますけど、たくさん貼ると逆に混乱するので使い方には注意が必要だという事です。
タイムエイド(時間感覚の把握が困難)
タイムタイマーとかです。ちびっちも時間感覚は弱いです。
VOCA(携帯用会話補助装置)を使った例として、香川大学の坂井先生のお話が有りました。
発語の少ない子がVOCAを使用すると機械に頼って話せなくなってしまうのでは?という考え方も有るみたいですが、 例では音声表出の無い自閉症の子とVOCAを使ったコミュニケーションを繰り返し、又、それをビデオに撮って検証しながら指導を進めた結果、自発的に音声で「くすぐり遊び」を要求するようになりました。
発語の訓練では無く、コミュニケーション支援から入って結果的に発声に至るという経過がATACらしいというか坂井先生らしいというか、おもしろいなぁと感じました。
支援ツールの開発の例では、「 RAINMAN3
カレンダー、スケジュール、タイマー機能を持ったソフトで、PC上でも携帯上でも動作するので、PCで設定して携帯に持ち出す事も出来ます。
現在無償ダウンロード可能で、テストユーザーを募集しているそうですが、お試し用にソフトを貰って来たので、ちびっちに試してみようかと思っています。
あと、ATACといえば忘れてはならない中邑先生の学習障害とテクノロジーの話も興味深く聞きました。
目で見て分かりにくい障碍なだけに誤解される事が多く、特別扱いに否定的な意見も有るかもしれないけれど「話せることよりコミュニケーションできること」「歩けることより移動できること」「情報を記憶することより情報を活用できること」が大事なんだという考え方の提示はすばらしいと思います。
ATAC特別価格だったので、本も買ってしまいました・・・。
とりあえず、我が家はちびっちへのスケジュール提示を充実させたいと思います。
ソフトが良いか、手書きが良いかはちびっちの反応を確認しながらです。
にゃん吉の演奏会とか、見れるようにするのがとりあえずの目標かな。
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