おやじのターン　BS side

初心者パパママのためのバトスピ講座その五

いってみましょう！！

前回の予告通り今回はマジックについてです。

マジックのカードは、左上コストの周りが星型（？みたいな）マークのカードです。

全てのマジックのカードについて言えるのは、「使い切り」ということです。

使用を宣言→フィールドに出す→コストを支払う→効果を発動

これを行うと例外なくトラッシュに捨てます。

｢このターンの間」など、ある程度効果の持続するマジックもありますが、完全に使いきりです。

さて、バトスピのマジックには２種類あるのはご存知ですね。

そう「メイン」と｢フラッシュ」です。

文字通り「メイン」の効果は、自分のメインステップでのみ使う事が出来ます。

そして、「フラッシュ｣は、自分のメインステップと、その４で解説した｢フラッシュタイミング」で使う事が出来ます。

つまりマジックのカードは、

1.自分のメインステップで、｢メイン」と「フラッシュ」の効果

2.自分のアタックステップでアタック宣言をした後のフラッシュタイミングで｢フラッシュ」の効果

3.自分のアタックステップで相手がブロック宣言をした後のフラッシュタイミングで｢フラッシュ」の効果

4.相手のアタックステップでアタック宣言をした後のフラッシュタイミングで｢フラッシュ」の効果

5.相手のアタックステップで自分がブロック宣言をした後のフラッシュタイミングで｢フラッシュ」の効果

以上5つのタイミングでそれぞれの効果を使う事が出来ます。

ここで気を付けなければならないのは、｢メイン」と「フラッシュ」両方の効果をもつマジックでも、自分のメインステップにおいて使えるのはどちらか一方のみということです。

例えば、ネクサス破壊のマジック「バスターファランクス」ですが、

メイン：ネクサスすべてを破壊する

フラッシュ：このターンの間、スピリット1体をＢＰ+4000にする

の効果をもっていますが、使用できるのはどちらか一方です。

基本的には、「メイン」の効果のほうが、役に立つ場合が多いです。（つかえるタイミングが自分のメインステップのみと限定されている為）

さて、基本はこんな感じで、ここからちょっとややこしい話。

バトスピでは、マジックの効果は、即時発動、即時解決であるということ。

つまり、発動した効果には、いかなる手段をもってしてもインターラプト（割り込み）が出来ません。

相手のアタックステップＢＰ3000のスピリットでアタックして来たとします。

このフラッシュタイミングで自分は手札よりフレイムダンスをプレイ！

アタックしてきたスピリットを破壊してくださいと、言った所

相手は、自分のフラッシュタイミングでストームドローをプレイ！！

ＢＰ+3000されるので、アタックしたスピリットは、破壊されないと言って来ました。

はい、何処がおかしいでしょうか？

先に触れた様にマジックの効果は、即時発動、即時解決ですので、自分のフレイムダンスの効果はすぐに発動され、その場でＢＰ4000以下の1体を破壊しなければなりません。

この処理にストームドローの効果は割り込めないので、アタックしたスピリットをＢＰ+3000することは出来ません。

では、逆に同様にして相手がＢＰ3000のスピリットでアタックしてきました。

ここで、自分のフラッシュタイミングで先ずはマジックを使わない事を宣言！！

すると相手は、自分のフラッシュタイミングにストームドローをプレイ！！

アタックしたスピリットをＢＰ+3000に

さあ、また自分のフラッシュタイミングが回ってきました。

このタイミングでフレイムダンスをプレイ！！

しかしアタックしてきたスピリットは+3000されてＢＰ6000。

フレイムダンスで破壊する事は出来なくなります。

このようにお互い同じカード同じ状況でも、使うタイミングによって結果はまったく違う物になります。

以上の事から分かるようにフラッシュタイミングの順番は非常に重要です。

もし後者の場合で相手が、アタック宣言後、｢フラッシュ使いますか？」と聞かずにストームドローをプレイして来たとすると、自分はフレイムダンスを使うタイミングを失う事になります。

フラッシュタイミングは、防御側に優先権があるので、本当は先にフレイムダンスが使えるのに・・・

やはりアタック後のフラッシュタイミングで使いたいカードがある時には、先ず優先権のある防御側のプレイヤーに

｢フラッシュ使いますか？」と尋ねましょう。

そして、使わないと聞いてから自分のマジックを使うようにしましょう。

逆に防御側で聞かれなかったら、使いたいマジックがあるなら、｢ちょっと待ってください。フラッシュ使います」と言いましょう。

特に初心者のうちは、相手のすばやいプレイに圧倒され、やりたいことが出来ずに負ける場合がありますので、注意してプレイしましょう。

｢ちょっと待ってください。」この一言が、勝負の行方を握る場合もありますから・・・

長くなりましたのでこの辺で。

次回は、今の所未定です。

では、

おやじのターーン！！