旨いお酒をもとめてあちらこちら日記

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December 31, 2007
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2007年、恐らく200本くらい家で飲んだあちらこちら

その中で、最も印象に残ったワインは

 タケダワイナリー
  『サン・スフル・デラウェア』2007

山形県産デラウェア種を使い、
酸化防止剤無添加
発酵途中のワインをビンに詰めることにより、
生きた酵母・発酵による炭酸ガスを封じ込め、

ボトルの中に存在するという、
極めて珍しいワイン。

ワインを発酵途中の一部分を
ボトルに詰め込んでしまったかのようなワインです。

恐らくワイナリーで発酵中のタンクの中には
こんな液体があるのでは?


今日は、このワインを開けて楽しんでいます。

板状に固まった酒石を上手く動かして、
固まったオリを攪拌してから王冠を開けました。

プシューと音がして、少し泡が立ちますが、
ボトルからあふれることもなく、


このスタイルのワインも日本ではいくつか造られていますが、
ガス圧の調整がワインまかせとなるため、
あるものはガスが少なく、
あるものは栓を抜くとボトルからワインがあふれ出すこともありました。

岸平典子さん(社長)からは、

とのメールが届いていました。
ビン詰めのタイミングにはかなり気を使っておられた様子。
(最適なガス圧になるように発酵の進み具合に気を使っていたのでしょう)

今年初めて造ったワインとは思えないような完成度。
オーストリアで秋口に出回る
『シュトゥルム』という発酵途中のワインにとても近い個性。

オーストリアでは、その季節でしか飲めないワインですが、
このワインはそれを、耐圧ビンに入れ王冠を打つことにより、
流通することを可能にし、長い間楽しむことができるようにしてくれた。
(シュトゥルムはワイナリーの経営する『ホイリゲ』という飲み屋か
 市内でしか飲めません。栓をすることができないので、
 立てたままそーっと持ち運び短期間で消費してしまいます)
醸造した2000本のワインがあっという間に完売してしまい、
その存在すら知らない人が多かったかもしれませんね。

普段ワインを飲んでいても気付かない
葡萄からワインになるためには酵母の力が必要なんだ
と、あらためて気付かせてくれるワインでもあります。

2008年はどんな素敵なワインに出合えることでしょう?






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Last updated  December 31, 2007 10:59:38 PM
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