活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

2007/05/04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
花火には


というそぶりで、
家路を急ぐ。


職場のある場所の敷地は、
人でごったがえしていた。
GWなのに、
すでに
夏祭りと化していて、

露店がたくさん並んでいる。


花火は7時半に開始。
その数時間前から、
乗用車が激増していた。

私が通勤で使っている橋は、
7時を過ぎた今、
まさにラッシュアワー。
私とは逆方向に、
たくさんの人が歩き、
自転車が走り、
そして、


私1人、
この流れに逆らって
歩いている。


仕事が終わって、
「今日、やっぱり

と、決めた同僚たち。

この状況では、
敷地の駐車場からは
かんたんに脱出できない。
じゃあ、花火が終わるまで
待ってた方がいい!
となったようだ。


花火は4日間連続。
明日は雨になる、という
天気予報を見たのだろうか。
今日はやたらと
人が多い。

橋の上も、
びゅんびゅん飛ばしてくる
自転車があぶない。

花火を見る
グッドポジションを探して、
橋の上で
とどまっている人たちもいる。


私は
こんな近くに
住んでいるんだから、
花火はいつだって
見られるんだ。

前日の花火の時は自宅にいて、
音が聞こえていたけど、
まるで、
爆撃でも
おこっているようだったし…。

なんて思いながら、
私は相変わらず
人の波に逆行してゆく。


橋を渡りきって
海岸通りまで来ると、
海沿いに
たくさんの車が
縦列駐車。
敷地に車を乗り入れできないほど、
大勢来ているようだ。

花火、花火、花火・・・
たった15分程度のものなのに。。。

こんなに押し寄せなくても…。

気にしてないつもりだったが、
私も、
歩きながら時々
後ろを振り返るようになる。


時刻はすでに
7時半を過ぎていた。

敷地では何か、
マイクで放送しているようだ。

交通整理だろうか。
もう、始まるのだろうか。


突然、
低い位置で
光った。

パロパロパロ…という
破裂音とともに、
何度も何度も
飛び出してきた
光の線。

…始まった。

私がいた所は
海岸通りの防風林で
陰になっていた。

あわてて道路をよこぎり、
海岸へ出た。

海岸にも数人、
あちこちに集まっていた。

hanabi1

hanabi2

(写真はボケボケです…
写真は低い位置ですが、
もっともっと高く
花火が上がっていました)

集団の真上に
大音響で上がる花火は
ものすごいのだろう。

それでも私は、
やっぱり
そこから少し離れた
こんな場所で、
次々と上がる花火が
海面に光を落とすのが
とてもステキだと思った。


いやぁ、やっぱり
ここに住んで良かったねぇ。


花火は、
夏と、クリスマスにも
ありますぜ。





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Last updated  2007/05/06 06:08:24 AM


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