鈴鹿サーキットF-1開催復活
日本におけるF-1認知に貢献した鈴鹿サーキット
昨年、鈴鹿でのF-1開催が消滅してしまったけど・・・ついにまた復活します。
隔年開催となりますが、鈴鹿にF-1が帰ってきます。
A・セナ&HONDAの強力タッグが、日本のF-1を熱くさせた時期がありました。
日本人ドライバー中嶋悟・鈴木亜久里
日本のエンジンサプライヤーとして、HONDAはもちろん、YAMAHAそして・・・知らない人もいるかもしれませんが、SUBARUすらも参加していたんですよね。
テストのみで終わりましたが、いすゞもF-1に興味を示した時期もありました。
その他にも、NGKやSHOWA・ENKEI等国内企業がパーツ供給しているなど、非常に日本と縁のあるモータースポーツの一つ
自分がF-1が好きで見ていた時期は数シーズンでしかないのですが・・・
しばらく、狂ったようにF-1関係のプラモ買いあさった時期がありました。
F-1のプラモの発売元としては、大御所のタミヤそしてハセガワにWAVE・モデラーズ、今は無きロッソがありました。
1/20スケールという他と少し変わったスケールで商品展開したタミヤ
タミヤディフォルメ
とよばれる、実際寸法を単に1/20しただけじゃなく、模型としての見栄えを優先したディフォルメの総称として呼ばれた時期もありました。
なにより、エンジンなどの細かな箇所の再現が素晴らしかったです。
対する ハセガワ
は、スタンダードな1/24スケールとして、実車から採寸した寸法を1/24で模型にしてきた、あるいみリアル思考でした。
エンジンなどの再現性は低かったですが、それなりに需要がありましたね。
モデラーズ
のF-1デビューは、まさに人気にあやかったティレル019でした。
ジャン・アレジがあのAプロストを押さえてしばらく先頭を走ったアメリカGPは今でも語りぐさです。
そして、なにより中嶋悟の存在が大きかったですね。
そして、当時としては画期的な技術力を備えて誕生したのが ロッソ
でした。
ここは、高い版権料金をふっかけるフェラーリのプラモデルを契約して発売させました。
1/24スケールでありながら、タミヤに迫るディテールを誇り、カーボン素材の表現に凹凸を利用して雰囲気を出すなど、新しい試みがありました。
なにより、当時度肝を抜いたのが、風洞モデルと同じ寸法・・1/8のビッグスケールでF-1つくちゃったことです。
当時としても、恐ろしい金額だった記憶がありますが、今となっては超プレミア価格になっています。
WAVE
はハセガワWAVEとして、F-1人気が下火になってきたときに、ティレル021などを投入しましたね。
ホワイトメタル製のパーツを入れるなどしていましたが、他社に比べて高額だったことを思い出します。
F-1カーモデルで避けて通れなかった問題
「タバコ問題」
発売当初は、マルボロ・キャメルなどのロゴが入っていましたが、途中からロゴが入らなくなって勝手にドイツGP仕様って事になってたW
【限定再販】1/20 マクラーレンホンダMP4/5B タミヤ
伝説のF1カー、鈴鹿での第一コーナーでのクラッシュで有名ですね。
無冠の帝王 N・マンセルのレッド5・・のちにセナのプライドをずたずたにするほどの圧倒的な戦績でワーチャンになりました。
ジョーダン191
シェイクダウンテスト時のカーボン地そのままの美しさ
そして、7UP&フジフィルムのグリーンに身をまとい、日本GPのみはペプシロゴで走ったのを今でも覚えています。
ロータスフォード107B
名門ロータスの最後の車
自分の中で、もっとも美しいF-1マシンです。まだ荒削りだったMハッキネンが乗っていたんですよね。
フェラーリF189後期型
もっとも美しいフェラーリマシン・Aプロスト/Gベルガーの陣営で戦っていたと記憶しています。 (このころはベルガーはマクラーレンだったかも)
のちのF-1マシンに与えた影響は計り知れないものがありました。
ティレルホンダ020
中嶋親父の最後の車
前年成功を収めた019に強力なHONDAエンジン搭載なら、上位争い必定でしょうって開幕前まで思ってたんですけど・・・
空力デバイスに関する規定の変更が、ティレルの戦闘力を完全にはぎ取ってしまったと気がつくのに時間はかかりませんでした。
RA010SA・・・確かこんな名前のV10エンジンだったと思います。
そう・・・中嶋専用のエンジンとして、マクラーレン向けとは若干仕様を変えていたと言われている、涙のエピソードがありますね。
このころのF1マシンが一番かっこいいと今でも僕は思っています。
人によってはJPSロータスや99Tがかっこいいって言う人もいるかもしれませんし・・・葉巻型や早かった頃のブラハムが最高なんて方もいるかもしれません。
今でも日々進化してF-1は開催されています。
HONDA・TOYOTAもしのぎを削って争っています。
佐藤琢磨が走っています。
中嶋の息子も来期走るかもしれません。
でも・・なぜか、あのころのような情熱が沸いてこない。
押入にしまってある・・・・
マクラーレン・ウイィアムズ・フェラーリの1/12キットを完成させて、心に一区切り付けないといけないのかもしれません。