たいそうなタイトル付けましたけど、単なるキットレビューです。
先日の静岡ホビーショー及び各地のタミヤファクトリーで先行販売されたキットです。フォロワーさんのご協力もあって入手することが出来ました。
本当に感謝感謝
それでは、早速中を見ていきますけどタミヤらしい分割とランナー構成となっていますので、タミヤキットを作り慣れた人なら、さほど時間がかからず形に出来るのではないでしょうか?
Cal.50も昔のような一体物ではなく、モールドを優先した分割で組み立てるだけで雰囲気が出そうです。
砲身もパーティングライン処理だけでいけそうなので、この辺りも作りやすさに貢献してそうですね。
このパーツ群は何だ!!
シャーシ下面の駆動系のパーツになります。モールドもシャープで良い感じですね。
どおしても、戦車に比べると駆動系が露出する走輪車なのでパーツ数が多くなるのは仕方がないところですが、タミヤらしい設計の妙で組み立て自体は割とスムーズに行けそうに見て取れます。
最後にホイルやタイヤ・ペリスコープのパーツ等です。
めちゃ、ディスクブレーキなんですね!!この重量を支える足回りも凄いですが制動するブレーキも実際の所凄いですよね。
製品版は、さらに作りやすさに磨きがかかるかも知れませんけど、まずはこれを製作してみたいと思います。
【16式機動戦闘車】
とにかく、驚いたのが静岡ホビーショーでも実車が展示されていましたが、富士の駐屯地からツインメッセまで自走してきたこと!!無論帰りも自走です。
陸上自衛隊富士学校から来たとすれば、片道95K位になります。確かに戦車でも自動車でも95Kは無給油で移動できる距離ですが、基本的に戦車は足回りなどの負担や道路への負担など色々考慮して、長距離移動はトレーラーを使用します。
それは有事の際でも同じです、各駐屯地からトレーラーで前線地殻の集積所に集まり、そこから作戦行動に移ります。
それって、戦車の数だけトレーラーも必要で積み卸しなどの手間や割かれる人員の数は大変な物になります。
それが、こうやって「すいっと」自走してこれるというのは、有事の際も迅速な即応が出来、有効な防衛活動が出来るって事で、この戦闘車の意義は大きいなと感じるわけです。
無論、不整地の走破性などは戦車に劣りますので、活動できる地形に限りは出ますけど
10式戦車があるわけで、互いに補完し合う関係で作戦遂行していくのだと思います。
頼もしい装備ですね!!